ずっと知りたかったこと

この病気になって人生の総括やなって思う

毎日総括したほうがいい
毎日自分がいなくなる
毎日自分が立ち上がる　そういう感覚
毎日総括して生きる
毎日が難しければ
お盆でも正月でもいいから節目に振り返る

振り返ってみると劇的に自分が変わったことに
気づいた動機(きっかけ)の瞬間があるはず

目標に向かって努力をしていく
突き詰めて突き詰めた先に
ぼーっとしているときにはっと気づく　
自分の中でかちっとはまる
ぼーっとするのが大事

でもずっとぼーっとしてる人が何かすごい発見をしてるか？してないやろ？

絶対意味があるから

今日患者さんがふとお話されたこと

自分がここ最近ずっと考えていたことだった
日常の話をしていたら突然そういう話をしてくれはってめっちゃびっくりした
体調について伺ったらぽつりと話された

生きていくとはなんなのか、という問いの答えのようだと思った

自分が日々何かと考え込むことぼーっとすることに意味はあるんだろうか　これからに繋がっていくんだろうか　絶対に意味はある気はするけど何か他にできることがあるんじゃないかと

この話を聞いてから休憩のときも今帰るときもずっと泣きそうになってる
というか電車の中で泣いてる

人生の問いに対するその人なりの答えのようなものを聞きたくて医療の仕事をやっていると言っても過言ではないなと　日常生活ではなかなか聞けないことを聞けること、その人のそのまんまに関われることが面白いと思って、何度も苦しんでるのにこの業界に帰ってきた　そして今回の職場は特にそうなんじゃないかなと思って選んだ…

やっぱり毎日覚えることはたくさんあって
日々の業務は命を預かることで
毎日怖いし不安で
でもどっかで自分なりに
わかりやすい経験や技術ではなくて
受け取れること学べるものがあるんじゃないかって苦しみながらも毎日自分なりに振り返って
生きていくことの気づきを書き留めてきた

今日患者さんから聞いたことが
宝物のようご褒美のよう
涙が溢れてくる

自分が毎日やっていること
心がけていること
大事にしていること
これからやれたらいいなと思っていること

やっぱり間違ってないし素敵だし
すごく人間らしい普遍的なものなんだなあと思った

言語化できひんけど
なんかすんごいぐーーってきてる
すごいものをもらった
こんなに大切なものを
自分だけ知ってるのはもったいないなって思うからいろんなところに行っていろんな人に出会って
いろんな人と関われる仕事をしたいなと思うんや