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モラハラが原因でうつ病になる専業主婦の特徴と7つの対応策

モラハラ夫の被害で日々苦しんでいるあなたへ。

お疲れ様です。

今回のテーマは…
“モラハラが原因でうつ病になる専業主婦”

約30年、2回の結婚生活を経験している私は、2回とも専業主婦でした。

過去の私は常にうつ状態
常に体調が悪く心療内科には随分とお世話になりました。

なので、うつ病に悩む専業主婦の方の辛さはよくわかります。

「夫の顔色を伺う毎日…」

「些細なことで怒鳴られる…」

「私ってダメな人間なのかな…」そう感じていませんか?

実は、配偶者からのモラハラが原因で、うつ病を発症する専業主婦が増えています。

厚生労働省の調査によると、女性のうつ病患者数は男性の約2倍

背景には家庭内でのモラハラが潜んでいるケースが多数あります。

この記事で得られる知識
・モラハラが原因でうつ病になる専業主婦が、現状から抜け出す具体的方法がわかる。
・夫のモラハラ重症度がわかる(チェックリスト付き)

モラハラの現状を理解し、適切な対処法を身につけることで、あなたは再び笑顔を取り戻せるはずです。

自分らしく生きるための第一歩を、ここから踏み出しましょう。

では、解説していきます。

モラハラでうつ病になる専業主婦の特徴

モラハラ夫からの精神的な支配は、専業主婦の自尊心を大きく傷つけ、うつ病を発症するリスクを高めます。

特に、経済的な依存は、モラハラから抜け出すことを困難にし、精神的な負担を大きくします。

世間の人は仕事していない専業主婦を
「結構なご身分ね」「遊んで暮らせてうらやましい」などと、偏見を持つ人もいます。

専業主婦であるモラハラ夫の妻は、常に孤独です。

孤独ゆえに、うつ病になってしまうのです。

精神的な支配:言葉の暴力や無視による影響

モラハラ夫は、言葉の暴力や無視によって妻を精神的に支配しようとします。

「お前は何もできない」

「俺がいなければ生きていけない」

モラハラ夫の暴言、無視、冷たい態度は、妻の自尊心を傷つけ、精神的に追い詰めていきます。

このような状況下では、自己肯定感が低下し、うつ病を発症するリスクが高まります。

モラ夫から完璧に洗脳されていた過去の私は、
自己肯定感という言葉さえ知りませんでした。

無知で未熟だった私はモラ夫の言葉を真に受け、いつも自分を責めていたのです。

経済的な束縛:専業主婦の弱みにつけ込むモラハラ

専業主婦は、経済的に夫に依存している場合が多く、モラハラ夫はそれを利用して妻をコントロールしようとします。

・生活費を渡さない
・自由に使えるお金を制限する
・家計を細かく管理する

経済的な束縛は、妻の行動を制限し、精神的なストレスを増大させます。

経済的自立が難しい状況は、モラハラから逃れることを困難にし、うつ病を悪化させる要因となります。

社会的孤立:外部との繋がりを断つモラハラの恐怖

モラハラ夫は、妻が外部と関わることを極端に嫌がり、友人や家族との交流を制限することがあります。

「あいつらはろくなやつじゃない」「俺以外の人間と関わるな」といった言葉で妻を孤立させ、自分の支配下に置こうとします。

私も、モラハラ夫に交友関係を制限されていました。
モラ夫が在宅中は電話したり、友人と会うことは禁止。

実家の毒親と絶縁していたので、本当に孤独でした。

社会的な孤立は、妻の孤独感を深め、ストレスを解消する機会を奪い、うつ病のリスクを高めます。

モラハラ夫の中には、転勤族も多くいます。

うちのモラ夫の場合、職場でいつも孤立しているので、数年ごとに転勤を繰り返していました。

転勤のするたびに、どんどんモラハラがひどくなる。

知らない土地での生活は孤独感に追い打ちをかけます。

専業主婦の社会的孤立と転勤族のモラハラ妻には多くの共通点があります。

専業主婦がうつ病から抜け出すための7つの対応策

モラハラ被害を受けてうつ病になった専業主婦が、再び自分の人生を取り戻すための具体的な対応策を7つにまとめました。

モラハラの実態を認識し、証拠を固め、信頼できる人に相談することから始まり、経済的自立、別居・離婚の検討、専門家のサポート、そしてセルフケアについて解説していきます。

対応策1:モラハラを自覚する:被害の実態を把握し、問題に向き合う

まずは、自分がモラハラを受けていることを自覚することが重要です。

「夫は少し厳しいだけ」「私が我慢すればいい」と考えていませんか?

モラハラは決して許される行為ではありません。

冷静に現状を把握し、問題に向き合う勇気を持ちましょう。

ここで、簡単なワークをしてみましょう。紙とペンを用意してください。

紙に書き出すと、これまできづけなかったモヤモヤした気持ちが明確になります。

チェックリストは当てはまる項目が多いほど、あなたは夫からモラハラを受けている可能性が高くなります。

【夫のモラハラチェックリスト】

チェック1.相手は、あなたの意見や気持ちを尊重していますか?
常に自分の意見が正しいと言い張り、あなたの意見を無視したり、バカにする。
・あなたの感情を理解しようとせず、「そんなことで悩むな」と切り捨てる。

チェック2.相手は、あなたをコントロールしようとしていませんか?
どこへ行くのか、誰と会うのかなど、あなたの行動を細かく監視したり、制限する。
・あなたの服装や髪型、交友関係にまで口出しする。

チェック3.相手は、あなたを否定したり、貶めたりしていませんか?
あなたの能力や価値を否定し、「お前なんて…」という言葉で傷つける。
・外見や性格について、容赦なく批判する。

チェック4.相手は、責任転嫁をしていませんか?
・自分が悪いことをしても、必ずあなたのせいにする。
・自分が起こした問題の責任を、あなたに押し付けようとする。

チェック5.相手は、あなたを脅したり、恐がらせたりしませんか?
・物理的な暴力だけでなく、精神的な暴力(無視、暴言など)であなたを追い詰める。
・別れたり、家を出ていったりした場合の報復をほのめかす。

チェック6.相手は、嫉妬深く、独占欲が強くないですか?
・あなたの異性関係を疑い、束縛する。
・あなたの友人や家族との付き合いを制限しようとする。

チェック7.相手は、常に自分が正しいと思い込んでいませんか?
自分の意見が絶対で、他の人の意見を聞き入れない。
・自分の間違いを認めず、常に相手を責める。

チェック8.相手は、過去の過ちを蒸し返し、あなたを責めたりしていませんか?
・一度あったことを根に持ち、何度も同じことで責め立てる。
・あなたの過去の過ちを武器にして、あなたをコントロールしようとする。

チェック9.相手は、あなたを孤立させようとしていませんか?
・あなたの友人や家族との関係を悪化させようとする。
・あなたが誰にも相談できないように、孤立させる。

チェック10.あなたは、相手を恐れて、いつもびくびくしていていませんか?
・相手の機嫌を損ねないよう、いつも気を遣っている。
・相手に逆らえないと思い、自分の意見を言えない。

対応策2: 証拠を残す:録音や日記でモラハラの事実を記録する

モラハラ夫は、自分の言動を認めなかったり、被害者を嘘つき呼ばわりしたりすることがあります。

そのため、モラハラの証拠を残しておくことが大切です。

暴言を録音したり、モラハラを受けた日時や内容を日記に記録したりすることで、客観的な証拠を確保できます。

対応策3: 相談する:信頼できる人に話を聞いてもらい、支援を求める

一人で抱え込まず、信頼できる人に相談しましょう。

家族や友人に話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。

また、専門機関に相談することで、具体的なアドバイスや支援を受けることができます。

対応策4: 経済的自立を検討する:パートや在宅ワークで収入を得る

経済的な自立は、モラハラから逃れるための重要なステップです。

パートや在宅ワークなどで収入を得ることで、経済的な余裕と自信を持つことができます。

モラハラ夫は、監視がきつく働くことを禁止している場合が多いので難しいです。

それでも、このまま何もしなければ何も変わりません。

最初は1時間程度の単発バイトからでも始めてみましょう。

お給料の額は少ないですが、あなたが社会との繋がりを作ることで、孤立感を解消できるというメリットもあります。

単発バイトのメリットとデメリット
【メリット】
・メルカリのアカウントで本人確認ができていればすぐに仕事ができる
(メルカリハロの場合)
・履歴書、面接なし・仕事が終わるとすぐに給与がもらえる
・年齢の上限がない

【デメリット】
・地域によっては仕事が少ない
・スキルアップは難しい・競争率が高い
・メルカリハロは、メルカリアカウントに紐づけされているので、個人情報漏洩リスクがある

メリット、デメリットを理解した上で、可能な限り外で働いてみることをおすすめします。

私自身も、モラ夫からの移動制限が厳しく外に出るのが難しくとても苦労しました。

地方在住で、車が使えない状況の中、モラ夫の出張を狙って単発バイトしていました。

ネットも制限をかけられていて、Wi-Fiは禁止でしたが、単発バイトで貯めたお金でWi-Fiを契約。

Wi-Fiは夫が出勤したらオン、帰宅したらオフにしていました。

ルーターは見つからないように、クローゼットの中に隠し、箱で見えないようにして隠していました。

奥の箱の中ルーターが入っている。モラ夫が私のクローゼットを見ないようにクローゼットは壁に向けて設置。モラ夫が帰宅したら、コンセントを抜き、箱の中に収納。
この方法で家出するまでの約2年間、在宅ワークで家出資金を貯めました。

パソコンはモラ夫が不意に帰宅し時にバレないよう、押し入れを改造したデスク?で作業。

モラ夫が不意に帰宅したら、パソコンをバスタオルで包み押し入れの戸袋に隠します。

バスタオルの下にはパソコンが隠されている

この環境で約2年、在宅ワークでお金を稼ぎました。

私は元来根性ナシのダメダメ人間ですが、この時の経験は私を大きく成長させてくれました。

対応策5: 別居・離婚を視野に入れる:安全な場所を確保し、法的支援を受ける

モラハラが深刻な場合は、別居や離婚を検討することも必要です。

安全な場所を確保し、弁護士などの専門家に相談することで、法的支援を受けることができます。

弁護士相談を受けるコツ

・複数の無料弁護士相談を受けて知識を得る。

・弁護士費用は高額。無料相談を複数受ける。

・焦って契約しない。

対応策6.専門家のサポートを受ける:カウンセリングで心の傷を癒す

モラハラによって受けた心の傷を癒すためには、専門家のサポートが必要となる場合があります。

カウンセリングを受けることで、トラウマを克服し、自己肯定感を取り戻すことができます。

対応策7.セルフケアを大切にする:休息とリフレッシュで心身を回復させる

モラハラに対処する過程では、心身ともに疲弊してしまうことがあります。

そのため、セルフケアを大切にし、休息とリフレッシュを心がけましょう。

趣味を楽しんだり、リラックスできる時間を過ごしたりすることで、心身のバランスを取り戻すことができます。

とはいえ、モラハラで追い詰められていると自分を許すことができません。

自分が許せないと、何をしても心からリラックスして楽しめません。

自分を許すコツは、「どんなことが起きても、自分を責めない」

モラ夫があなたと他人と比較しても、「人は人、自分は自分」
自分に暗示をかけて下さい。

最初はうまくいかなくても、自己暗示をかけ続けていると徐々にモラ夫の言葉から影響されなくなります。

専業主婦がモラハラから抜け出すための対応策まとめ

さて、今回の記事内容はいかがでしたか?
最後にもう一度、今回の記事内容のまとめをしておきます。

専業主婦がモラハラから抜け出すための7つの対応策
対応策1:モラハラを自覚する

対応策2: 証拠を残す

対応策3: 相談する:信頼できる人に話を聞いてもらい、支援を求める

対応策4: 経済的自立を検討する:パートや在宅ワークで収入を得る

対応策5: 別居・離婚を視野に入れる

対応策6.専門家のサポートを受ける

対応策7.セルフケアを大切にする

今回の記事では、モラハラが原因でうつ病になる専業主婦の特徴と、そこから抜け出すための7つの対応策を解説しました。

モラハラは決して許される行為ではありません。

もしあなたがモラハラで苦しんでいるなら、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談したり、専門家のサポートを受けたりしてください。

あなたは決して一人ではありません。
勇気を出して行動を起こすことで、必ず明るい未来を切り開くことができます。

今日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたの幸せを心からお祈りします♡

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