本当に無理しないで
昨年から今年にかけて特に伝えたいと思う事が出てきたので久しぶりに書いています。それは、「本当に無理をしないで下さい」という事です。
少し動ける様になったらすぐに出かけたり家事をしたり、仕事したりするのは、全くもってオススメしません。
私がたまたま見かける方々だけなので後遺症界隈の割合は分かりませんが、少なくはない印象てす。
事情がある方もそうでない方でも、とにかく動きたい人が多いと感じます。
気持ちはわからなくはないですが、動いてはPEMって1日〜数日休み、元気が戻ってきたらまた動く、というのを繰り返している方を見かけます。
*PEM(労作後疲労)
もはや、そういう動きが当たり前の生活になっているみたい。。「あぁ、また数日休んだらいいんだな」と思ってるかの様な感じに見えるのですよね。
それがその人の望む生き方なら良いのですが、そうではないと思うのです。
焦る気持ちを上手くコントロールしながら、体の回復を待つ。それが最も必要な事では、と思うんです。
そして私が懸念するのは、PEMる事を日常的にやっていると、コロナ後遺症からME/CFS(慢性疲労症候群)に移行する確率が上がるのでは、ということです。
確か後遺症外来の平畑先生が後遺症者の一部はME/CFSに移行すると仰っていました。
本当に寛解し完治したいのなら、今の動きたいという欲求を抑えて、控えめすぎる位のペーシングから始めて下さい。
ちなみに私は、どんなペーシングをしたら良いのかわからなかったので(ペーシング、難しいですよね⁈)、お世話になっていた鍼灸師さんに、どんな動きをしたら良いのかの教えを乞い、それだけやっていました。教えて頂く内容は体の回復と共に変わっていきました。
お陰で一度もクラッシュせず、PEMも30分休んだらもう大丈夫、というのが数回あった位と記憶しています。
みなさん色々な事情を抱えているとは思いますが、どうか長い目で見てPEMやクラッシュはしない療養生活を選択されますように。。
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