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【続 窓ぎわのトットちゃん】を読みました
あの方の本を読みました。
![](https://assets.st-note.com/img/1706878641899-QFdqVFTD27.jpg?width=1200)
前作の「窓ぎわのトットちゃん」は
大分前に読みました。
現代なら発達障害と診断されてしまうで
あろうトットちゃん。
小学一年生で学校をクビ(?)に
なってしまうのですが
ちょっと風変わりなトモエ学園に
通うようになって…。
ああいう学校や先生に出会えたら
幸せだろうなと思いました。
これはその後のトットちゃんの話。
いろいろあって波乱万丈な人生だなと
感じました。
もっとも戦時中を生きた方は
各々強烈な歴史があると思います。
徹子さんの純粋さゆえに笑える箇所も
たくさんあり
そして純粋がゆえ運命に素直に
導かれていったのだろうなという
感じがしました。
感心したのは徹子さんの
お母さまの商才です。
戦争で夫が不在の間、疎開先で
女手一つで子供三人と自分の母親を養い
ついには戦火でなくなった家を
再建させました。
いいお家柄の出身だと思いますが
このバイタリティーはスゴいです。
もっともお婆様は筋金入りのお嬢様で
家事も殆どやったことなかったそうですが。
一番強烈なエピソードはコレです↓
徹子が小学生の頃疎開先へ行くため一人で
すし詰めの電車に乗っていた時
トイレに行きたくなって
人を掻き分け掻き分けやっとのことで
トイレに行ったら
トイレの中にも人が乗っていたので
仕方なく席へ戻ってきました。
そうしたらそこで知り合ったおばさんに
「こうやってやるんだよ」と
言われて見ると駅に停車したら
おばさんはその席でモンペを下ろすと
窓枠から白いお尻をつきだして
そこで用を足したそうです。
徹子が周りを見渡すと他の窓からも
白いお尻がいつくもでていたそうです。
今わたしにこれをやれと言われたら
絶対無理❗️
(犯罪になるっていうのもあるけどね。)
でも戦時中の方はそういう時代を
生きぬいてきたのだと思うと
頭が下がるというか
今ある境遇に感謝せずにはいられません。
正直言いますとやっつけ仕事で
読み始めた感は否めないのですが(オイ)
読み出したら面白く
一読してよかったなと思いました。
興味があったら是非。
(微妙な勧め方やな。)