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迷い猫と心を癒す希望のサイネリア

2週間程前から、うちの庭に大きな猫ちゃんがやってきました。
ある日、突然、ビニールハウスの中の箱の中で丸くなって寝ていました。

寒いので暖をとっているのだろうと、そのまま放っておいたのですが、毎日、庭で鳴いていて、声がとっても大きく、よく喋る猫で、まうまうと特徴ある鳴き方で大きな声で喋るように鳴きます。

まうまう鳴くので、まうちゃんと呼ぶと、まうまう返事もします。うちの猫より愛想あり、よく喋る女の子で、人懐っこく、大きく、毛並みも良いので、多分、よそで、とても良い方に大切に飼われていのだと思います。

目やにが酷かったのですが、「目やに取るよ」と言うとすんなり抱かれ、じっとして取らせてくれました。

うちの猫は、怒って暴れて大変なのに…
とっても優しく穏やかな子です。

呼んでも返事しないチビ王、ゆずにゃん

しかし、歯もキバ以外なく、目も見えず、鼻も効かないので、ゆっくりゆっくり歩くのでかなり歳をとっているのかとも思われました。

もしかして、死に場所を探しているのかも…とも思いましたが、どうやらうちの庭が気にいっているようなのでちょっと、戸惑いましたが、本人が居たいだけ自由にしていました。

水をほしいとまうまう鳴き、水もご飯も鼻先まで持っていかないとわからないくらい目が見えないのに、毎日、庭を散歩していました。

飼い主さんを探す為、写真を撮りにビニールハウスに行くと、寝ていた箱の下に横たわっていました。

この日は、声をかけても、揺り動かしても、すでに冷たく硬くなっていて起きませんでした。

大事に飼われていたようですので、飼い主さんには伝えたいと思ったのですが、この子も他の猫や動物同様、飼い主さんの悲しむ姿が見たくなかったのかもしれません

たった2週間位の短い期間でしたし、覚悟はしてましたが、悲しくて涙が出ました。

とても愛想の良く、よく喋る人と会話するような良い子でした。
うちに来たお客さんともよく話ていて、この猫はよく話す猫だね〜なんて言われてました。

素直に抱かれる割には、寒いので玄関先だけでも入れようとしましたが、何故か入りませんでした。

うちと同じチャ虎で、手足だけが靴下履いたような白が特徴的でした。

庭にちょうど、買ったヤマモモの苗を植える穴を掘っていた矢先の事でした。

なので、そこの穴を深く掘り下げて、土葬する事にしました。

庭の枯れ草と枯れ木と木を燃やしてできた炭を敷き、灰で平らにしてから枯れ草を敷きました。

こちらは、以前に買った、大好きな映画、「杜人(もりびと)〜環境再生医 矢野智徳の挑戦」の矢野智徳と大内 正伸さんの本
「大地の再生」実践マニュアルで知った知識から。

水と空気と菌が循環し、分解が進みやすいそうです。

この時期に庭には、花がほとんどありません。
冬花がないのが寂しくて、冬に花咲く菊をたくさん植えていましたが、そんな冬菊も終わってしまったところでした。
かろうじて、椿がいくつかあったのと、家に珍しく買ったばかりのサイネリアがあったので、花摘んで入れました。

寒さ厳しいこの時期は、身体にも負担がかかり、人も植物も動物も亡くなる事が多い時期でもあります。

サイネリアの花言葉は、
快活、喜び、希望

飼い主さんが分からず、お知らせできなかったのは心残りではありますが、

また、良い飼い主さんの元に行けてしあわせでありますように。

短い間でしたが、寒い時期、まうちゃん、毛艶や性格の良さと明るさから飼い主さんの愛情を感じて心暖かい気持ちになりました。
まうちゃん、まうちゃんの飼い主、ありがとう。

天国でもしあわせに
そしてまたステキな飼い主さんの元にでしあわせに生きられますように。
希望の気持ちを添えて

自然の恵みに
感謝♾️合掌

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