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好き嫌いから自分自身を知る そうめん稲荷寿司

私は食べるのが大好きですが、好きな割に苦手な食べ物が人と比べ異常に多い。

肉、魚介類、餅、そうめん、ひやむぎ、パン、うどん、タピオカ、ナタデココなど苦手でまず食べない。

自分でも、もち米は好きなのに何で餅が嫌いなのか?
パスタ、ピザ、ほうとう、ラーメンは好きなのになぜ、そうめん、うどんは嫌いなのか?

自分では、あまり何故か考えた事はなかった。ただ、他人には不思議なようで、何で?と聞かれて、ただおいしく感じない、喉を通らない、胸が詰まると言っていた。
米がダメというわけでもない、小麦がダメというわけでもない。自分でもなぜ?と身体の反応に起こる変化を不思議に思っていた。

ある時、大人数でお昼を食べていた時、そこにいた方が、「夏は食欲なくなるね、さっぱりしたそうめんがおいしいよね〜」と言った。すると、そこにいた人がみんな、「夏はそうめんがおいしいよね〜」「そうめん嫌いな人っていないよね〜」と言ったので、私はビックリした。

ええっ⁉︎ そうなの?

えっ!?そうめんって、さっぱりしてないけど?喉越し悪いし胸が詰まるけど?
あれ? そうめん嫌いなの私だけ?と思った。

冷やし中華、ラーメン、パスタは食べられる。
もしかしたら油が入ると食べられるのでは?
あれ?では、ほうとうは?蕎麦は?

自分の事ながら、アレルギーが出るわけでもなく、胸が詰まる理由がよくわからなかった。

あるところで、お昼をご馳走になった。
そうめんが出てきて、うわっ、苦手なんだよなぁ…と思っていた矢先に、そうめんの上にたっぷりの野菜がのっけられた。

その瞬間、あっ、大好きな冷やし中華と思えば食べられるかもと思いました。

食べたら、胸がつかえないし、初めてそうめんをおいしく感じ食べる事ができたのです。
うわー、きゅうりのおかげで、そうめんがさっぱりしてる〜私、そうめん食べられるじゃん!と苦手を克服して嬉しかった。

このステキな人たちの雰囲気で食べられたのだと思っていた。

そして考え、苦手と好きの理由が分かった!「野菜だ!」と思った。
冷やし中華、パスタもピザも野菜が入っている。パンも苦手な割には野菜たっぷりのサンドイッチは大好きです。
ほうとうにも野菜が入っている。
餅も好きで食べられるのは、大根のからみ餅。

これらは胸がつかえないでおいしく食べられる。

野菜には、消化を助ける酵素や繊維がたくさんある。胃の弱い私を知らず知らず助けていたのは、野菜だったのかもしれない。

そんな事がわかってから、苦手な物が、おいしく食べられるようになりました。

でも、未だにそうめん、うどんなどは野菜がないと胸が詰まって食べられません。
そしてわかったのは、ラーメンも焼きそばも野菜ないとおいしく感じないし、胸が詰まると言うこと。

まさか、キーワードが野菜だとは思いませんでした。

今まで、全く食べなかった、そうめんやうどん、ひやむぎが野菜が入るとおいしい食べられるようになりました。

そして最近、大好きな先生から教えてもらって自分でアレンジしてはまっているのが、そうめん稲荷。

そうめんを酢飯代わりにし、野菜をたっぷり入れたそうめん稲荷寿司

茹でたそうめんを自家製白梅しょうゆと入り胡麻、みじん切りの紫蘇と和えて、すし飯代わりにして稲荷皮に詰めて、きゅうり、みょうが、紫蘇をたっぷり入れて、錦糸卵風にした豆腐皮を入れました。

白梅しょうゆ↓

夏はそうめんはさっぱりしておいしいという事が、この歳にして初めて体感できました。

胸が詰まって、苦手なそうめんが野菜のおかげでサラダのようにすんなり入り、胸がやけもせず、初めておいしく食べられたのです。

それだけでなく、長年の疑問が解けてスッキリした気もしました。

おいしく感じないものは、消化にも良くないので、無理して食べる必要はないと思います。
おいしく食べれない事にも、おいしく食べられるという事にも理由がある。

身体が原因かもしれない。心が原因かもしれない。
好き嫌いから自分の身体や心を知る事も、自分を知る術になるなぁ〜。

おいしく食べる事は、
喜びと感謝につながり
元気なエネルギーになる。

好き嫌いは、自分を知り、
エネルギーをうまく使うのに大事かもしれない。

植物はいろんなことを教えてくれる。
自然の恵みに

感謝♾合掌

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