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時代が変わっても変わらない「本音」

どんなに時代が移り変わっても、人の本音は変わらないのかもしれない…
そう思う瞬間を日々実感している…

人はいつの時代も、自分がしていることを誰かに分かってほしい…
そしてその努力を認めてもらいたいと願っているのではないかと私は思う…
特に、看護師の仕事に携わる中で、そうした「認められたい」という思いが満たされないとき、離職のきっかけになってしまうことを何度も目の当たりしてきた…


便利さがもたらした増えたタスク

技術が進歩し、業務の一部が効率化される一方で、新しいタスクが増え、忙しさに追われる日々…
患者さん一人ひとりに向き合いたいという気持ちはあっても、業務をこなすことだけで精一杯になり、気がつけば心も身体も疲弊してしまう…

コロナ禍の影響もあるのか、人との交流も減り誰にも言えず、一人で抱え込んだ末に、辞める決断をする人が増えてきたように感じる…
その姿を見るたびに、「心の声をもっと吐き出せる場所があれば…」と感じ、本音で話せる人間関係の構築がもっと必要なのではないかと実感する…

支えになった先輩の存在

長い看護歴の中で私にも、迷いを感じたときが何度もありました。
しかし、私には信頼できる先輩がいました…
出来たことは褒め、失敗したことは思いきり注意をしてくれ、気づきを与えてくれる…

先輩は、ただ話を聞いてくれるだけでなく、私の気持ちを受け止め、前を向けるような道筋を示してくださる…
モヤモヤした感情を吐き出すことで、自分の中で整理がつき、「もう少し頑張ってみよう」と思えるようになる…

振り返ってみると、その先輩の存在があったからこそ、今も看護師として続けてこられたのだと心から思う…

誰かの背中を押せる存在になりたい

看護師としての経験を重ねた今、私自身が次の世代の人が、看護の喜びに気づきやりがいのあるこの職業を継続して頂きたいとを思い活動しています…
あの時の先輩のような存在に近づけるために…

28年経っても心の底から「看護師になって良かった」「看護って楽しい」と思える…
今抱えている悩みの答えは、自分の中に必ずある…
ただその悩みを抱えたまま、自分の良さに気づかないのは勿体ないと私は思う…
その答えが何処にあるのか、やりがいを感じられないと今思っている人の背中を押せるようにこれから毎日投稿していきます…

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