小学生、テレビ会議でプレゼン(!?)
こんにちは。
しばらくぶりの記事投稿です(^^)
いささか間があいてしまいましたね。申し訳ありません。
さて、新しいテーマで再スタートしますね。
実は最近、新しいことをはじめています。
小学生の孫と、平日の夕方、テレビ電話で打合せをはじめているんです。
私の子どもから、孫の勉強を見てもらえないかと打診があり、どうしたものかなあ、といろいろ思いをめぐらせている中で、ビジネスで使っているテレビ電話を使ってみようか、ということになり、はじめてからもう一週間以上が経ちました。
今、テレビ電話で、その日の授業で教わったこと、やったことを孫に説明してもらい、それに対して私が質問したり、コメント、フィードバック、アドバイスをしています。
この取り組みについて、いろいろ思ったことがあるので、以下にご紹介しますね。
小学生の子どもにその日の授業内容をテレビ電話で説明してもらい、それに対して大人の聞き手が質問、フィードバック、アドバイスを行うという活動は、学びをより深めるための非常に効果的な方法です。
これは、子どもにとって自らの学びを振り返り、整理する力を育むと同時に、大人との対話を通じて理解を深め、意欲を引き出す機会となります。
1. 子どもが授業で学んだことを説明することの意義
授業で学んだことを言葉にして説明するプロセスは、単に授業の内容を反復するだけでなく、自らの理解を他者に伝えるという挑戦を伴います。これは、子どもがどの程度その内容を理解しているかを確認する良い機会となり、分からない部分が浮き彫りになることもあります。子ども自身が気付かない曖昧な理解や誤解も、説明を試みる中で表面化することがあり、その点を大人が質問することで、さらに深い理解へとつなげることができます。
2. 質問を通じた学びの強化
聞き手が行う質問は、子どもがただ情報を伝えるだけでなく、内容を「考える」契機を与えます。たとえば、
「なぜそう思ったの?」や
「どうやってその答えにたどり着いたの?」
といった質問を投げかけることで、子どもは自分の思考プロセスを整理し、自分の考えを正当化したり再評価したりする機会を得ます。これによって、単なる事実の暗記から一歩進んで、論理的思考力や問題解決能力を養うことができます。
3. フィードバックとアドバイスの役割
説明の後に大人からフィードバックを受けることは、子どもの自信を育てるうえで重要です。具体的でポジティブなフィードバックは、子どもに
「自分はできる」
という自己肯定感を与えます。また、必要な場合にはアドバイスを加えることで、次にどうすればさらによくなるかという成長の方向性を示すこともできます。例えば、「今の説明はとても分かりやすかったよ。次は少しだけこの部分を詳しく話してみるともっとよくなるかもね」といった具体的な提案をすることで、子どもが次回もチャレンジしたいという気持ちを持ち続けられるようになります。
4. テレビ電話を使うことのメリット
テレビ電話を使うことによって、子どもは自宅でリラックスした環境にいながら、学校で学んだ内容をアウトプットする機会を持てます。
画面を通じて顔を見ながらのコミュニケーションは、対面のような感覚を持たせ、より親密なやりとりを可能にします。
また、聞き手が表情やジェスチャーを通して反応を示すことができるため、子どもにとっては
「聞いてもらえている」
という実感が強くなり、安心して自分の考えを表現することができます。
※ 注意点
しかし、この活動を成功させるためにはいくつかの注意点もあります。
子どもに負担をかけすぎない
説明を求める際は、子どもの理解度や疲労感を考慮することが重要です。無理に詳細な説明をさせようとすると、かえってプレッシャーを感じたり、説明そのものが苦痛になることもあります。そのため、子どもが自分のペースで話せるよう、聞き手は柔軟に対応する必要があります。
質問の難易度に配慮する
聞き手が行う質問は、子どもが考える余地を残しつつ、難しすぎず、答えやすいものにすることが大切です。あまりにも難しい質問を連発すると、子どもは
「自分は分からない…!」
と感じ、意欲を失う可能性があります。子どものレベルに合った質問をすることで、成功体験を積み重ねることができます。
興味を引き出す工夫をする
子どもが説明する際、単に「教わったことを話す」だけではなく、自分が興味を持った部分や楽しかったことについても自由に話せるようにすると、より生き生きとしたやりとりが可能になります。子ども自身が楽しんで話せるテーマを見つけられると、会話の質が向上し、学びへのモチベーションも高まります。
以上のように、効果がある方法なのではないかな、と思っています。
孫も積極的に話してくれていることもあり、当分の間、続けていこうと思っています。
おいおいお話ししていきます。どう変化していくか、今から楽しみです。
次回も、どうぞお楽しみに。