寺子屋の山さん

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小学生がテレビ電話でプレゼンしたら、すごい! 2.コミュニケーションスキルの向上

こんにちは。 すでにお伝えしているように、テレビ電話を通じて小学生がその日の授業内容を説明し、大人が質問やフィードバックを行う活動には、以下のような多くのメリットと効果があります。 今回はその二回目、「コミュニケーションスキルの向上」について、掘り下げてお伝えしたいと思います。 どうぞお付き合いくださいね。 小学生のコミュニケーションスキル向上法 現代の教育は、多様な方法で子どもたちの能力を伸ばすことを目指しています。中でも、テレビ電話を通じて小学生がその日の授業内

    • 小学生がテレビ電話でプレゼンしたら、すごい! 1.自信の向上

      こんにちは。 以前の記事で、テレビ電話を通じて小学生がその日の授業内容を説明し、大人が質問やフィードバックを行う活動には、以下のような多くのメリットと効果があるんだよ、ということをお伝えしました。 今回から、そのメリット・効果を、何回かに分けて、さらに掘り下げてお伝えしたいと思います。 今回はその一回目、「自信の向上」についてお伝えします。 どうぞお付き合いくださいね。 「自信の向上」 子どもがテレビ電話を通じてその日の授業内容を大人に説明することは、子どもの自信

      • 小学生がテレビ電話でプレゼンする時の注意

        こんにちは。 前回は、テレビ電話を通じて小学生がその日の授業内容を説明し、大人が質問やフィードバックを行う活動のもつ多くのメリットを紹介しました。 また、メリットとともに、注意が必要なことも付け加えました。 今回は、その注意点をお伝えします。 どうぞ最後までお付き合いください。 小学生が授業内容をテレビ電話で説明し、大人が質問やフィードバックを行う活動を成功させるためには、いくつかの重要な注意点があります。 これらの注意点を具体例とともに挙げてみましょう。 1.

        • 小学生がテレビ電話でプレゼンしたら…

          こんにちは。 前回の投稿から、少し時間が経ってしまいました。 申し訳ありません。 しばらく前にご紹介しましたが、私は今、小学生の孫と、テレビ電話で、その日の授業で教わったこと、やったことを孫に説明してもらい、それに対して私が質問したり、コメント、フィードバック、アドバイスをしています。 ふりかえれば、私の子どもから、孫の勉強を見てもらえないかと打診があり、どうしたものかなあ、といろいろ思いをめぐらせている中で、ビジネスで使っているテレビ電話を使ってみようか、というのが

          あらためて、小学生がプレゼンをする効用 3. クリティカルシンキングの強化

          現在の世の中では、クリティカルシンキングの必要性が叫ばれています。 クリティカルシンキングとは、 「物事や情報を無批判に受け入れるのではなく、多様な角度から検討し、論理的・客観的に理解すること」 ですが、小学生がその日の授業内容をテレビ電話で説明し、大人の聞き手が質問やフィードバック、アドバイスを行う活動では、クリティカルシンキングを強化することができます。 大人の聞き手からの質問やフィードバックを受けることで、小学生は自分の考えを深め、異なる視点を理解することができます。

          あらためて、小学生がプレゼンをする効用 3. クリティカルシンキングの強化

          あらためて、小学生がプレゼンをする効用 2.自信の向上とプレゼンテーション能力の向上

          小学生がその日の授業内容をテレビ電話で説明し、大人の聞き取り質問やフィードバック、アドバイスを行う活動には、様々なメリットがあります。 授業を自分の言葉で説明する経験をすることで、子どもは自己の表現力やプレゼンテーション能力を磨き、自信を持つようになります。 たとえば、子どもが科学の授業で学んだ「氷が水になる仕組み」について説明したとしましょう。  最初は緊張して、言葉に詰まってしまうこともあるかもしれません。 ここで大人の聞き手から、  「氷が溶けたら周りの温度に

          あらためて、小学生がプレゼンをする効用 2.自信の向上とプレゼンテーション能力の向上

          あらためて、小学生がプレゼンをする効用 1.理解の深まりと定着

          こんにちは。 小学生の子どもにその日の授業内容をテレビ電話で説明してもらい、それに対して大人の聞き手が質問、フィードバック、アドバイスを行う活動について、あらためて、その効用を考えてみたいと思います。(ここ数回の記事を見返してみると、いまひとつまとまりがないように感じられましたので…) どうかお付き合いください。 1.理解の深まりと定着 子どもが授業で学んだ内容を説明することは、ただ知識を伝えるだけではなく、自分の中でその知識を再構成し、整理する重要なプロセスです。特に

          あらためて、小学生がプレゼンをする効用 1.理解の深まりと定着

          小学生がプレゼンをする効果 (4)

          こんにちは。 今回も前回に引き続いて、小学生の子どもにその日の授業内容をテレビ電話で説明してもらい、それに対して大人の聞き手が質問、フィードバック、アドバイスを行う活動が及ぼす効果をお伝えします。 どうかお付き合いください。   テレビ電話を使うことのメリット テレビ電話を使うことで、子どもは自宅というリラックスした環境で学校で学んだ内容を振り返り、アウトプットする機会を得ることができます。 たとえば、授業が終わった後、リビングでくつろぎながら、その日の算数の授業で学

          小学生がプレゼンをする効果 (4)

          小学生がプレゼンをする効果 (3)

          こんにちは。 いま、小学生の子どもにその日の授業内容をテレビ電話で説明してもらい、それに対して大人の聞き手が質問、フィードバック、アドバイスを行う活動に取り組んでいますが、ここ最近、この活動が及ぼす効果をお伝えしています。 今回も、その効果をお伝えします。 どうかお付き合いください。     フィードバックとアドバイスは、子どもが自分の成長を実感し、自信を持つために重要な役割を果たします。 特に、テレビ電話で子どもがプレゼンを行い、その内容に対して大人が適切なフィードバッ

          小学生がプレゼンをする効果 (3)

          小学生がプレゼンをする効果 (2)

          こんにちは。 いま、小学生の子どもにその日の授業内容をテレビ電話で説明してもらい、それに対して大人の聞き手が質問、フィードバック、アドバイスを行う活動に取り組んでいますが、前回から、この活動が及ぼす効果をお伝えしています。 今回も、その効果をお伝えしようと思います。   どうかお付き合いください。       テレビ会議で聞き手が行う質問は、子どもの学びの強化につながります。 子どもがただ情報を伝えるだけでなく、その内容を「考える」きっかけになります。   たとえば、「かけ

          小学生がプレゼンをする効果 (2)

          小学生がプレゼンをする効果 (1)

          こんにちは。 前回お伝えしたように、小学生の子どもにその日の授業内容をテレビ電話で説明してもらい、それに対して大人の聞き手が質問、フィードバック、アドバイスを行うという活動をはじめたところですが、この活動が及ぼす効果を考えてみました。 この効果はいくつもあるので、何回かに分けてお伝えしようと思います。 どうかお付き合いください。 授業で学んだことを子どもが言葉にして説明することには、大きな意義があります。 それは単に学んだ内容を思い出す作業にとどまらず、自らの理解を

          小学生がプレゼンをする効果 (1)

          小学生、テレビ会議でプレゼン(!?)

          こんにちは。 しばらくぶりの記事投稿です(^^) いささか間があいてしまいましたね。申し訳ありません。 さて、新しいテーマで再スタートしますね。 実は最近、新しいことをはじめています。 小学生の孫と、平日の夕方、テレビ電話で打合せをはじめているんです。 私の子どもから、孫の勉強を見てもらえないかと打診があり、どうしたものかなあ、といろいろ思いをめぐらせている中で、ビジネスで使っているテレビ電話を使ってみようか、ということになり、はじめてからもう一週間以上が経ちまし

          小学生、テレビ会議でプレゼン(!?)

          小学校低学年の子どもの読解力を上げる方法 12.読んだ本の内容を説明する

          今回は、「読んだ本の内容を説明する」ことについて取り上げてみます。 小学校低学年の子どもにとって、はじめは少し難しいことかもしれませんが、この「読んだ本の内容を説明する」ことって、読解力をあげるのに、とてもよい方法なんです。 以前の内容と重なる箇所もありますが、その箇所はやはり重要なポイントです。  そちらもふくめて、以下に紹介しますね。 〇 読んだ本の内容を説明する 本を読んだ後、読んだ内容を誰かに説明することは、読解力をぐんと伸ばすためのとてもいい方法です。

          小学校低学年の子どもの読解力を上げる方法 12.読んだ本の内容を説明する

          小学校低学年の子どもの読解力を上げる方法 11.親が本を読む

          今回も、小学校低学年の子どもの読解力を上げる方法について紹介しますが、今までとはちょっと見方を変え、親が本を読むことについて触れてみたいと思います。 これまでは、子どもを主体となる方法でしたが、今回は、親御さんが主体です。 もちろん、これまでの内容と重なる箇所もありますが、その箇所はやはり重要なポイントなので外せないので、ご了承下さるとうれしいです。  そちらもふくめて、以下に紹介しますね。 子どもは、親の行動をよく見ています。 親がやっていることを、まるで鏡のように

          小学校低学年の子どもの読解力を上げる方法 11.親が本を読む

          小学校低学年の子どもの読解力を上げる方法 10.たくさん会話をする

          今回は、小学校低学年の子どもが読書を楽しみながら読解力を伸ばす手立てとして、たくさん会話をすることを取り上げてみます。 じつは、親子の会話というのは、子どもの言葉や考える力を育てる大切なチャンスなんです。 普段の何気ない会話の中にも、 「誰が・いつ・どこで・何を・どうした」 というお話の要素が自然に含まれていて、子どもはそれを聞くことで知らないうちに言葉を学んでいます。 たとえば、夕食の準備をしているときに、 「今日は、お母さんの仕事場でこんなことがあったんだよ」 と話

          小学校低学年の子どもの読解力を上げる方法 10.たくさん会話をする

          小学校低学年の子どもの読解力を上げる方法 9.語彙力を増やす

          今回は、小学校低学年の子どもが読書を楽しみながら読解力を伸ばすため、語彙力を増やすことについて、考えてみたいと思います。 小学校低学年の子どもにとって、語彙力を増やすことは、新しい世界の扉を次々と開いていくようなものです。 毎日の生活の中で、ちょっとした瞬間が、子どもの世界を広げるきっかけになります。 ここでは、その扉を開くための方法をいくつかご紹介します。 以前の内容と重なる箇所もありますが、その箇所はやはり重要なポイントです。  そちらもふくめて、以下に紹介しま

          小学校低学年の子どもの読解力を上げる方法 9.語彙力を増やす