夫に頼みごとするときは拒否権を与えないような怖い言い方をしていたのかも…苦手は怖さ!?
ある女性相談者さまがこんな話をしてくれました。
断ることが苦手な人は、断られることも苦手です。
なぜなら「断ること」や「断られること」自体、相手や自分が傷ついてしまうような気がしているからです。
また、断ることが苦手な人は一生懸命頑張ってしまう人でもあります。断れないから一生懸命頑張ってしまう。そして、一生懸命頑張っているからこそ、断られると深く傷ついてしまいます。
こんにちは。夫婦問題カウンセラーの小林美智子です。
じゃあ、どう考えていけばいいのでしょうか?
先程の女性相談者さまは、働き方を変えたり、家事育児をラクにする工夫をしたりと、自分のために動き出しました。そして、少しずつ少しずつ自分の時間がとれるようになって、ちょっとずつラクに生きられるようになりました。
特に女性は、仕事に家事に育児にととっても忙しい。でも、その忙しさを減らすキッカケは自分でつくるほうが手っ取り早い。女性相談者さまは自分で動き出すことで、自分にフォーカスできるようになったんだと思うんですね。そして、それが自分と向き合うということだと感じています。
また女性相談者さまは、断りやすい相手に思い切って断ることからチャレンジしました。そして範囲を広げながら少しずつ慣れていきました。そしたら「断ることや断られること」への「怖さ」がだんだん薄らいできました。
そして、
⭕断っても大丈夫。断るという事実自体が、相手の存在そのものを傷つけるわけではない(言い方に気をつければ、断っても良い)
⭕断られても大丈夫。断られたからといって、私の価値がなくなるわけではない。
こんなふうに思えたんだと感じました。
人は誰でも、苦手なもの、苦手なことがあります。そしてこの「苦手」が「怖さ」につながってしまうこともあります。
女性相談者さまは「断ることや断られること」が苦手。そして、その苦手なことを「怖さ」だと感じていました。だから夫に拒否権を与えないような怖い言い方をしてしまっていた。
ところで、あなたは、
苦手=怖さ
につながるようなことって、何かあるかな?
もしかしたら、そんなことが夫婦関係に何か影響しているかもしれません。今回はそんな視点で夫婦関係や自分の人生を振り返ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。