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アートと私。

アートが好きだ。
どんなアートでもそこに手掛けた人がいて、
それを生み出すエネルギーが加わっているから。

最近は21世紀の新しいアートと言われている
アールグラージュのPRを担当させていただいているのですが、
初めて長崎の三原庭園で観た時に感動して、
心の奥が震えたんです。
なんだこれは!と。
音と光と絵の織りなす不思議な世界。
絵だけでも成り立つ作品を
特殊なライトで照らすことでまた新たな一面…
何面にもグラデーションを描き変わる様…

そこに合う音が乗り、唯一無二の感動体験になる。

まるで一本の映画を観たあとのような…
2時間、映画館に座りあくびをして映画館を後にする…そんな経験もある私ですが…
アールグラージュはたった3分でこんなにも人の心を打つ。
そう、心を打つのだ。

私が観たエリザベス女王から緑の魔術師と呼ばれた
石原和幸先生のチェルシーフラワーショーで
最高得点を叩き出した日本庭園を
【アールグラージュ】にしたその作品は
こんなにも私の胸を、心を打った。

それはあの頃子供だった自分を思い出したり
いつか想ったあの日のときめきだったり
今は亡き祖父の面影だったり…。

3分間。
その間にいろんな想いが駆け巡る。

ねぇ、おじぃちゃん、その歌なんて言う歌?
夕方の町を歩きながら、
おじいちゃんのゴワゴワした手を握りしめていた私はおじいちゃんに聞く。

おじいちゃんが口にした歌は
聴き慣れないメロディーだったから。

ふるさと、って言うんだよ。

少し音程のずれた音で歌うおじいちゃんの声は
かすれて、でもどこかさみしげで
でも優しくて。

夕暮れに切なく響いたカラスの声と
おじいちゃんの横顔。

その【ふるさと】の音と共に
変わりゆく日本庭園を、
アールグラージュで眺めた時、

あぁ、って。

心の奥につかえていたものが取れたように
流れ出すものがあって。

いつか何処かで観た雑誌に載っていた
美しい女性の横顔も

山頂まで登った富士山も

中学生からずっと好きだった
アーティストの作品も

アールグラージュで私の歴史として
観る事が出来た。

その体感をもっとみんなにもしてもらいたいし
観てもらいたいなって思うんです。

そして絵を観ることで心が整ったり
とても優しい気持ちになれることができるし

お家にいる時間が長い人にも
心のお守りのような

そんなアートとして
大切に観てもらえたらいいなって
思う。

大好きなアルフォンスミュシャの黄道十二宮。
横顔が似てる、と言われて写真を撮ってもらった。
すると不思議とミュシャの作品が目についたり
あさみちゃんに、とミュシャのグッズを頂いたり
ミュシャの個展やってるよ、と教えてもらって行ったり…

私の中でこうして【アート】が日常に入っていく。

アートはトクベツなものじゃないのだ。
生活の一部に溶け込む。
あなたの手にしているもの、
ペン一つにしてもアートが施されていたりする。

毎晩口にするワインのラベルもアートだし
スマホの中ではアートに次ぐアートで
溢れかえっている。

人々が何故こんなにも
アートを描き、発し、求めるのか?

今だからこそ。
心に愛を、心に癒しを、心に拠り所を。

アートは常にそこにあり、裏切らない。

変わるのは人。
何百年も同じ横顔で、
タッチで、
作者の想いで、そこにある作品たち。

それを見る人や気持が常に変わる。
そしてだからこそ良い、悪い、とジャッジされる。

作者の想いとはウラハラに。
時代の背景、風潮、流れ。

一時期は評価されなかったものたちも
ある時を超えて注目され、
評価されかけがえのないものになる。


人は変わる。
だからこそ変わらないアート、
作品の想いに私たちは恩恵を受けようと
そこに想いを馳せるのだろう。


アート。

私はアートが好きだ。

まだ見ぬ、新しいアートにこれから出逢うのを
楽しみにしている。


余談ですが
私を元に絵を描いてもらったことがあります。

私がアートの一部になり誰かの
唯一無二になるのなら。

こんなに嬉しいことは無いよねぇ♡

アートオファーもお待ちしております♡


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國木あさみ
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