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やる気を上げる2種類のエネルギー

同じ言葉でも、頑張れるエネルギーにできる人とプレッシャーになるエネルギーになる人がいる。人によって違いがあると言うことを知っておかないと、知らずに人を傷つけてしまうことがある。

まずは、【どこに焦点を合わるのか?という人の違いを知る】ことが大切ですよね。

フォーカスの特徴が理解できると、自分の良さを活用して、持ち味を活かすことができます。そして、自分の子どもや他人のフォーカスを知っていると、その人の能力を最高に発揮することもできます。

獲得フォーカスと回避フォーカス

獲得フォーカス
•高い目標を持ち、それを達成することに燃える
•リスクを取らなければ何も得られない、という信条があるので、利益を得ることのチャンスを失うことの方が怖い。そのため、あらゆるチャンスに賭けていく
•見切りをつけるのが早いので、次々と新しい事に挑戦していくので、多くのことに手を出しがち
•褒められるとやる気になり、やる気とは情熱になり、情熱の力は肯定的なフィードバックや、うまくいった確信や称賛でさらに高まる。そのため、結果が見えやすいことに情熱的になりスピードを尊ぶ
•自信が高まると何かに向かって突き進んでいけるが、自分の能力に疑問を持つと調子が出なくなる
•目標に向かって多くのアイディアを組み合わせたり、あらゆる選択肢や可能性を考え出して、実験的、抽象的に考えるにが得意
•最初に時間を短めに見積もり、仕事を先延ばしにしがちなところがある

回避フォーカス
•高いレベルの仕事とは安定感であり信頼
•損失を最小限、資源の減少を避ける
•危機を回避すること、責任を全うすること、義務感を感じ、やり遂げることに重点を置く
•どこかに危険がないかいつも気にしている感じ、正確さを重要視し、チャンスであっても一歩引いて考える
•やる気は自衛的で、自衛の力は否定的なフィードバック、自省、批判により、さらに強まる。また、批判を避けることに動機づけられる傾向がある
•あそこに危険が潜んでいて、ここはこうやって気をつけて事を進めるべきだという感覚や正確さを重要視する
•過大な信頼、大げさな称賛が、かえってやる気が下がることもある
•やり始めたことは最後までやろうとし、現状維持のために、細かな気配りと粘り強さで、長期にわたって力を発揮する。
•最初から時間を多めに見積もり、期限までに仕事を完了できるようにする
•現状維持に注意を向けるため、途中で辞めたり、考えを変えたりするのは苦手
•分析的・個別的・具体的な議論を好み、細部にも目がいき、何が問題なのか、何をすべきか細かいところまで覚えている



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