休日に見たい。気持ちをリセット出来て、優しくなれる映画5選
こんにちは!
しょうへいです。
みなさん、あと少しでゴールデンウィークが終わりますが、いかがお過ごしでしょうか?
僕はというと、休日は連休に限らず、家で映画を見ていることが多いのですが、この数日はそれに拍車がかかって更に映画ざんまいです。
映画の見方は人によると思いますが、僕にとって映画とは「哲学」であると定義します。
受け取るメッセージや感性がとても多いと思うからです。個人的に1冊の本を読むよりも1本の映画を見る方が僕の価値観や人生観については多大な影響を及ぼしているなと感じています。
僕は最近ですが、映画を哲学と結びつけて人生観を考える活動をstand.fmで行なっています。
さて、前置きが長くなりましたが、
今日は「休みの日に見たい。優しくなれる映画5選」についてご紹介して行きたいと思います!
それでは参りましょう!!!
1、ありがとうの連鎖『阪急電車 片道15分の奇跡』
深い話については僕がラジオで収録した内容があるので、そちらを是非聞いてください!
この映画は僕が必ず年に一回は見る映画なのですが、何が良いのかというと「阪急電車」という実際に存在するものの中で繰り広げられる「ありがとうの連鎖」を見ることができるところです。
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話としてはメインの主人公が婚約者を職場の人に寝取られるところから始まります。
絶望の淵で復讐を考えて実行するものの、虚しくなった主人公が帰りに使った電車が阪急電車でした。
そこで出会ったおばあさんをきっかけに、この電車の中でありがとうの連鎖が起きて行く、という話です。
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いわゆるオムニバス形式なので、ジャンルとしては群像劇にあたります。つまり、主人公が複数存在し、その中でもメインの主人公が話の進行を担って行く形式の物語です。
様々な主人公が現れますが、そのどれもが違う毛色で、多分見た人はその中の誰かに深くリンクするのではないでしょうか。
僕はとある小学校の女の子にとても自分の過去がリンクしました。
そして同時に、様々な毛色の主人公がいるということは、様々な生き方をする人間がいるということに他なりませんね。
そういう自分とは違う人の目線と心の機微を知りながら、「自分とは違う人の考えや悩みを知る」という機会にもなると思うので、見た後に「ちょっと優しくなろうかな」って思える作品です。
あと、これは付加価値でしたが、僕はこの作品を通して大学生の時に自分のインナーチャイルドと対話することができました。
あの時の自分は、本当はこうして欲しかったんだと理解することで、少しだけ前向きになれた気がします。
とにかくオススメの作品です!
2、自分にとっての愛おしい時間について『アバウトタイム 愛おしい時間について』
公式ページはこちらで、ラジオで収録したものが下記になります!
これはかなり有名な映画なので、ご存知の方も多いことかと思います。
この映画の推しは何と言ってもレイチェルマクアダムスですね!(おい
嘘です。
ただ、レイチェルマクアダムスが好きなのは本当です。
話を戻しますと、この映画は「時間を巻き戻す系」のお話になりますね。ただ、だからこそなんですが、「何よりも大切な時間とはどういう時間なのだろうか?」ということについて深く学ぶことのできる映画だと思います。
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主人公が誕生日を迎えることで話は始まります。
代々、その一家には男に遺伝するとある能力があることを父から教えられます。
その内容がなんと「時間を巻き戻す力」でした。最初は半信半疑だったものの、試してみるとなんと実際に過去に戻れてしまったのでした。
最初こそその力を使ってやりたい放題だった主人公でしたが、最愛の人を通して「単純に時間を戻すだけでは解決できない問題がある」ことを知ります。
主人公はどういう決断を下すのか? そして愛おしい時間とはどういうものなのか?
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というお話です。みなさんは時間をどのように捉えていますか?
・過ぎて行くもの
・戻らないもの
・退屈な時間
・仕事をする時間
様々な捉え方があると思います。この作品の主人公は時間を巻き戻して過去にいけるが故に、戻れてしまう時間の価値について考えたし、運命の壁にぶち当たります。
過ぎて行く時間は戻れないからこそ価値があるんだということにも気づきます。そうした主人公の選択に涙する映画です。
僕にとって愛おしい時間とは「最愛の人と過ごすなんでもない日常」です。特別でなくていい。非日常じゃなくていい。ただ愛してる人と過ごすなんでもない時間こそ、とてつもなく尊いという結論に達しました。
みなさんにとっての愛おしい時間とはなんでしょうか?
そしてその時間に気づけたなら、少しだけ心が豊かになるかもしれません。
3、働くことと人生をちょっとだけリンクできる『ちょっと仕事やめてくる』
公式ページはこちらで、ラジオで収録したものが下記になります!
ブラック企業がテーマとなっている本作。
今回のnoteのテーマ以上に社会的なメッセージ性も強い作品となっています。ただ、それ以上に僕がこの映画を通して伝えたいことは、「働くことはとても大切だけど、命以上に大切な存在なんてものはない」ということです。
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これはとあるブラック企業で働く主人公の話です。
主人公は日常的にパワハラを受けていました。毎日毎日ごめんなさい、ごめんなさいと謝り続けて人格否定を受け続ける日々が続きます。
周りの助けはなく、自分が被害を被りたくないから無視をする人ばかりでした。
主人公はとうとう、朦朧とする意識の中、電車に飛び込もうとして山本と名乗る青年に助けられるところから話が発展して行きます。
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ついつい働くことって「苦しいこと」にしてしまいがちだと思います。
苦しくないと意味がない。
辛いのが仕事だ。
楽しいなんて思ってはいけないんだ。
そういう固定概念が渦巻いていると思います。もちろん、その意見は一部正しいと思います。楽しいだけじゃスキルの向上は見込めないし、遊んでお金が入ってくるわけではない。
そんな甘くない。それはわかってます。
しかし、どうせ一回しかない人生です。それをただただ辛いものとして終わってしまうことってもったいないと思いませんか?
僕はこう思います。
たった一度の人生の中で、仕事が占める時間は8割とも言われています。つまり生きている時間と仕事をしている時間はほとんど同義です。しかしこうも言えます。「僕たちは仕事のために生まれてきたんじゃない」。綺麗事だと思うでしょうか? 思いたいなら思えばいいと思います。でも、僕は、たかだか仕事のために死ぬことくらい阿呆らしいことはないと思います。
だからこそです。大切なのはたかだか仕事で費やす8割の時間を誰と、何をするのかが大切だと。
自分を責め続けることは必要ありません。
だって、僕らは幸せになるために生まれてきたんだから。この映画は、働くことと生きることがリンクしていない人に見てほしい映画です。
見終わった時に、自分を許せる気がすると思います。
自分を責め続けなくていいんだって思います。
そして、いつ辞めても、いつ仕事変えても最悪死なないんだってわかると思います。自分に優しくなれたなら、誰かに優しくなれると僕は思います。
現代人にこそ見てほしい、優しい映画です。
4、いつだってやり直せることを教えてくれる『ビリギャル』
公式ページはこちらで、ラジオで収録したものが下記になります!
有名な映画ですよね。見たことも聞いたことある人もいると思います。
しかしですよ。僕はこう伝えたいです。
「こういうご時世だからこそもう一回見てほしい」と。
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この話は偏差値30だったギャルが慶應義塾大学に挑むお話です。
学校からクズ扱いされて、社会のつまはじき者だった主人公のさやかが母の紹介でとある塾に入塾します。
そこから、さやかの人生は変わって行く、という話です。
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シンプルにこの映画を見たら泣けます。ぜひ涙活にも使ってほしいです。
ただ、この映画を「泣ける」ってだけでみることは結構もったいないことで、もうちょっと違う見方ができたらなって思います。
ラジオでは結構熱が入ってしまいましたが、この映画が伝えたいことってつまり「いつ気づいて、いつ始めるかが大切」ということです。
例えば間違えたことをした、悪いことをした、その時は向き合えなかった。
様々な理由で挫折をして目を背ける出来事だってあるはずです。ただ、自分の間違いに気づいたなら、それでも変わりたいと願うなら、それでも贖罪したいと願うなら、その時がスタートになります。
死ぬ気になる必要はあります。
辛いことだって多い。
周りの視線や罵声だって届く。夢は叶わないと罵られる。やめたい。逃げたいと何度も思うはずです。
でも、諦めないこと。やり続けることで、人は変われる。
それを再認識した映画でした。特にこの話は、周りの環境が親を含めてよかったんじゃないかと思うんですよね。
作中の父親や学校は決していいとは思いませんが、母や素晴らしい友人、素晴らしい恩師にめぐり逢えたことは、その過去の全てをひっくるめても大逆転できるほどの要素だったと思います。
ただ、それは諦めず、素直で、ひたむきなさやかだったから。
周りの人が集まったんだと思います。これを見た中で環境に対して腐ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、私も環境でいうと素晴らしくはなかった。決して。
ドリームキラーしかいなかった。世間とずれている自分を受け入れてくれる環境なんてものはなかった。
迎合しろと矯正されて、お前は間違っていると何度周りから言われたことか。
だから血迷ったこともしたし、迷惑もかけたし、友達だって一定数離れていった。その時に迷惑をかけた人たちには悔やんでも悔やみきれない。本当にごめんなさいと思う。
でも、その時にだって都度、腐って絶望してもやっぱり自分は理想を追いかけたいと思ってしまったから、周りの全てを知ったことかと跳ね除けて、今、人生が楽しいと思います。
家庭環境が良くて、学んでいる環境も良くて、お金もあって、そういう人たちのサクセスストーリーはぶっちゃけ共感できません。
人生の修羅場に出くわしたことのない人の苦労話を聞いても共感なんてできません。本気で人生が惨めで死にたいと思ったことのない人や明日を生きられないような経験をしたことのない人の不退転は共感できないからです。
だって、僕は自分の経験したことからしか何かを語ることや基準点を作ることはできないからです。
別にこれを理解してほしいとも思わないし、同情してほしいとも思わないです。誰かへの批判でもありません。妬みでもありません。
これはこれとして事実が目の前にあるだけで、僕の問題でしかないからです。
ただ、同じように生きづらいと思っている人がいると思います。世間とずれていることに罪悪感を感じて、辛いと思っている人がいると思います。
人よりも生きづらいと悩んでいる人たちにこの映画は見てほしいです。
そして再度奮起してほしいです。何度でもやり直せると。そしてそこまで苦労したあなただからこそ、誰かの力に誰よりも寄り添える存在になれると信じています。
今は特に、コロナで様々な困難が押し寄せていると思います。明日を生きられない、そんな修羅場を経験している人も多いと思います。
でも、僕は少なくとも修羅場を経験する中で「生きていればなんでもできる」ことを体感しました。何度突き落とされても這い上がってきました。
決して生きることを諦めず、目指し続けることの価値を再認識できる映画なので、ぜひ見て見てくださいね!
そして苦難を乗り越えた人間は他人や大切な人を大事に優しくなれると僕は信じています。
5、色眼鏡に満ちた世界から脱却する『ワンダー 君は太陽』
公式ページはこちらで、ラジオで収録したものが下記になります!
これも見たら涙が止まらなくなる話です。多様性を受け入れることがテーマであると感じました。
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主人公は生まれ持った障害を抱えながら生きていました。
障害ゆえに見た目が周りの人と違うことにコンプレックスや恐怖、マイナスの感情を持っていたし、また周りの反応も冷たいものでした。
しかし、母親は強い子になってほしいと自宅学習から学校へ切り替えます。主人公は様々な困難に遭遇しながらも、それを乗り越えて人として成長していく物語です。
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レビューには美談だという意見と非常に素晴らしい映画だという意見で二分されていますが、僕はこの映画から学ぶことが多かったです。
まず、この映画から見て取れるのは、どれだけ普段から人は「色眼鏡」を通して世界を見ているのか、ということだと思います。
色眼鏡を通した世界は偏見を生み、差別を生み、結果的に自分の世界すら狭めてしまうことは今までの歴史や周りを見渡せば明らかですよね。
主人公は生まれてからすぐに、一般の人とは違い、ハンディキャップを背負っています。だからこそ、周りよりも少しだけ違う視点で世界を見られるようになってきました。
それを支える友人や両親、姉弟の存在が主人公の可能性を拡張して、結果的に羽ばたいて生きます。
その主人公の背中や周りの登場人物の葛藤から勇気や元気をもらえると思います。
そして、見た時に、「自分は周りについて色眼鏡で見ていなかったか」と自問自答すると思います。
そうすることで、今日から、見る世界が少しだけ色づいて、見える情報が多くなって、昨日よりも人に優しくなれる、そんな映画だと思います。
6、最後に
いかがでしたでしょうか!
僕は映画を見ることで、人生が豊かになっていくとそう真面目に信じています。
仕事で辛いことがあったり、人生の壁にぶつかったり、失恋したり、喧嘩したり、嬉しいことがあったり、楽しいことがあったり、大好きな人といる時間や、大切な仲間と過ごす時間を大切だと思った時に、
一緒に観る映画があってもいい。
自分を振り返るための映画があってもいい。
とてもとても素敵な経験ができると思うので、ぜひ、休日は映画ライフを楽しんで、きっちり切り替えて、平日のお仕事に活かして見てください。
それではまたお会いしましょう。