父を思い出す日
20数年前の今日、父は逝った。
多分、10代の頃からのヘビースモーカーで、肺がんと分かってからも、煙草はやめられなかったね。
母に隠れてでも吸ってたね。
父は元気な頃から「家で死にたい」ってずっと言ってたんだけど、年末息苦しくなって、私が病院行く?って聞いたらコクンとうなづいた。
病院に行ったら酸素付けてもらってびっくりするくらい落ち着いた。
もう一回家に帰ってきてくれるかなと思ったけど、その後、意識がないまま寝ていた。
兄が駆けつけてくれ、ずっと付いててくれたんだけど、兄が休眠しに家に帰った後、父も安心したのか、眠ったまま逝ってしまった。
お葬式は雪の降る日に自宅で。
地域のボランティアで貢献している父だったので、自宅の前の空き地にたくさんの人が傘さしてお参りしてくれた。
空は晴れていて、雪がチラチラ降っていた。
お葬式に雨が降っていると、故人が悲しんでいるというけれど、1月の寒さで雪になったのかな。
多分、父から皆さんへの「ありがとう」の気持ちだったんだと思う。。
父との思い出はたくさんあり、noteにも書いたことがある。
今思うと、あれも聞いとけば良かった、もっとちゃんと聞いとけば良かったと思うことばかり。
いつまでも親は元気だと思ってしまってたな。。
けれど、父は私の心の中で、いつの日も見守ってくれていると信じている。
お父さん、「ありがとう」。。