ナンパされる女性の心情
私は10代後半~20代前半の頃、絶対的にナンパされない自信がありました。
声をかけられても、私じゃなくて友達にかけたんだ。私には関係ない。と部外者のようにナンパの光景を見ていました。
高校生の頃、近所の友達と2人で県道の道端でお喋りしてた時、車に乗った男性(多分2人か3人)が、私たちの横で停り、
運転していない男性が「今から遊びに行かへん?」と軽いノリ。
どんな言葉だったか忘れたけど、私の友達はまあまあ感じよく断るんです。
初対面なのに、もしかして前から友達?ってくらいの会話が交わされ、最後はバイバーイって。
友達は私の方に向き直り、話の続きをする感じ。
彼女は男女関係なくコミュニケーションを取るのが上手い子だったと思います。
数年後、私は片思い→失恋。もう当分恋なんてしない。女の子と遊んでいる方が楽しい。
そんな恋愛に興味のない時期がありました。
冬、会社帰りに、レンタルCD屋さんをブラブラした後、向かいの本屋さんでもブラブラ。
買い物する気もなく暇つぶしなので、鞄を持っていくのも重たいから、車のキーと少しの小銭をポケットに入れ、手を突っ込んでジャラジャラしながら店内の本を見ていた時。
知らない男性が近づいてきて。
「あのぅ。。」
自信なさげな小声で話しかけてきました。
私は小銭を触っていたからか、
(公衆電話しようと思ったけど小銭が足りないから、貸してくれませんか?)
と言われそうな雰囲気を感じ。
ん?って感じで立ち止まると、
男性「良かったら……近くでお茶でもしませんか?」
私「… … … … …」
ナンパされたんだ…。と気付くのに数秒かかった。
慣れていない私は、(どうしよう。。)となり、
小声で「え? は? ん? は?」
と首をかしげ、訳の分からない言葉を発しながら、彼の前からフェイドアウト。。
超ショック。。
車に駆け込みルームミラーで、自分の顔を確認。
(私…どんな顔してたんやろ。。)
薄化粧のいつもと同じ顔。。
(え? なんで??)
そう言えば、その日は12月23日イブイブの日。
私としたことが…なんたる大失態!と頭をかかえるような思い。。
当時、
私は一目惚れはされない。
私の魅力は長く付き合わないと分からない。
ぐらいに思っていました。
高嶺の花とかではなくて、目立たないタイプの、どちらかというと冴えないほう。
なのに、自意識過剰でしたね。。
最近、ナンパする側の方の経験を聞かせてもらいました。
酷い言葉を浴びせられ断られた事があると聞き、
なんで、そんな酷いこと言われなあかんの?
あんたはそんなに美女なんか!と、怒りが込み上げてきたのですが、その女性側の心情ってどんなんだろう?と考えた…
男性側の声のかけ方にもよりますが、
「ナンパにホイホイ引っかかるほど、軽い女じゃないのよ。この○○野郎!」
(聞いたセリフより酷い…)
って感じでしょうか。
※ナンパに付いていく女性が軽いとは言っていません。
そのまた数年後の私の経験。
グループで忘年会をし、酔った女友達を助手席に乗せてカラオケ屋へ行く途中。
少しだけ駐車した場所で、車越しに男性から、紳士的に声をかけられたことがありました。
私「友達が横に乗ってて、彼女を無事に送り届けなくちゃいけないから、ごめんなさい。」とお断り。
すると女友達に「あんた上手いこと断るな~」と言われたことがあります。
ちょっと大人になっていたのかな。。w
ナンパする男性側の心情は、
今のひと時を楽しく過ごしたい。
自分に合う女性を探したい。
など、様々なのでしょう。
相手にも心があるのだから、自分が言われたりされたりしたら傷付くようなことはしない方向にいきたいものですね。
(本屋で声をかけてくれた男性、ごめんなさい🙇♀️)
当時流行ってた曲。
のところに共感してました。。
私の中でナンパは断る前提なんだな。。
知らない人に付いて行く勇気がないです。
どうやって恋愛や結婚に至ったのかなどを考え出すと、きっかけはどうであれ、この広い世の中で、巡り逢っちゃったんだから、めちゃくちゃご縁があったんだなって思います✨
後々どう転ぶか分からないから、出会いは大切にしたいですね🍀