ロサンゼルスのおしゃれ情報誌Lighthouseさん掲載のヘルシースイーツレシピ
私の大好物、酒粕トリュフと豆腐チーズケーキのレシピを大公開!
見た目地味ですか?でもこれ、もの凄くカンタンに作れて、私は毎度食べすぎちゃうほどヤバイ美味しさ
カリフォルニアには日系人のコミュニティーもあって、日系スーパーも割といろんなところにあるから酒粕も売ってるし(北カリフォルニアだとMitsuwa/Nijiya/Marukai/Super Miraなど)
サンフランシスコにあるSequoia Sakeさんは日本酒を作っていて、コロナ以前は酒粕をもらいに行ったりしていたけど、お酒も美味しいから当然酒粕も超美味しかった。
料理は食材収集が9割!
美味しい素材入手に拘ると美味しい料理がカンタンに出ます。料理は『素材と調味料』に拘って、素材の良さを引き出すだけの超シンプルに。そうすると身体も喜んで、健康になれて、やっぱり「素材・調味料』を選ぶことが一番大事だと思っています
なんと表紙にも出していただいている酒粕トリュフと豆腐チーズケーキ!
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素朴で美味しい豆腐チーズケーキ✨
なんでわざわざ豆腐で作るの?と思ったあなた
食器を洗う時にその理由ははっきり分かります
え???
チーズケーキを豆腐で作る深くてシンプルな理由
それはお皿を洗うとき、この豆腐チーズケーキはぬるま湯でさらっと、洗剤なしで洗えるんです。動物性が入っていないからベタベタ脂っぽくない
普通の生クリーム・牛乳・チーズを使うチーズケーキのお皿を洗う時は洗剤を付けて泡立てないとスッキリきれいにならないはず
これは、ベタベタした動物性の油がこびりつきやすいことを証明しています
つまり…
これは食べた後の血管の『詰まり』と同じ現象なんです
豆腐チーズケーキは血液を汚すことが少なくサラサラと流れるままに
動物性の油を使った普通のチーズケーキは食べた後に血液がドロドロっと汚れて詰まりやすい、1日2日で何か感じなくても、これを何年も続けるとどういう傾向があるか分かりやすい例でしょう
日本人の腸が長い>食べ物の消化を気にする方が良い理由
また、日本人は伝統的に腸が長いという特徴があり、動物性の消化に時間がかかる体質的な特徴があります。そのため、消化に時間がかかる最後の方には体内で腐敗もはじまりこれは身体に良い影響は与えないのです
『You are what you eat』と言われるように、食べ物で私たちのからだ・そしてこころは出来ています
同じなら少し手間をかけて食材を選び、血液の酸化を出来るだけ避け、結果健康と若々しさを日常的に得ていきたいものです(血液の酸化=老化、はよく知られていますね!)
レシピにある食材の紹介(甘み、白みそ、梅酢)
日本では米飴が製菓用に販売されていて、私はよく富澤商店のオンライン購入をしていました。店舗は都内のスーパーなどにもあるけど、オンラインだとある程度まとめて購入すると送料も無料になったり便利です
アメリカでも数は少ないですがオーガニックに拘りある場所ならRice Syrup(米飴)販売されています
オーガニックのものは若干高いです、こちらの写真はNon Organicのもの
ちょっと塩っけがあって水あめ(砂糖由来)のようにトロッとして、甘味のレシピの一部をこのRice Syrupにするだけで少し奥行が増してヘルシーさもUpします
豆腐チーズケーキのレシピのなかに白みそがありますが、代わりにChickpea Miso(ひよこ豆のオーガニック味噌)もアメリカのスーパーで購入可能です。アメリカに来てからよく使っているのはこちら↓ ちょっと高いけど美味しいです。ひよこ豆で作る味噌は豆が大豆より煮えやすいので全体作業時間が少なくてお勧めです。
サンフランシスコでは叡伝さんが素晴らしい味噌の数々を作って販売して下さっています。なんとも頼もしい!こちらの素晴らしいプロフェッショナルなお味噌は名だたるサンフランシスコのシェフたちがこぞって使う宝石のようなお味噌、サンフランシスコにいらしたときは是非叡伝さんのお味噌や納豆!も試していただきたいです。毎週土曜日、フェリービルディングのファーマーズマーケットでも出店されています
そして梅酢
Whole foodsやSproutsでも購入可能、オーガニックストアには手頃価格で($5前後)で販売されている梅酢。この酸味と豆腐、味噌を合せることでチーズに近い味覚を出します。
友人きよちゃんがOwnerの北カリフォルニアChicoでは、こんな素晴らしいFamily owned business Mume Farmさんがあります
もう見た目だけで、素晴らしい、心が籠った製品であることが分かるでしょう。こちらの製品はベイエリアではBerkeley/Oaklandのファーマーズなどで週末購入が可能です
こうやって見ていくと、日本の伝統的な食品(発酵、梅、味噌、酒)を海外で進化させている方々の飽くなき挑戦のおかげさまで、海外に住んでいるからこそ更に美味しい和食材が選択肢になっていることに感銘を受けます
ホンモノの調味料を使うことのススメ
私たちの先祖が織りなした素晴らしい食文化を「安さ=合成調味料」で汚し、身体が本来持つ治癒力を損なうことなく、まっすぐに良い食材を捉え活かし生かされる暮らしを目指していきましょう
まず大事なのが「調味料選び」
裏面を見て長々と材料名が書いてあったり「アミノ酸等」と書いているものは避けましょう
大手スーパーに行くよりも、小さな自然食品店に行く方がはるかに早く自然な調味料が見つかります
大事に作るものは往々にして高価ではありますが、例えば量を半分に、大事に良い調味料を使い方を切り替えることで、価格問題はおおよそクリアできます。例えば、醤油をホンモノに切り替えて、使う量を半分にしても、本物の調味料はしっかり味が出ますので少量でも満足します
調味料を良いモノに切り替えた後は、食材全般を良いモノに変えます
日本では需要と供給の問題もあり、まだまだオーガニック野菜や食材は高いのですが、半額コーナーやちょっと田舎に行って無農薬野菜を調達する、宅配を利用する、など賢い調達方法は色々
私の場合は滋賀や岩手からオーガニック野菜を月2回程調達し、その他は生協で週1で野菜を購入したり、世田谷区内のファームで作られる野菜を購入していました。旬のものがたくさんくるのでたまに「大根祭り」「白菜祭り」になりますが、旬=その時期に必要なエネルギーが詰まっているのでやっぱり美味しい
ちょっとの手間はかかりますが、システム化するとルーティンでまわっていくので、ぜひ最初のひと手間をかけて良い食材を定期的に入手できる環境づくりに力を注いでいただきたいとおもいます