独り夜鳴く
陽が沈んで辺りが暗くなり家に向かって歩いている途中、石垣に似せた壁のそばを通り過ぎたとき、やたらと大きな声(音)で鳴いている秋虫---コオロギ? に気づいた。
もうちょっと前から、まばらな秋虫の鳴き声しか聞こえなくなっているこの辺り。出遅れてしまったコオロギなのか、普段は茂みの中にいてばかりで姿を見ることがほとんど出来ない彼らなのに、今日は、壁にいて鳴いていた。
これは嬉しい奇遇だとこちらは思ってしまったが、仲間がほとんどいない中で必死に独りで呼びかけている・・・のだとしたら。
「幸運を祈る」と声をかけながら、鳴き声を録らせてもらった。
(この時の鳴き声をUPしようとしましたが動画はUP出来ませんでした・・・残念)
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