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ハートが推しでいっぱい、いっぱい。


非オタ、推しを見つける。

人生で初めて、推しができた。
Netflixで絶賛配信中の、Timelesz_project。
1月28日現在、5次選考の途中までが配信されている。今週の30日金曜の更新で、6次審査に進む8名が発表される予定だ。


オーディション番組なんて全く知らなかったこれまでの人生。「日プ」の意味は、オモコロチャンネルでの原宿さんの解答で知ったくらいだし、いまでも「鯖番」の意味も不確かだ。(サバイバル番組の略称ってことであってる?)

この間、Timelesz_projectのepisode0のLIVEDVDが届いた。興奮のたけをmixi2で発散させていたら、「フラゲ」って意味が分からなかった。「フライングゲット」のAKBの歌詞だけしか知らなかった言葉に熱がこもる。「フラゲ」出来て幸せ。


ファミリークラブには4次選考あたりで入会。
受かっても落ちてもTimeleszを一生応援し続ける」という言葉に元々胸を打たれており、当時まだ楽しくみていたXのポストに、受かったらFCに入るという言葉が多くあった。
そう言っているなら、私は「受かっても受かんなくてもFCに入って応援しよう」と思って配信日当日に入会したのだった。


この時の決断が功を奏して、2月5日の抽選権利を得たわけだが、これを書いているうちに噂が流れてきてどうやら落ちたようだ。残念!

とりあえずその日は有給申請していた。きっと当日は有給の平日を持て余すSecondzが街を彷徨うはずだ。
この日は、Timelesz_projectの聖地巡礼の日になる。私は「New phase」チームの地に足を運ぼうかしらん…

トレカグッズ争奪戦の第2回戦目では、家族に全面協力を願ってなんとか、トレカ1枚を手に入れられた。
熱いファンの争奪戦に、スマートフォン一台で臨もうとした自分がなんと浅はかだったことだろう? 

トレカの裏はまだ見ていないけど、まさかダイソーからうさぎが消えるとは誰も思ってなかったはずだ。罪な人である。
もはや沼につぶつぶ、どんな結果になっても情緒は乱れるのは避けられない。
結果出る前に今の気持ちをまとめておこう。それが、できるのは今だけだから!!


待ち遠しいけどしんどい1月30日金。
4次選考から振り返る。

来たる30日金曜日の配信で、候補生たちの、運命が発表される。
配信には編集上のタイムラグがあるので、実際の発表は、2024年の12月末にはされている形になる。

視聴者が4次選考の結果に右往左往しているなか、候補生は5次選考に切磋琢磨し、運命を決めていたのである。ただ純粋に、一ファンとして、年末年始の動画配信に、一喜一憂していた頃がすでに懐かしい。ちょっと襟足が伸びててえっ!?ってなる。


4次が終わって、しばらくは更新がないのか…と思っているとYouTubeが更新されるし、Instagramではあけましておめでとうリールも上がるし、情緒が落ち着かなかったな。
ありがとう、運営の方々…

behindの良さって、Netflixで除外されたものを掬い取ってくれているところだ。それゆえに、Netflixよりもbehindがいいという感想もよく見る。

パフォーマンス動画なんてずっと見てられるよね? やはり場慣れしていないというのはこういうところに如実に現れてくるのだな…と思う一方で、その初々しさにさらに応援したくなってしまうのが視聴者である。


人数も厳選され、すでに固定ファンを獲得している候補生も多いなか、「素顔」バージョンの動画がアップされた。

あの時の、みんな選考に通って少しリラックスしている感じ、そしてこれからの選考に向かってワクワクしている感じがキラキラしていて、見えるこっちも元気が湧いてきた。

5次選考の連絡は、この動画内で行われていたから、5次グループとの練習はまだないはずだし、タイプロハウスでの共同生活もまだだ。

YouTubeの素顔編は、これまで絡みのなかった候補生たちのこれまでのコミュニケーションが垣間見えて、関係の良さが想像できた。
顔を洗いはじめた〜からの、髪も洗ってないよね? その一連の流れが、戯れなのか本気なのかわからなくて何度も見返してしまう。
めっちゃ仲良くない?? なんだこの空間。
謎のDEISEL縛りの理由も明らかになったと同時に、ますます彼がファッションなどに興味がなかった、ごくごく普通な「兄ちゃん」なのだと感じる。

4次選考の合宿が、大いに彼らの関係性をぐっと近づけたのかもしれない。Instagramの一発芸を眺めてみると、本当に大学生だ。


「素顔」で、メンバーからもらった言葉として、全体でのダンスの指摘をあげていた。
ダンスに対してもっと向き合う、「魅せる」ことを考えたきっかけになったわけで、あのコソ練にも繋がってくるのかなと思う。

Netflixでのあの涙無くしては見返せない、メンバーとの打ち明け話については、言及しないんだな…と思った。
選考中はずっとカメラは向けられていたけれど、使われるかどうかはわからない。正直ピックアップされるのはほんのわずかなのだろう。
実際、候補生は「素顔」を撮っている時点ではNetflixの本編は見られてないはずだ。
(もしかしたら、放送前にチェックしたりするのかもしれないが…)

メンバーからの候補生に向けてのコメントで、コソ練を隠し取られていたことを知るわけだ。

あえて反応しないようにしているのか、ポーカーフェイスな顔に、自身のコソ練が本編でも使われるなんて思ってもいないような。なんで隠し撮りしてるの!って内心思っていても不思議じゃない。


男性から見る男性アイドルってどんな存在?


好きな曲は「男never give up」、泣く人は弱い人、洗顔なんてしない、ファッションは興味がない、まして化粧なんて人生初。
ごくごく普通な「男性」ジェンダーでありながら、それとは対極的な男性アイドルに憧れを抱いていたのはなぜなんだろう?


ホモソーシャルで男性アイドルがどのような評価を得ているのか、私にはわからない。
けれど、私のような非オタでも、男性アイドルを嗜好すると思わぬ批判をコミュニティから受けたことがある。
ナンパ者、チャラチャラしたものを好きになって…と言われた経験。
幼心にそういうものかなと受け入れて、そういった価値観を少なからず内面化していると思う。


高身長、高学歴、男性的な顔出し、男性的な志向。
そういった属性を持ちながらも、どうしてアイドルになるというアイデンティティを持ったのか?
素直に好きなものを好きと言えるのが、単純に羨ましい。
そして、未経験でもなりたいことに向かって切磋琢磨できるその姿に、感動してやまない。


男らしくありながら、そのジェンダーを飛び越えていく姿をもっと見てみたいし、応援したい。


episode 0を見ていると、どれも知らない曲ばかりだ。いい曲だなと感じるし、3人のパフォーマンスがとてもクオリティの高いものなのだと伝わってくる。

オーディション課題曲の歌割りで、ファンはそれをメンバーの誰が歌っているのかをシビアに見ていると指摘があった。
これまでメンバーたちを支えてきたファンにとってみれば、当たり前のことなんだろう。


でも、非オタの私からすれば…
課題曲はこれまでの候補生たちの顔が浮かんでくる
。このパートはあのメンバーが歌っているのか!となるのだ。タイプロファンには、今すぐエピソード0を買ってほしい。誰が入るか分からないなかで、ドキドキして楽しめるのは今だけだから!

「ぎゅっと」のあの歌詞をできれば、歌ってほしい。あの歌詞はアイドルになった時、ぴったりとこのオーディションの物語と当てはまってくる。


5次選考はもう決まっている。

16名の候補生たちは、それぞれに強い個性と魅力があり、誰が次に進んでもおかしくない。
そして、今回もすでにその結果は決まっている。
選考を進んだ候補生たちは、6次選考に向けて今まさに己を磨き続けているのだ。

なんだ、この視聴者と候補生の交わらない世界線は!! 同じ時を生きているはずだよね??

候補生たちの過ごした時間を後追いする視聴者は、Timeleszの円環に囚われているのかもしれない…


もし落ちていたら? 受かっていたら?の反復横跳び。2月下旬に届くトレカが、偲ぶ形代になる世界線なんて、誰も見たくないよ…!?

今これを書いている時点ではすでに決まっているのだと思うと情緒がやばい。努力と成長を見ていたからこそ、その結果を信じているけれど、こればかりはわからない。


4次はこんなに不安じゃなかったって思うのはなぜなんだろう? 通過する人数がまだ2桁だったから安心していたのだろうか。予告編での自信のあるウィンクに、信じ切ることができたからかもしれないし、比較的分量が多かったから勝手に安心していたのかもしれない。

5次選考は、魅力ある候補生たちとの戦いではあるが、上手いからメンバーになれるわけではない。
これが、このオーディションの難しさだろう。
ananにも書いてあった、推しの言葉が思い出されてくる。
飾ること、演じることが求められる世界で、そうじゃない素直な自分を見てもらうこと。
それが「仲間探し」オーディションの見どころで、かつ苦しむところだ。



オーディションに力を入れる、入れないということではなくて、あくまでも自然体で挑むからこそ、合否に後悔しなくなってくるのかな? とも思う。
ありのままの自分を出して、それでミスマッチを感じるのであれば、お互いにWin-Winな結果はきっと得られないだろう。

選考のたびに後悔はないと口にするのは、オーディションとの距離感を保つためなのかもしれない。

ananでは4次選考の講評で激を飛ばされていた様子が分かる。実力のある候補生たちのなかで、5次選考はさらに厳しく評価されているのだろうな…


パートナーを探すオーディション


Timelesz_project が婚活みたいという声があって、確かにそうだなと思う。

順位をつけて、今のあなたのパフォーマンスは僕たちから見てこれくらいですというフィードバックをしている。けれど、実際順位がいいから絶対メンバーになれるってわけじゃない。
ただ、順位が上がったり、下がったりすれば、そこには必ずメンバーからの評価が入っているわけで。

結局は、この実力でもこの子と仲間になりたい!という気持ちや好みの問題になってくる。

メンバーには、アイドルグループとして成し遂げたい夢が明確にあって、それをともに半永久的に目指してくれる仲間、運命共同体、パートナーを探しているのだ

私は本当にアイドル界隈に疎いので、「5大ドーム」の実現がどれだけ大変ですごいことなのかよくわからない。
ただこれまでのTimelesz の軌跡を知っていくうちに、アイドルっていってもずっとキラキラしているわけじゃないのだと。

だからこのオーディションなのだろうし、候補生たちの出会い、メンバーとの出会いがあって良かったなと思う。

このオーディションが終わってからが本番、みたいな声も聞くけれど、きっと大丈夫だと思う。だって、これまでの人生で一切関係なかった、非オタにさえも響いているのだから。


お弁当の紐? もしくは輪ゴム? をずっとつけて練習しているのを発見してしまうくらいに重症。
Instagramの予告動画にあるこの紐が、5次選考序盤でずっと右腕についていて、笑ってしまった。
こんなにも普通に素でありながらも、アイドルとして輝けるとしたら、大きな共感と感動をたくさんの人に与えられるんじゃないだろうか?


明日は涙なくして見れない…
どうにか情緒を保って生きていきたい。
終わり。

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葉々(yoyo)
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