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H a p p a n o U p d a t e s - No.216
5月も終わりに近づいて、新型コロナウイルスの状況が新たな局面を迎えているのを感じます。ブラジルやロシアなど、最近になって勢いを増しているところがあるものの、アジア、ヨーロッパでは、最悪の状況からは脱し始めているように見えます。この先、どうなっていくのか。ロックダウンなどで閉鎖されていた社会がどのように自らを開放していくのか、「新常態」をどう作っていくのか、しっかり見守っていきたいです。(6月は新規プラン準備のためお休みします。次回更新は7月になります)
オオカミの生き方(3)
ウィリアム・J・ロング著『Mother Nature』より
Ralf Κλενγελ 他:写真 だいこくかずえ:訳
<狩りとテーブルマナー>
オオカミの群れの先頭にいるのは、大人の成熟した雄ではなく、雌の母オオカミである、というのは本当なのか。通説に反するこうした観察結果は、なかなか受け入れがたいものかもしれません。確かに狩りにおいて、雄オオカミは力を発揮します。でもそれは集団のリーダーであることを意味しているわけではないのです。
もくじ
ハイイロオオカミを追って
リーダーは雌オオカミ
狩りとテーブルマナー
野生の礼儀は理にかなっている
オオカミが羊を襲うとき
オオカミの仲間意識
アメリカ最北東部メイン州の森や原野を、著者がオオカミを追って旅し、ドキュメントした作品です。1923年出版の『Mother Nature: A Study of Animal Life and Death』第4章のほぼすべてを日本語に訳しました。
音楽家と音楽業界を後押ししたスペシャリストたち❺
シカゴのブロードキャスター、ブルース・ダフィーが聞く
カール・ハース(ラジオホスト)
だいこくかずえ:訳
このシリーズでは、レコード・プロデューサー、音楽出版者、パトロンなど音楽業界の5人のスペシャリストのインタビューを紹介しています。
最終回はラジオホストのカール・ハースです。人気番組「Adventures in Good Music」を40年以上つづけた人で、この番組は1970年以降は世界配信されていました。つまり世界中にファンがいたのです。ドイツ出身でナチスの台頭でアメリカに移住、ピアニストになりたくて、巨匠アルトゥル・シュナーベルの教えを受けたこともありました。
今月のピックアップ | Choice of the Month
すべって、ころんで、かかとがとれた
多和田葉子
旧サイトから毎月一つ、作品を選んで紹介しています。5月のピックアップは、日本語とドイツ語で創作をする多和田葉子の『カタコトのうわごと』から。葉っぱの坑夫の依頼によりアリソン・ワッツさんが、英語に翻訳しています。
Translated into English "Slipped, Fell, and I Lost My Heel" by Alison Watts
□ happano journal 活動日誌
5.8/20 この3ヶ月に起きたこと。その反応や対処について
5.22/20 舞台芸術とビデオ映像
3,4,5月と振り返ってみると、この間に何がどうのように起きて、人が、社会が、国が、どのように反応していたかが少し見えてきます。理解できないこと、経験のないことが発生したとき、その認識にはかなりのばらつきがあることもわかりました。Wayback Machineで過去の記事を追うと、新聞が何をどのように報道していたかも見えてきます。
トップの写真:leafminer(葉っぱの坑夫)
Web Press 葉っぱの坑夫/エディター大黒和恵/editor@happano.org