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【未経験・新卒1年でデザイナー転職】デザインの勉強と同じくらい大事にしたこと①

みなさまこんにちは。ほのかと申します。

都内の制作会社で働くかたわら、
表現アトリエhapo-consono(ハポコンソーノ)を営んでいます。


今まで散々哲学的なことをつらつら書いていたのですが、そろそろSNSを通じたご縁を広げていきたいなと思いまして、私の経験からみなさまのお役に立てそうなことを書いてみようと思います。


今日はデザイナー転職の話です。

私は、新卒入社した会社を1年足らずで退社。
デザインスクールに2ヶ月間だけ通って
web(UI)デザイナーに転職しました。


今はもう2年目に入りました。まだまだひよっこですが、大手系のクライアントが多くやりがいがあり、素敵すぎる同僚にも恵まれ、非常に充実したデザイナーライフを送っています。

近年競争率が上がり、ハードルアゲアゲ状態のwebデザイン業界。私がスーパー短期間の学習で、そこそこ大きな制作会社に転職成功したポイントをご紹介します。

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今回のお話は、マインドと自己理解がメインになります。デザインの学習方法については、良い教材がネットにわんさか上がっているのでそちらをご覧ください。

私は、自己理解と決断の方角こそが、デザイナー転職成功の1番のカギだと思っています。

自分がめざしたい姿、働き方をどうやって実現していくのか。心のあり方、選択や決断の仕方についてお話をしていきます。

\結論!ポイントは大きく3つ!/
📍【スクール選び】評判だけで選ばない。自分に合う環境を徹底的に吟味する。

📍【SNSとの距離感】他者比較よりも自己対話!SNSは消してとにかく自分と向き合う。

📍【自己理解について】徹底的に・ワガママに!素直な気持ちを掘り起こす。


【はじめに】
デザイナー転職を決意するまでの話

まずはじめに、私の転職までの流れ・気持ちの変化を軽くご紹介します。

私は最初からデザイナーになろうと思って、スクールに通い始めたわけではありませんでした

2022.2 デザインスクールに2ヶ月通う

2022.4 新卒でマーケティング系の会社に入社(企画職なのでデザインは関係なし)
↓ 
2022.10 会社が倒産しかける(ビビる)

2022.11 転職を決意

2023.2 制作会社に内定

デザインにはもともと興味があったのですが、大学生のときはメンタルの不調もあり、なかなかタイミングが合わずにスクール受講はあきらめていました。

ただ、大きなきっかけがあり、「今ならデザイン学べるかも」と、卒論が終わったタイミングでスクールに通うことに決めました。

それが思っていたよりも楽しくて、どハマりしてしまい。新卒の会社に入社する4月には「1年くらいでやめてデザイナー転職しよ」と考えていました。


本業は残業が少なく、かつ人間関係がかなり良好な環境を選んでいたため、新卒ながらストレスは最低限。

夜家に帰ってきてからは2-3時間ほどデザインの勉強。友人から頼まれてwebサイトや名刺を作ったこともありました。デザインに触れない時間を作るのが怖かったので、とにかく作って作りまくる日々でした。

本当に没頭という言葉がぴったりで、夜中の2-3時までデザインやって、朝9時には会社出勤する。激動の日々を送っていました。


そんな生活を送っていたある日、突然、会社が倒産しそうだという話が聞こえてきます。しかも、人員削減のため親会社に転籍してほしいとのこと。

嘘だろまじかよー!!と焦る一方で、これはめちゃくちゃデカいチャンスだとも思いました。今こそデザイナー転職に本腰を入れよう。

ちょうどその頃には、ポートフォリオに載せられそうな作品も溜まってきていたので、もう今が絶好のチャンスだと感じました。転籍の話はお断りをして、デザイナー転職に本気で向き合い始めます。

転職活動までの流れはこんな感じです。
まるで海で波乗りをするように、自分の直感から巡ってくるチャンスに身を委ねて決断を重ねていたなと感じます。


もちろん、心が折れそうになった瞬間も何度もありました。
会社が倒産しかけた時期は、数年ぶりに彼氏ができた時期でもあり…(笑)


デザインのこと、会社のこと、彼氏のこと。心を動かされることがいくつも重なり、原因不明の高熱を出したこともありました。内定が出た直後は、人生で初めて大きめの病気にかかったりもしました。

きっと、身体がびっくりするほど頑張っていたんだな〜と今は思います。


けれども、その時は完全に没頭状態でゾーンに入っていたので、苦しいとか辛いとかの感覚も薄れていました。

それくらい、これからの人生において、デザインがとても大事な要素になってくると感じていたのだと思います。


【point1】
デザインスクールは評判だけで選ばない。自分の肌に合う環境を。

本題に入っていきます。転職成功に繋がったポイント1つ目は、スクール選びです。

スクール選びとはつまり、
自分のがんばり方を選ぶということ。

デザインスクールの選び方も非常に大事です。選び方というのは、業界で有名なスクールを選べということではなく、自分の肌に合ったところを選ぶということです

ここでも自己理解が
ひじょーーーーーに大事です。

・どんな学習スタイルなのか
・どんな考えの講師がいるのか
・卒業生の作品を直感的に良いと思えるか

📍自分のモチベーションが1番引き出されそうな環境を選ぶ

私の場合「オンラインで動画みて自分で進めてね」スタイルの学校は絶対に合わないと確信していました。ある程度の強制力やライバルの存在があった方が、頑張れるからです。

この傾向は幼少の時からずっとあって、例えば小学生の頃にやっていた進研ゼミ。最初はやる気十分に進めていても、5-6月になってくると白紙のままのテキストが山積みに。

しかも、親に何度も怒られてもやらない。続かない。そんな子どもでした。それでも学校の勉強は頑張っていて、周りの子に負けたくない気持ちをバネに、テストでも高得点を取っていました。

人にはそれぞれ、
自分の肌にあった努力の方法が絶対にあります。

たしかに、有名なスクールに通えば、たくさんの選択肢やチャンスを与えてもらえます。でもそのチャンスを100%生かせるかどうかは、自分自身とそのスクールの相性の面も大きいと私は思います。

高額のお金を投資したのに、頑張りきれなかった。もしそんなことになったら、デザインを嫌いになってしまうかもしれません。自分はダメなんだ、向いてないんだ、と諦める気持ちも出てくるでしょう。

すっごくもったいないです。

自分の肌に合わないスクールを選んでしまったがゆえに、自己否定を加速させるのはもったいない。デザインのセンスがないのではなく、自分に適した環境・努力の方法ではなかっただけだから。

相性うんぬんは関係ない。そのスクールを活用できるかは自分次第だ!とにかくやれ!

こんな声も絶対にあるでしょう。
たしかに一理あります。スクールに入ってしまえば、あとはもう自分次第です。

私が言いたいのはその前の段階の話。
環境選びをとにかく慎重にやろう。

周りの意見を気にせず自分の直感を信じて、
納得いく選択をしてほしいなと思います。


ちなみに、私が選んだのはモンスターアカデミア。セブ島でのデザイン留学が特徴のスクールです(受講時はコロナのためオンラインのみ)。

YouTubeで講師の方の動画を見たり、卒業生の作品を見たり。自分の価値観やバイブスと共鳴する部分が非常に多い上、しかも少人数制のリアルタイム授業方式。

転職活動のサポートがめちゃくちゃ手厚いかと言われればそうでもない印象なのですが、私は転職サポートよりも、人の良さ・環境の良さで選びました。今でも、ここに通って本当によかったなと思ってます。

あ、決してPR案件ではありません。おすすめの学校ではありますが、さっきも言ったように合う合わないは人によって違います。自分の性質や性格にバッチリ合った環境に身を置いて欲しいです。


後編に続く


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