#52 なぜ「心理的安全性」が大事なのか?ちょっと違う視点で考えてみた
昨今「心理的安全性」という言葉を目にする機会が増えましたね。
私の研修でも、必ず「心理的安全性」の場が重要だという話をします。
さて、そもそも「心理的安全性」とは
のことです。
心理的安全性が担保されていると…
こんなすっんばらしいことが起こります!
この心理的安全性の場をつくる重要性は、アドラー心理学の側面からもお話することができます。
アドラー心理学では、「人は誰もが人生の主人公である」と言っています。
しかし、多くの人は「人からどう思われるか…」「こんなこと、言われたらいやだな…」などと、いわゆる人の目を気にして、行動しがちです。
特に日本人は…。
さて、これを読む経営者やリーダーであるあなた自身も、自分の人生を自分が主人公として歩んで欲しい…と思いますが、もう一つ役割があると思っています。
それは、共に働くメンバー(社員)も、同様にそれぞれの人生の主人公として歩み、働く場をつくって欲しいと思います。
それをするためには、社員が周りに気を使って、気兼ねをして意見を言わない、行動しない…ことがあってはいけないわけです。
その人がその人らしく、生きるためにも、心理的安全性の場を会社で担保することはとても大事なことです。
「社員に幸せになって欲しい」
と願う社長さんはたくさんいます。
一方で、それをどう実践したらいいか分からない方も多いようです。
まずは、「なんでも言い合える場」をつくることを決めて下さい。
「腹を割って話す機会(場)」を、あなたの会社なりのやり方で、考えてみてください。
ちなみに(ちょっと今回のテーマからは余談になりますが…)、誰か(おおよそ上の人=経営者や上長)が、誰か(社員、部下)を評価する、評価制度を入れてしまうと、心理的安全性の場をつくることが難しくなる場合があります。
評価制度も色々なので一概には言えませんが、いわゆる「評価」を上の人がする場合、「言いたいことが言える場」がつくれるでしょうか?
「言いたいこと言えっていうけど、言ったら評価さがるかもな…」
なんて思っていたら、決して心理的安全性の場はつくれません。
「腹を割って話す機会」をつくることと「評価制度の見直し」をぜひしてみてください。
もし、「そろそろやっぱり評価制度入れたほうがいいかな…」という方は、ちょっと待った~~~!です(笑)。
評価の話はまたいつかさせていただきます♪
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪
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