#29 リーダーは社内マーケッターであれ!と思う理由
あなたの会社では、商品やサービスなどを販売して、売上…利益を創造していると思います。
そのために、数えきれないくらいのことをしていると思います。
お客さまの悩みはなにか?
どんな商品やサービスがその悩みを解決するのか?
どのような伝え方をしたら伝わるのか?
などなど…
私は常々思うのですが、お客さまに対してやっていることを、社内にいる社員に向けて考えてみてはどうかと思うのです。
当社では、近々役員が3名生まれる予定ですが、彼ら自身はモチベーションも高く、やろうと言ったら、気持ち的には(笑)すぐやります。
やらなくても、やりたい!という気持ちは、放っておいても沸き上がります。
しかし、他の社員さんは、「〇〇やってみない?」と言っても、腰が重かったりするわけです。
そこで、「僕たちはやりたいけど、みんなが…」という役員候補の社員に対して
「スタッフをお客さまだと思ってみてはどうですか?」
と言います。
「お客さまに【してほしい行動】をしてもらうために、イベントやキャンペーンを企画したり、もちろん、細かい日々のこともやっていますよね?それがマーケティングなんだけど、スタッフに対しても【してほしい行動】をとってもらうために、どうアプローチしたらいいか?を考えてみてはどうかな?」
というような話をします。
私が学ぶ、ワクワク系マーケティング実践会の主宰である小阪先生は
「お客さまは神さまではない。商人はマスター(師匠)であれ」
と言っています。
お客さまはその商品やサービスを購入したら、自分にどんなワクワクや幸せが待っているのか?を知らないわけです。
ならば、教えて差し上げるのが商人のやるべきことなわけです。
リーダーがスタッフにやって欲しいことがあれば、商人がお客さまに教えることと同じことをすればいいのです。
ただ、注意しなくてはいけないのは、コントロールをしよう!必ずこの通りに動いてもらおう!という欲は出さないことです。
あくまで仮説を立てて、やってみる。その結果を見て、微調整をしていく。
人を自分の思い通りに動かそうというコントロールは、あとからしっぺ返しを食らうことがありますからね。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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