#68 「死ぬ瞬間、どんな気持ちでいたい?」を考えると生き方が変わる…かも
みなさん「七つの習慣」って知ってますか?
…と、聴くほどのことでもないくらい、浸透していますよね。
しかし、「7つの習慣」の著者スティーブン・R・コヴィーさんは、アドラー心理学の影響を受けている…ということを知る人は少ないはず…
なんて、豆知識を入れつつ(笑)、本日のお題は「死ぬときのこと」です。
以前、企業研修で「自分が死ぬ(予定)ときまでの時間を計算する」というワークをやりました。
その時の感想が「研修で【死】を取り扱うべきではない」というものがありました。
恐らく、多くの方が【死】についてネガティブな感情があるからだと思います。
そして、【死】は必ずだれの元にも訪れる絶対間違いのない、数少ない事実ですが、なぜか「自分はそう簡単に(早く)は死なない」と思っている方が多いようです。
恐らく「自分はそう簡単に(早く)死なない」と思うことで、【死】とについて考えたり、【死】と対峙することから逃げているだけかもしれません。
しかし、お化けが怖いのも、死が怖いのも、見たことがない、体験したことがない、実感できない…から何です。
人って、知らないものが怖いんです。
ですから、ある程度、想像をしてみると、意外と思っているほど怖がることでもなかったな…なんてこともあります。
さて、7つの習慣の中には、
という習慣が提示されています。
そして、ここには、3年後の自分の葬儀を想像してみようということが書いてあります。
そこでは、家族や友人知人、仕事仲間などが弔辞に訪れます。
このように書いてあります。
私は20年以上前に、この書籍を読んで、すごく違和感がありました。
「いや…別に、周りに何と思われたいとか、ないし…」
っていう感じです。
実はこの第2の習慣は、「ゴールや目的を考えて、人生設計をしよう」というようなお話(教訓)です。
たまたま「弔辞」の例を出してしまったことが、私にはスッキリしなかっただけだと、最近気づきました(;^_^A。
それに気づけたのも、自分でこの「弔辞」のイメージ(死んだときのイメージ)をリフレーミングできたからです。
それは…
自分が死ぬ瞬間
「あ~〇〇な人生だったな」
と言って死んでいきます。
その「〇〇」って何ですか?
ってことです。
周りにどうみられるか?とか、なんと言われたいか?ではなく、
自分がどう感じたいか?
です。
「やりたいことが色々あったのに、できないことの方が多かったな…」
「もっと、家族や友人と共に過ごす時間をつくればよかったな…」
と思って死にたいのか?
或いは
「まぁ、後悔がないと言えばうそになるけど、かなりいい人生だったな!」
「やりたいことは、結構やってきたし、楽しい人生だった!」
がいいか…?
あなたは、どちらでしょうか?
自分の今世最後のときに、どんな感情でいたいか?
そこから逆算したときに、自分の生き方を見直すことができるのではないでしょうか?
今、やりたくないけど、仕方なくやっていることありませんか?
ある書籍では、「お金があったら、やらないことは、今すぐやめましょう」とありました。
そして、「お金がもらえなくても、やりたいことは、今すぐやりましょう」です。
会社の経営も同じです。
目的やゴールからの逆算です。
現在の積み上げではありません。(←ここ大事)
アドラー心理学では「目的論」と言うものがあります。
「何のためにそれをやるのか?」
「自分は本当はどうしたいのか?」
という目的から考えて、今の行動を変えていくのです。
経営者自身もそうですが、社内で「目的思考・未来思考」で「未来からの逆算経営」ができるようになると、社員みんなでワクワクした未来を考え、自分たちで動く自律型・指示ゼロ人財に育っていきますよ♪
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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