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#85 「仕事を自分事として捉えて欲しい…」と悩む経営者さまへ

指示ゼロ経営プロデューサーのかおりんです。
「指示待ち社員が多くて、人がなかなか育たない…」そんな悩みを抱えた中小企業の経営者さまのために「自分たちで考え動き成果を出してしまうチームによる経営」のヒントをお伝えしています。ほぼ毎日更新中(今の所)なので、フォローでお見逃しなきようご覧ください。
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「仕事を自分事として捉えて欲しい…」と悩む経営者さまへ

というお題にしましたが、「本当~そうですよ~~~」と声が聞こえてきそうです(笑)。

もっと、普段の言葉でいうと

「なんで、もっと仕事を自分事としてとらえて仕事しないんだ?」
とか
「なんか、仕事を他人事だと思ってる気がする…」
とか
「仕事なんだから、せめて、給与分くらい働いて欲しいよ…」

なんて、ちょっと愚痴っぽい言葉が、脳内を駆け巡ることがあるでしょう。


そんな風に経営者や幹部さんが思い煩っているときの社員さんの脳内に駆け巡っている言葉はというと…

「社長がやりたいことが全然分からない…いつもコロコロ変わる…」
とか
「提案しても結局、社長の意見が通るし…」
とか
「ちゃんとやれ!とか言われても、どうちゃんとやればいいか分からないし…」

などなど…。

この心の声は、なかなか社長の耳には届きません。


「いや、うちは定期的に面談(1on1)してるし、しっかり意見を聴いています」

という方がいますが、そんなところで本当に本音を言うと思いますか?
(もちろん、社長に対する不満も100%吸い上げることができる関係性ができているなら別ですが…まぁ、そんな会社であれば、そもそも不満は起こらないと思います)

面談をしても、表面的なもので、結局

「もう少し、自分の仕事を評価してほしい」
とか
「やったこと(成果)に対して、見返りがほしい」
などと言うわけです。

そんな声を聴くと、モチベーションを上げようと、インセンティブ(成果報酬)を決めたり、評価制度を整えようとしたり、勉強会に参加させたり…

しかし、これらをやると逆効果になることが往々にしてあります。

というのも…

社員が求めているのは「ニンジンを目の前にぶら下げてもらうこと」ではないからです。

ただ、社員本人も自分がどうしたらモチベーションが上がるか分からないのです。

ですから、「ニンジンくださいよ」としか言えない。

或いは、「別にニンジンとかいらないんで淡々と仕事して給与もらえればそれでいいです…」とかになります。

そんな人に評価制度とか入れたら、自分が高い評価をされないことが分かるので、よりモチベーションが下がります。


では、どうしたらいいか?



すみません…

書こうと思いましたが、そう簡単なことではないので、サクっと書けませんでした(笑)。


とはいえ、何も書かないわけに行かないので、今回は2つヒントをお伝えします。


❶社長が何をやりたいのか?どんな会社にしたいのか?社員にはどうなってもらいたいのか?を、何度も何度も何度も何度も話をする

ポイントは、何度も何度も何度も…(ドリカムの「何度でも」です…1万1回目がきっとあります))

社員が腹落ちするまで話をします。

指示ゼロ経営がある程度進んでいるところは、これを「みんなで考えて対話をする」といいですね。

「うちにとって【いい会社】ってどんな会社だろう?」

を全員で話し合うのです。

そうすると、自分は会社の一員という意識も芽生え、仕事と自分がつながっていきます。


➋面談・1on1ではなく対話をする

対話というのは、二人(或いは複数人)で、同じ絵を見ながら話をするイメージです。

会話でも議論でもありません。

対話をすることで「相互理解」を深めたり「信頼関係」をつくったりすることができます。

そこに「社長の意見」は必要ありません。

「傾聴」を基本として、相手の関心に関心を持ち、まずは理解する

その後に「共通認識」をつくっていくのが対話です。


それぞれのヒントを元に、セミナーができそうですが(笑)、今回はヒント…ということで、ぜひ、参考にしてみてくださいね。



本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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