#37 決算書が読める社員を育てる方法
◆決算書が読めるふりをしていた頃…
中小企業の社長さんでも、ちゃんと読むことができない人が多い決算書…。
かく言う私も、7~8年くらい前まで「読めるふり」をしていました(;^_^A
一応、税理士さんに毎月、月次決算をしてもらい、2~3か月後に
「まぁ、順調ですね~」
とか
「もう少し、〇〇するといいですよね」
なんて言われて、分かったふりして
「そうですね~~~」
なんて、ごまかしてました。
これに頷く経営者さん、多いのではないでしょうか?
一応、「日本一カンタンな決算書の読み方」的な書籍や、お金、数字、利益…という名前が付いた書籍も色々読んできました。
セミナーにも参加したりしましたが、分かったふりだったと、今なら分かります…。
◆全社員が経営ゲームを体験
会社の未来を考えるために、決算書は一つの指標になります。
指示ゼロ経営をするということは、社員が自分たちで、経営判断=意思決定をしていくことが(いつかは)必要です。
そのためにやったことは
①クラウド会計ソフトを使用
クラウド会計ソフトは、最近多くの会社さんが活用しています。
指示ゼロ経営で、大切なことは【情報共有】ですが、会社の数字の情報共有をすることで、誰でも現状を見ることができるようになります。
それと並行してやったのが
②全社員がMG(マネジメントゲーム)
です。
MGとは、元ソニーの西順一郎先生が開発した、経営のゲームです。
このゲームでは、一人ひとりが経営者となり、2日で5期分…あるいは、1日で3期分の経営をゲームを通して体験するものです。
決算書も自分たちで電卓をたたいてはじき出します。
これにより、ある程度、会社の数字を読めるように土台をつくり、実際の会社の数字を当てはめて、少しずつ教育をしていきました。
◆確かに時間はかかります
ここまで社員に成長してもらうには、もちろん時間もお金もかかります。
しかし、当社がコロ〇禍にも関わらず、3期連続増収増益を果たせたのは、間違いなく、社員全員が決算書を読めるようにしたからだと思います。
現在は、役員(候補)は、BS(貸借対照表)も読めるように指導し、会社が生まれてから現在までの過去の実績を見せ、このBSがどんな状態になることがいいのか?という、経営戦略も自分たちで立てられるように、教育をしています。
指示ゼロ経営=決算書をオープンにする…ことではありません。
しかし、本当に社員が自分たちで、会社を成長させていく状態をつくりたいのであれば、いつの日か、ここまでやる必要は出てくると思います。
ということで…
【社員に決算書を読めるようにさせたい!】
と思う経営者さんいましたら、お声がけくださいませ~~♪
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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