#61 絶対「失敗」をさせない方法が分かりました!
失敗は必ず起こります…とはいえ、減らしたい、なくしたい…と思いますよね?
しかし、失敗を「減らしたい」「なくしたい」…と思えば思うほど、会社の成長を阻害していることをご存じですか?
失敗というものは、チャレンジしたものにのみが体験できるオプションです。
過去にあなたも、何度も何度も失敗を繰り返してきているはずです。
30、40、50にもなれば、思い返すと「その失敗があったからこそ今がある」と、思えることは、一つや2つではないはずです。
ですから、会社では失敗をたくさんすることが大事なのです。
失敗をすればするほど、成長します。
そして、失敗はチャレンジしないとできない体験です。
失敗をして、悔しかったり、ひょっとしたら周りに迷惑をかけてしまったりするかもれませんが、それをどのように解釈し、次に進むかが胆です。
人はみな自分の解釈で世界を見ています。
これはアドラー心理学では「認知論」と呼ばれているものですが、人はそれぞれ自分色のメガネをかけています。
世界はその人が見たいように見えています。
「失敗した…あぁ、なんて自分はダメな人間なんだ…みんなにも迷惑をかけてしまった…この仕事向いてないのかもしれないな…」
と、失敗をネガティブに捉えると、このようになり、委縮して次にすすめなかったり、会社を辞めてしまうことになるかもしれません。
アドラー心理学では【非建設的な行動】といいます。
一方で
「失敗した…そうか、もっと、ここを工夫すれば、もっと前もって準備をしておけば、こうはならなかったかもしれない。今回は、みんなに迷惑をかけてしまったけど、次はうまくやって、みんなに恩返ししないとな!!」
と、考える人もいるわけです。
こうなると、失敗は次のチャレンジの糧になります。そして、きっと成長のきっかけになっていきます。
アドラー心理学では【建設的な行動】と言います。
さて、「失敗をしてはいけない」という風土が会社にあると、「失敗=悪い事」となり、失敗しないように仕事をするようになります。
そうするとどうなるか…
チャレンジをしなくなるのです。
今の世の中は、自分たちでどんどんアイデアを出したり、改善修正していかないと、時代に取り残されてしまいます。
まだ誰もやったことがないことをどんどんやっていかないといけないわけです。
やったことがないわけですから、当然、最初からうまくいくはずもなく、失敗を繰り返すことになります。
ですから、チャレンジ→失敗→チャレンジ→失敗…を繰り返すことをよしとする風土を会社でつくっていかなくてはいけません。
結論。
絶対失敗をさせない方法は…「なにもさせないこと」です。
失敗をしても許される風土が整っていれば、失敗=チャレンジの証となり、会社に新しい風がいつも吹き、社員も会社も成長していく土壌ができていきます。
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