#60 「人を育てる」より「人は育つ」と信じて見守るほうが楽
人材育成にお悩みのみなさんに朗報です(笑)。
「どうやって育成したらいいんだろうか…」
とお悩みのマネージャーさん、中小企業の社長さん、多いですよね。
しかしまずは、
「どうしたら(手をかけず、楽に…)育つだろうか?」
と問いを変えてみましょう。
これだけで、なんか変わった気がしませんか?
これ、隠れていますが、実は主語が違うんです。
日本語って、主語を言わなくても通じてしまいますが、英語は必ず主語を入れます。
だから、誰が誰に(何に)…という「誰が」がハッキリします。
しかし、日本は主語がハッキリせず、どうも自分と他人の境界線があいまいな気がします。
まぁ、いい文化、風習…でもあるのかもしれませんが、今回のようなパターンで考えると、主語を変えるだけで、ずいぶん違ったイメージになることはお分かりいただけたと思います。
最初は
「私は、どうやって育成したらいいんだろうか…」
と、自分が主語なんです。
「私が」
どうにかする…という視点です。
二つ目は
「〇〇さんは、どうしたら(手をかけず、楽に…)育つだろうか?」
と、相手が主語になります。
〇〇さんに、どうしてもらいたいか?どうなってもらいたいか?という視点で考えます。
そうすると、なぜか「未来思考」「目的思考」に早変わり!
結果、ポジティブな思考になります。
「どうしたら育つか?」
と考えると、指示ゼロ経営的には、やはり「育つ場」をつくることが大事だなと思うわけです。
「育つ場」とは例えば
「自分から分からないことを聞きやすくする場」
「成長のステップを見える化する場」
「誰かのサポートを気軽に受けやすくする場」
「失敗しても間違っても、叱られない、嫌味を言われず、みんなが助けてくれる場」
などなど…
指示ゼロリーダーの仕事は「場づくり」です。
「どんな場?」
と疑問が湧いてきても、自分や会社、チームの望む姿に近づけるには「どんな場」をつくればいいだろうか?…と、また自分に問いを立てます。
そして、場をつくったら
「信じて待つ」
ということが大事です。
焦らない焦らない…
失敗しても、出来がよくなくても、いいんです。
「トライした」
ということを承認し、勇気づけ、見守っていけば、そのうち育ちます。
できるリーダーさんは、もどかしい気持ちが先走り、つい口や手を出してしまいそうになるかと思いますが、ここは「果報は寝て待て」です。
結果的にこのほうが、人は育ちますし、リーダーさんも楽なんです♪
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪
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