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行動したい時、一歩踏み出す方法②

こんにちは、はぴです。

このnoteは、『行動したい時、一歩踏み出す方法①』の続きになります。
前回の記事を読んでいなくても理解できる内容となっておりますが、以下に前回のポイントを記載しておきます。

◎前回のポイント
・行動を起こすためには、きっかけ=動機が必要。
・動機には、自分の内側から湧き起こる興味・関心や、やりがいなどを指す「内発的動機」と外部から与えられる報酬などを指す「外発的動機」がある。
持続的で質の高い行動は「内発的動機」に基づいている

さて、今回は行動をする際に重要となる、「内発的動機」を高める具体的な方法をお伝えしていきます。

前回の内容が気になる方は、こちらをご覧ください。↓

内発的動機を高める方法

①行動の価値を認識する

 内発的動機を高める一つ目のポイントは、「行動の価値を認識する」ことです。

私たちはその行動自体に価値を感じられた時、やる気が上がり、パフォーマンスも高まります。また多少の苦難があっても、それを乗り越え、継続的にその行動をおこなっていくことができます。
なぜなら人は、興味や関心、喜びを感じた時、ごく自然に「やりたい!」「頑張ろう!」という前向きな気持ちになるからです。

では、ここで「ブログを書く」という行動を例に考えてみましょう。

ブログを書く理由が、単に「お金を稼ぐ」という外的要因に基づいた行動だった場合。
収益が上がらないとやる気が下がり、いつしかブログの更新はしなくなってしまうでしょう。

一方で文章を書くこと自体が楽しい!と思えたり、人に読まれることにやりがいを感じている場合。
ブログを書きたい!という欲求に駆り立てられ、更新頻度、継続力共に高まることが想像できると思います。

このように自分の興味や関心があることについては、比較的取り組みやすいでしょう。しかし初めて物事にチャレンジする時には、不安がつきもの。二の足を踏んでしまうこともあると思います。
そんな時は、心がアンビバレント(不均衡)になっている証拠です。

やらなきゃ!でも、面倒くさい.・・・。
やりたい!けど、自分にできるかな・・・?

このように「気持ちの対立」があると、身動きが取れなくなってしまうのです。

では、気持ちの対立はどのように対処すればよいのでしょう?
おすすめの方法は自分に、行動する価値を認識するための質問をすることです。

◎行動の価値を認識するための質問
・その行動を行うメリットは何か?逆にデメリットは?
・その行動にはどんな意味があるのだろう?その行動の役割はなんだろう?
・その行動が及ぼす自分や周りへの影響は?行動することで、どんなふうに変わるだろうか?

例えば、「出勤前にウォーキングをする」という行動を始めたい場合について考えてみましょう。
・メリットは、スタイルが良くなり健康的になれること。デメリットは、今までより朝早く起きなくてはならないこと。
・ウォーキングをする意味・役割は、健康維持や気分転換、近隣住民とのコミュニケーション。
・自分に及ぼす影響は、健康的になれるたり、魅力的になれたりすること。他人に及ぼす影響は、夫が惚れ直してくれるかもしれない。

ここで、行動を促すという目的なら、わざわざデメリットを考える必要はないのでは?と感じる人もいるかもしれません。
しかしその行動が自分にとって本当にするべきことなのか否かを冷静に判断するためにも、メリット・デメリットの両方を洗い出し、比較検討することが大切なのです。

デメリットの方が大きいと感じる時は、まだ行動に移す時期ではないのでしょう。
そのような時は、無理に実行する必要はないと思います。
嫌々やっても持続しないですし、ストレスにもなりかねません。
自分の気持ちに素直になることも、行動することと同じくらい大切なことです。

②自分にできそうな目標を立てる

 行動を促す二つ目のポイントは、自分にできそうな目標を立てることです。

人は興味があっても、自分にはできないだろう・・・と思うことには手を出しません。
「失敗は成功のもと」とはいっても、やはり失敗は怖いですし、できることなら失敗したくないと考えますよね?

それでも、仕事ならやらなければならないこともあるでしょうし、やりたいけどなかなか踏み出せないこともあるかと思います。
そんな時は、「このくらいなら自分にもできそうかな?」程度の小さな目標を考えてみましょう。

例えば、全く運動をしていなかった人が急に、「明日から毎日1時間ウォーキングをする!」という目標を立てたとしても、いざ行動しようとした時には、「疲れているし明日からでもいいかな〜」などと、先延ばしにする確率が高くなります。

最初の一歩は、出来るだけハードルを下げ、行動を起こしやすくする=「自分にできそうな目標を立てる」ことが大切です。

ウォーキングの例でいえば、5分など短い時間から行う。毎日ではなく、週1回を目標にする。まずは、玄関まで出て外の空気を吸うことから始める。
などなど。

人は、出来るかもしれない!という希望があるからこそ、行動してみたくなるのです。

③新たな目標を見つける

 ある程度行動することができるようになったら、次の課題は継続すること。
継続するためのポイントは、「次なる目標を見つける」ことです。

新たな目標に向かって動き出すことが、今の行動を強化する役割を果たすのです。

まとめ

◎前回のまとめ
・行動を起こすにはきっかけ=動機が必要。
・動機には、内発的動機と外発的動機があり、持続的で質の高い行動は、内発的動機に基づく

◎今回のまとめ
・内発的動機を高めるためには、
行動の価値を認識する
自分にできそうな目標を立てる
新たな目標を見つける


いかがでしたか?
一歩踏み出すきっかけは見えてきたでしょうか?

時には行動している過程で壁にぶつかり、また逆戻り・・・なんてこともあるかもしれません。
私は、それでもいいと思っています。
人生は一度きりですが、生きている限り、私たちは何度でもやり直すことができるのですから!

はぴ

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