人工知能時代、生涯賃金は無意味になる
noteクリエイターの花やんです。今回は『人工知能時代は、生涯賃金が無意味になる』をテーマにお届けします。最後までよろしくお願いします。
初めに
皆さんは『生涯賃金』について気にされていますか?多くの方が気にされていると答えると思います。もちろん、中には「そんなの気にしないよ」と思っている方もいるかもしれません。
『生涯賃金』の指標は今でもメディアでも普通に使われています。最近では働き方改革の特集などでも引用されています。
しかしながら、私はこの指標がこれからの時代には無意味になると考えています。今回は、その理由についてお話していきたいと思います。
なぜ無意味なのか
皆さんは『生涯賃金』について気にされていますか?多分多くの方が、気にされていると答えると思います。もちろん中にはそんなの気にしないよと思っている方もいるかもしれません。
そもそも、生涯賃金とは私たちが働きだしてから生涯に稼ぐ賃金の総額のことです。この指標は戦後の高度経済成長の中で生まれた年功序列終身雇用制度の中から出てきたものです。
年功序列終身雇用の下では、長く働けば賃金が上昇していきます。そのため、一生同じ会社で勤め上げることも意味しています。
ですが現在進行形の人工知能時代においては、今までの働き方が通用しない時代になりつつあります。
その証拠に年功序列終身雇用制度は崩壊し、転職またはフリーランス起業家などとして独立して働くスタイルが広がっています。
フリーランスや起業家となると、自分自身で仕事を見つけて稼ぐので、賃金から報酬に変わります。
それに起業家なら自身の会社の状況によって自身の報酬が変化します。なので、毎年収入が上がっていく従来の雇用体系とは、まったく異なります。
そうなると『生涯賃金』の指標は当てはまらなくなります。
つまり、『生涯賃金』はもう私たちのキャリア形成における指標でなくなりつつあるのが現状なのです。
なので、これからの時代では『生涯賃金』は参考にすらならないと私は思っています。以上が、人工知能時代に『生涯賃金』が無意味になる理由です。
指標など意味ある⁉
『生涯賃金』が完全に無意味になると言われると、多くの方は不安になるでしょう。何を指標にすればよいか、思い悩むことでしょう。しかし、私自身はそんな指標に自分を当てはめることはありません。
指標には特に意味がないと思うからです。指標は、あくまである集団の中での平均値でしかありません。それに、現在は多様な社会に向けて時代が動き出しています。
こうした中で、何かの指標にすがることは、自分を案じるだけでしかありません。この国では、『生涯賃金』に限らず、『偏差値』など、法律で定められていない基準を作ろうとする人々がいます。
自分を無意味な基準に当てはめ、自分の価値を見定めようとすることは、必ずしも正しいとは言えません。多くの人が、自分がどの属性に属するかを明確にしたがるように感じます。
私たちはこの地球・日本という社会に所属していますが、それ以上に何を求めるのでしょうか?私は、狭い集団や指標などの基準に囚われるべきではないと思います。
そうしたことに囚われることは、自分の人生を縛り付けることと同じです。人工知能時代においては、自分自身を縛ることは、成長する上で足かせになるでしょう。だからこそ、指標に囚われるべきではありません。
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