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hapeだからできた!人材業界への挑戦


就職活動の不安と食品業界の営業職へ

大学卒業後、私はフリーターをしながら音楽活動に没頭していました。
しばらくして音楽活動をやめて定職に就こうと思ったのですが、
就職活動の経験がなかったので、右も左もわからない状態で。
そんな中、とある人材紹介会社を見つけ、なんとか就職活動を始めることができました。

その人材紹介会社は少し特殊で、数週間の教育研修後に企業を紹介してくれるというものでした。
私は営業職のグループに参加することとなり、座学以外にも飛び込み営業も経験しました。
当初は20人ほどメンバーがいましたが、途中で何名か辞退していたことを覚えています。2週間の研修期間と集団面接を経て、食品卸の営業職に就くことになりました。

入社後、主な業務はルート営業だったのですが、当時、社員数が7名だったこともあり、営業活動や仕入れ、配送業務、事務業務まで一通りの業務は、私ひとりで完遂してましたね。
そのため、かなりハードな就労環境だったといえます。
毎日睡眠時間は3時間程度だったと思います(苦笑)

そのような環境に加えて、食品業界や当時の会社の将来性についても少し不安を感じるようになりました。
食品は必需品である一方で価格競争が激しく、私がいた会社でも薄利多売で利益率が低い状況が続いていましたので、10年後、20年後先まで働き続けるイメージが湧かなかったですね。

次第に転職への意思が強くなり、人材業界で働きたいと考えるようになりました。
私自身が人材紹介会社を介して仕事に就いた経験が大きな理由です。
人材業界に携わることで、多くの人をサポートできる喜びや意義のある仕事に従事できることを期待し転職に踏み切りました。


hapeでのアルバイト体験

転職を決意した私は、知人からある転職エージェントを紹介してもらいました。それがエイプだったのです。
当時は代表の蔵野が独立し、エイプを設立して間もない頃でした。

蔵野に支援をしてもらいながら、人材業界への転職に挑戦しましたが、
有形商材の営業経験しかなかった私にとって、内定を獲得することは容易ではありませんでした。
なかなか結果に結びつかず、悔しい思いをしたのを覚えています。

人材業界は諦め、また有形商材の営業職としてのキャリアを歩む選択肢も視野に入れ始めたころ、蔵野から「うちでアルバイトしながら人材業界について学んでみるか?」と声をかけてもらったのです。

とにかく未経験の業界で新しい挑戦をしたいという気持ちが強かったですし、当時27歳で結婚もしておらず、失うものなんてなかった状況だったので、二つ返事で働かせてもらうことになりました。
振り返ると、私のキャリアの中でも非常に重要な分岐点だったと思います。


キャリアアドバイザーの献身的な努力

4か月間、アルバイトで経験を積んだ後、エイプの正社員として登用されることになりました。
当時、エイプは2年目を迎えるタイミングで、蔵野にとっても正社員の雇用は大きな決断だったのではないかと思います。

夢にまで見た人材紹介のお仕事でしたが、設立2年目だったこともあり、とにかく必死に働いた記憶が鮮明に残っています。

転職活動をされた方はわかると思いますが、
転職サイトに登録すると、企業やエージェントから沢山ご連絡をいただくと思います。
私はエージェントの立場として、求職者の方にひたすらスカウトメッセージを送り、キャリア面談を通じて、求人のご提案をしていました。

中には土日しか面談ができないという方も多くいらっしゃったので、
休みを返上して面談をしていました。
大晦日に面談をしたこともありますが、相談してくれるだけで大変ありがたかったです。
たとえ休みの日でも、私に頼ってきてくれる方を無下にすることもできなかったですし、私の性格上、全然苦にならなかったです。


スカウトマーケティングの発展に向けて

キャリアアドバイザーを7年経験し、現在はスカウトマーケティングの責任者として、求職者の集客に従事しています。

弊社のキャリアアドバイザー一人ひとりがバラバラの認識でスカウトメッセージを送るのではなく、スカウト体制を構築し、誰が送っても一定の質と量を担保するために業務を仕組み化しています。

17名の業務委託をマネジメントしていますが、スカウトマーケティングの実務経験がある方がいらっしゃらず、業務内容が分かりやすく理解できるようにレクチャー動画の作成などを行っています。

集客数は時期によって波がありますが、求職者の方から多数のご相談をいただけているので、やりがいを感じながら、業務にあたっています。

一方で課題もあります。
このまま集客数が右肩上がりで伸びていく保証はありません。
いつか頭打ちする可能性があることも視野に入れて、今後も継続的に集客数を増やしていく施策を検討する必要があります。

エイプは営業職の転職に強みをもったエージェントです。
実際に、大手求人媒体から優良エージェントととして表彰された実績もありますので、エイプの魅力がもっと多くの人に発信できれば、より集客に貢献できると考えています。

また、私がエイプのスカウトマーケティングを発展させるうえで
欠かせないのは蔵野の存在です。

入社当時から蔵野の知識や行動力、アイデアに魅了され、様々な刺激を受けてきました。
この人についていけば、必ず面白いことができると確信おりますし、自分自身も第一線で活躍したいという意欲が湧き上がってきます。

現在も蔵野と共同でスカウトマーケティングの戦略を考えていますが、蔵野の言葉や考え方を私なりに咀嚼し、行動に移すことでエイプの集客に貢献したいと考えています。

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