八首抄 令和6年1月号 1 短歌の会 覇王樹|短歌会 2023年12月20日 17:47 高貝次郎選淡淡あわあわと咲いてくれたね藤袴アサギマダラは来なくてもいい高田 香澄夕星が次第に離れゆくごとく遠くなりゆくいとこはとこら臼井 良夫西の方群青色に浮き立ちて秩父連山しづしづと秋佐田 公子入道雲・うろこ雲またひつじ雲空一面の空の欲ばり井手 彩朕子ひぐらしの涼しき声を聞きながら心の秘密かみしめている北岡 礼子放棄地に囲まれ揺るる蕎麦の花耕す人のいるは喜び髙橋 律子なんという巨大な魚のウロコ雲わたしの心は大空に飛ぶ原田 悦子猛暑日を堪えて夕べの涼しさに少しやさしくなれる気のする山口 みさ子朗読を聴いてみる 覇王樹公式サイト ダウンロード copy #短歌 #短歌会 #覇王樹 1