八首抄 令和6年2月号 短歌の会 覇王樹|短歌会 2024年1月23日 14:27 広瀬美智子選水光る岸辺へ行かう右の手を誰にも見えぬあなたにつなぎ高田 香澄セピア色の私のハートが明るんだ二千円分のギフトが当たる髙間 照子久びさに今日流し場のステンレス顔うつすまで磨きて足れり藤峰 タケ子オーロラの国より届く角封筒教へ子といふ白いかたまり臼井 良夫ありし日の金木犀は二度楽し咲き初むる香りと散り敷く彩と谷脇 恵子手を出せばずしり渡さるる子の鞄ほの温かく「お帰り」今日も山内 可奈子空あき屋敷と淋しむなかれ終日を小鳥ら来鳴き熟柿ついばむ吉田 和代帰っても帰る場所ある吾に言う「おかえり」と言う優しい呪縛渡邊 富紀子朗読を聴いてみる 覇王樹公式サイト ダウンロード copy #短歌 #短歌会 #覇王樹 #八首抄