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【エッセイ(ミニ)】忘れる私。


先日、以前の職場にいた頃の同僚に偶然バッタリ出会いました。

当時は新人の中でもかなりミスが多かった(!)その同僚でしたが、現在は資格を取り事務所を立ち上げて仕事をしてるとのことで、元気そうでした。


しかし、

実は私もその同僚と働いていた職場ではたくさんミスをしました笑。

そこでは社会人としてたくさんのことを覚えたし、ほかの同僚たちともアフター5を楽しくすごしましたが

仕事で何度も何度も悔しい思いをしたんです。

久しぶりに当時の同僚に会ってあの時にヘコんだこと、辛かったことを思いだしました。


けれどそれは

私はその同僚に会うまでいつの間にか『あの辛さ』を忘れていた、というこにも気がつきました。

私はあれから転職してそれなりに『私の仕事のやり方』を見つけていくうちにもう『あの辛さ』を思いださなくても良い、そんな私になっていたようです。


もしもあの時に経験した辛いことを

今も毎日、ずっと忘れられずにいたら。

今とはまったく違う私になっていたかもしれません。

このnoteもはじめていなかったかも笑。


あるドラマの登場人物が言ったセリフに

「人は忘れる動物だし、忘れるということはすばらしい能力だと思わない?」

というようなセリフがありました。


忘れてはいけないことはたくさんあります。

けれど忘れることは、成長・進化のバロメーターかもしれません。



でも

こないだスマホをタクシーに忘れて…。30分位で手元に戻ってきたんですけどもみつかるまで生きた心地しませんでした笑。

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松本アニー
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