【エッセイ(ミニ)】知らないでいられるか
先日、BSチャンネルを観ていたら榊原郁恵さんがCMに出ていました。
郁恵さんはホントに可愛らしくて元気よくて、たくさんの方から愛されていますよね。私も郁恵さんのドラマは好きでよく観ていました(!)
数年前に乗った東京行き飛行機の機内プログラムに
郁恵さんがインタビューゲストで出演されていました。
芸歴40年以上の中であった出来事を楽しく、そして7年間主役をされた
舞台「ピーターパン」のお話もされていました。
郁恵さんは7年演じているうちに
ピーターパンのことが好きすぎて、
嫌いになってしまったことがあったそう。
それは好きで好きでピーターパンの人物像を追求してゆくうちに
「どうしてピーターパンは勝手にそう考えるのか、そう振る舞うのか」
と感じるようになったそうです。
けれど続けているうちにまた納得できる部分もでてきて舞台を勤め
やがて後輩たちに役を譲った、というお話でした(一部要約)。
とてもいいお話だと思いました。
好きな人のことは
すべて知りたい!ってどうしても思っちゃいますもんね…。
でも
好きだからこそ
無理にすべてを理解しようとしないほうが
人はもっと近づけるかも知れません。
たいせつに思う人のことについて
何を知っていて、何を知らないでいられるのか。
知ろうとしないことで、わかることもありそうです。
そういえば郷ひろみさんも歌っていましたね『会えない時間が愛を育てる』。…こちらもまた深い。
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