【エッセイ(ミニ)】いつか見た常識
今日はちょっとカタイお話。
前回「旅」のミニエッセイを書いて
2年ほど前にでかけたある地方の空港ラウンジでのことを思い出しました。
空港のラウンジはよく利用させていただいてます。好きです笑。
フライト予定時間より早めに空港に着いて
飲み物を飲んだり、新聞、雑誌を読んだり、
メールやブログチェックと、noteの下書きをしたり(!)するのですが
2年前当時
ラウンジに用意されていた新聞や雑誌を読もうとしたら
新聞は各社あったのですが
雑誌は男性誌がほとんどでした。
ゴルフもスーツも時計も
投資などのビジネス誌を女性も読むんですけど
女性誌がほぼない。私がいた時間帯だけだったのかもしれませんがあったのは「家庭画報」のみ(だったかな?)でした。
無料で読めるサービスはありがたいんですが
女性誌が少ないのはなぜ?ラウンジ読物担当者の方が男性だからとか?
でも、実はその答えは簡単に予想つきました。
「ラウンジ利用は男性」という前提があったのかもしれません。
確かにそのときラウンジを見渡しても利用していたのは
ファミリーとほぼ男性のみなさんで、女性は少なかったですね。
ラウンジ利用は男性、
出張は男性、
飛行機を利用して仕事するのは男性、
いや、仕事をするのは男性…
といういつか見た常識を
空港ラウンジに見ました(遠い目…
さらに
ラウンジに置いたあった男性誌に「ダイバーシティ・マネジメント」という言葉が載っていたのはより滑稽でした。
でも、コロナ禍になってからは直接手に触れる新聞や雑誌の提供は無くなったようですね。テレワークの浸透次第では「出張」という働き方も新たなカタチができるかもしれません。
常識は変わりつつあります。
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