【エッセイ(ミニ)】裏と表がない世界
話題の?オリラジの中田さんがダウンタウン松本さんについて話された動画を視聴。
そうなのね…
中田さんは松本さんについて、M1などの審査員の在り方についてなど
そう思っているんですね…
と割と冷静に観ました。
提言というより中田さん個人の感想、強い思いを話されているように思いましたね。
ただ、松本さんが審査員で出ている番組は中田さんが訝しがるパワーバランスはあるにしても松本さんひとりに決定権があるのではないはず。
審査員に関して思うことがあればテレビ局、制作会社、番組プロデューサーへ直接意見する、という選択肢はなかったのかな?
いやもしかしたらすでに関係者に意見しているけど環境が変わらないから
動画という手法をとったのかな?
いずれにしても中田さんには
多くの視聴者、お笑いファン、そして芸人(特に若手の)の皆さん方に賛同してもらえるという自信もあったのかもしれませんね。
そして今回の動画であらためて
YouTubeは良くも悪くも「裏と表がない」作り方ができるんだと思いました。
最近は思うことはすべて包み隠さず話すのが正しい…という空気感を(特にネットで)感じます。
すべて話せないのはおかしい、
答えは一つしかないんだからと永遠とその一つを追求してゆくような。
「裏か表か」
「ゼロ(0)か イチ(1)か」
「正解か間違いか」
「勝ちか負けか」
この世にはそれしかない、答えは一つだけ、
という考え方。それはとても頼もしいけれどときに乱暴になります。
「裏がない」ということは必ずしも「正しい」ということではないんですよね。
見なくてもいいこと、聴かなくてもいいことをほんの少し残すことでいい距離感ができることも、社会が前に進むこともありますから。
もしも中田さんの中にまだ話せていないことが残っていたなら
直接、松本さんにお話しできるといいですね。
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