【エッセイ(ミニ)】変わるキッカケ
動画サイトを見ていたら
『ゾロ目は「ラッキーサイン」。ゾロ目を見たら今やりたいと思っていることを実行してもいいかも』と話している番組がありました。
たしかに、行動に移すための「キッカケ」は数字や言葉など、いろいろなカタチをしてやってきますよね。
私もちょっとしたピンチや答えに迷ったり、行動に移せないでいたら
「モノが落ちてくる」
という「現象(サイン?)」に遭遇して、それが行動に移すキッカケになることがあります。
以前、お客様との打ち合わせがあったある日。提案するプランは複数あってどれにするか迷っていました。打ち合わせは午後だったので、決め兼ねたままランチへ行ったら、ランチ先のカフェで隣の席に座っていらしたお客様が誤ってオリーブオイルの入った瓶をテーブルの下に落としてしまいました。
幸い入れ物は少しヒビが入った程度でしたが、落ちた時の『バンッ』という少し大きな音を聞いて私は
「もうっ、決めた!」
と踏ん切りがついて?お客様へ提案するプランを決めて、そのあと打ち合わせに入ったらプランをとても喜んでいただいて上手くいきました。あの音が決める「キッカケ」でした。
他にも、終わった仕事に納得せず、私がいつまでもウジウジと考えていたら私が資料棚の横に立った途端に棚の上からボールペンが落ちてきて私の頭に当たって床に落ちました笑。
たまたまプラスチックファイルと一緒に置いてあったボールペンが滑り落ちて私に当たったようでしたが気持ちを切り替えて~と頭をコツンとされたようでした。
また別の日に、考え事をしながら、あるビルのエレベータに乗りました。考えすぎは良くないんだけどな~と思っていたら途中から30代(くらいに見える)のスーツ姿の女性が乗ってきました。その女性が手にしていたバッグを持ち換えた途端
バッグの中から『大きな玉ねぎ』が1個落ちて、エレベータの床に転がりました。女性は「すいませ~ん(笑)!」とあわてて玉ねぎを拾ってエレベータを降りてゆきました。
私は落ちてきた玉ねぎを見て、何を考えようとしていたのか忘れました。
退屈だったり不安な毎日の中に自分だけのラッキーサインを見つけるとその日がいつもとは違う日に見えてきます。
人生はサイン捜しゲームのように楽しいことだけではない、と叱られてしまうかもしれませんが
人生が良い方へ変わる「キッカケ」は些細な出来事からはじまるような気がしています。