【エッセイ(ミニ)】彼女は違った
今よりもずっと若い頃によく読ませていただいた
エッセイストの中谷彰宏さんの本にでてくる大好きな言葉で
「彼女の場合は違った」
というものがありました。
追い込まれたときや、落ち込んだとき自分で自分にそう言うと
自分がドラマの主人公のように思えてきて
このあとに特別な展開が待っているかもと
現状から立ち直ることができる、というようなお話でした。
ベストをつくしてもどうせうまくいかない
今までと同じで何も変わらないからやめてしまおう
本当に今のままでいいのか
などと立ち止まるたびに
「彼女の場合は違った」
「今度は違った」
と、私もくり返し自分の姿に
自分でナレーションをつけてきました(情熱大陸のように笑)。
確かに、大きな出来事から小さな出来事まで
自分だけのドラマはありました。
そして、今。
心痛む、ウクライナの状況をみるたびに
「彼らの場合は違った」とつぶやいています。
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