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宇宙人オダギリジョーほかレアなクレジットは今だけ、僕らが「るい編」に再度ハマる理由

朝ドラ昼12時30分の再放送『カムカムエヴリバディ』が、るい編に入りました。オープニングのクレジット、「おしゃれな女 市川実日子」、「すかした男 早乙女太一」、「宇宙人 オダギリジョー」と、今しか見られない仕掛けですね。ときめきますね!

2周目だからこそテンション上がること多々


再発見が多いです。10代設定のるい演じる深津絵里、後半よりも明らかに声高いなあ。ほか、2周目だから気づく楽しみがたくさんあります。
第42話だけでも、片桐さん(風間俊介)と観た映画、安子、稔よろしく桃剣作品でなくて『椿三十郎』だったかあ。そんで、片桐さんとのやりとり切ないなあ。勝手にフラれたと思っていたが、るいから手を引くのか、ツラっ。からのジョー!こんなジェットコースター展開だったかね。るい編おもろ! ここから切なくも幸せにもなる。おいしいカレーのように、酸味も苦味もあって、しっかりうまくて辛いみたいな、「複雑な味」のるい編って、こんなスタートだったんだなあ。
るいは、安子編でもひなた編でも準主役なので、実質本作の主役とは、多くの解説者が成してきた話かとも思いますが、改めて、その幕開け1週間の上手さよ。

そして、思ったのが虚無蔵さん(現斬られる侍、松重豊)、こんな早くに登場していたんですね。忘れていた。ここからじわじわ存在感を増していくと思うと素敵ですね。安子編キャストで最終盤に残る人は少ないですが、るい編からはひなた編に直結する話も多いし、長く登場する人も多い(年齢考えれば当然だけど)。いやあ、こっから本番だわ。

でもでも、『カムカム』一周目の人こそ羨ましいです。ここから(ここまでもだけど)最高の朝ドラが始まりますぜ。
ちなみに、僕は実家が洗濯屋だったので、クリーニング屋舞台の物語(知っているだけで昭和の有名裏ビデオ『洗濯屋ケンちゃん』、レジェンド月9野島伸司作『一つ屋根の下』以来)というのもうれしいのです。ちなみに、るいの居候先、竹村夫妻のおかみさん、濱田マリさんもご実家がクリーニング店だったとのこと。素晴らしいキャスティングです。(再放送中の『カーネーション』も相まって、かつてのテレ朝深夜の情報番組『あしたまにあ〜な』以来の濱田マリシャワーを浴びる、今日この頃)。

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