3つのRでストレスを上手に解消する
皆さんはストレス解消になる趣味や日課はありますか?今回はレクリエーション(Recreation)・リラクゼーション(Relaxation)・レスト(Rest)の効果的な取り組み方をご紹介します。
レクリエーション
レクリエーションは、心も体も元気な時に気分転換をするためのものです。たとえば、旅行、スポーツ、登山、ジョギング、散歩、筋トレ、ゲーム(パズルやクリエイティブ系)、カラオケ、映画鑑賞、芝居鑑賞、コンサート、ライブ、飲み会、セミナー、ボランティア、ショッピングなど、体を使うアウトドア系のアクティビティが該当します。レクリエーションはエネルギーの消費量が大きいので、疲れている時ではなく元気な時に行うことで、楽しめた分の「充電」ができます。疲れている時にしてしまうと、心から楽しめずに体力をいたずらに消耗し、翌日に響いてしまい逆効果になるので注意しましょう。
リラクゼーション
リラクゼーションは心の疲れを癒す時におすすめです。少し体を動かすヨガ、ストレッチ(筋弛緩法や呼吸法)、マッサージ、アロマテラピー、瞑想、読書や勉強、DVDやTV鑑賞、音楽鑑賞、友人や家族とのおしゃべり、ペットと遊ぶなどのインドア系のアクティビティが該当します。移動に負担がかからない範囲であれば、スーパー銭湯や温泉、森林浴などもおすすめです。また、リラクゼーションは「リラックスしなきゃ!」という思いが強いと、それがプレッシャーになることもあるので、くれぐれも「楽しむ」という気持ちを忘れずに。リラクゼーションのエネルギーの消費量は大きくも小さくもありません。自分のお気に入りの活動、行きつけのスポットがいくつかあると日常生活にも取り入れやすいと思います。
レスト
レストは体が疲れた時にする、休息・休養のことです。入浴、睡眠、ゴロゴロ、癒し系の音楽などで疲れを取ります。休息とは、長時間作業の間に入れる小休憩、ひと休みのことです。例えば、学校の10分休憩のようにいったん集中力や肉体をゆるめることです。休養とは、休息よりも長い時間の休みで、心身のエネルギーを充電することです。例えば、週末に仕事を休んで余暇を楽しみ、また来週にそなえて気力・体力を養うことは休養です。休息はできていても休養ができていないと、ただだらだらしているだけで疲れも取れず、気持ちも晴れないことがあります。レストのエネルギー消費量は小さいので、ある程度の時間をかけじっくりやりましょう。
以上、3つのRをご紹介いたしました。しかし最も重要なのは、今の自分のエネルギー状態にあったRを行うということです。元気な時はレクリエーション、普段はリラクゼーション、疲れ切っている時はレスト、という風に今の自分にぴったりなRに取り組んでみてください。