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生たらこの煮付け〜ちょい家飲みの料理

生たらこ。
前日にスーパーにあるのは確認していましたが、そのときはおかずが足りていたのでスルー。
翌日、パックの数はあまり減っておらず、半額シールが貼ってありました。

煮付けにしたら美味しいのにな、と、なんだか可哀想な気持ちになり、だったら俺が食ったるよ、と家飲みのお供にすることに。半額で150円だったから、他のつまみを調達するより安い、という単に現金な理由でもありますが。

ちゃんと煮付けがオススメされています

【たらこの煮付け】
・生たらこ、生姜、酒、醤油、みりん

☆生姜は千切りに。たっぷり目に用意すると◎。
酒、醤油、みりんを合わせて鍋に入れ、たらこの大きさ、鍋の大きさに応じて、適宜水を足します。
たらこが大きく、鉢の広めの鍋しかないので、ひたひたには出来ません。調味料の倍量くらいの水を足しました。
まずは生姜を入れて煮汁を煮立たせます。

☆煮汁が沸いてきたら、たらこ投入。表面に熱が入ると瞬時にぷっくりします。
最初にあまり動かすとたらこの粒が散り散りになりそうで、まずは落し蓋がわりにペーパーを被せて、少し煮ました。

☆上面には火が入りづらいので、煮汁をオタマですくって上からかけながら、じっくり煮ていきます。
ある程度火が通って固まったら、天地をひっくり返してOK。
中までちゃんと火が入るように、じっくり煮ていきます。

☆煮汁の量が半分くらいになるまでは煮て、不安なら一番厚みのある部分を割ってみて、火の通り具合を確認します。
煮えたら器に盛り、煮汁をかけて完成。

炙り明太子などの場合は、もともと生で食べるものなので、中が半生でも、その良さがありますが、生たらこ(しかも半額になっている消費期限間際)の場合はしっかり火を通さねばなりません。
今回は火はしっかり入りましたが、煮汁が中まで、というほどにはしなかったので、煮汁に浸しながらいただきました。

思ったより粒の結束はしっかりしていて、煮てもそこまでバラバラにはならなかったので、火の通りやすさ、味の染みやすさを考えたら、煮る前にあらかじめ食べやすいサイズにカットしても良いのかも知れません。

海沿い育ちで、新鮮な魚介とともに、卵やアラなどもよく食卓にのぼっていました。
なので、こういう素朴なメニューは懐かしさをおぼえます。

魚卵や白子などはだいたい好きです。痛風予備軍。
というより尿酸値を抑える薬はずっと飲んでいますので、既に予備軍ではないのか。
家飲みで普段ビールではなくオールフリーなどを飲むのも、そこを気遣って、という理由もあります。

そしてまた別の日の家飲みタイムはこんな感じ。

気分をかえてホッピー

最近は、朝(たいてい朝昼兼用)にその日に摂りたい栄養は摂取しておき、夜は好きなものをいただく、というのを心掛けています。
休日なら、青物野菜は夜にするか、というのがききますが、平日は帰宅時間が読めず、この時間からガッツリ食事でもねぇな〜、という深夜帯になってしまうことも多いので。

この日も夜中近くに帰宅。
冷蔵庫にあるものでパッと用意して、何か少し腹に入れつつ、ホッピー飲んでお疲れさん、で一日に区切りをつけて寝よう、というノリ。

前日に仕込んだ茄子の辛子漬け、常備菜のもやし炒め。
用意する合間に、パックのまま冷蔵庫にあった鶏皮を茹でて大半はとっておき、少しだけ柚子ポン酢&柚子胡椒で和えたものと、鶏皮を茹でたお湯で作った即席スープをプラス。

鶏皮も好きな食材です。
牛の魅力は肉、豚の魅力は脂、鶏の魅力は皮、だと思っています。

今回の鶏皮は150グラムで75円とか。
茹でればそこまでアブラアブラせず、プリプリした食感を楽しめますし、ポン酢でさっぱりでもよし、甘辛くしてもよし、塩とにんにくでもよし、色々楽しめます。
茹でてから食べやすいサイズに切って常備しておき、汁の具や麺のトッピングなどに活用します。

【茄子の辛子漬け】
・茄子、塩、水、醤油、砂糖

☆茄子は適当なサイズにカット。袋にいれて塩水(1%くらい)に浸けます。15分くらいでしんなりすればOK。
醤油大さじ1に砂糖小さじ1、ねり辛子大さじ半を混ぜおきます。分量はなんとなく、の量なので好みで調整。

☆袋から水を抜き、茄子の水気をかるく絞ってから、混ぜた辛子醤油タレを袋に加え、揉んで全体に行き渡らせたら、また冷蔵庫で放置。
30分もすればOK。

この日のは、前日に漬けてその日に少し食べ、残りをそのまま漬けておいた分。
しっかり味が入っていますが、そもそも漬けタレの量が最低限なので、そこまでしょっぱくならず、いい塩梅に漬かってくれました。

早めに帰宅できた日は、魚を捌いたり揚げ物をしたり、など凝った料理を楽しみつつ、家飲みのお供もボリューミーなものとなります。
それはイベント感もあり楽しいですが、これらの日のように、あるものでパッと何か用意して、ちょっと家飲み、みたいなのもオツで、こちらの良さもありますね。

最近はアルコールの有無も、以前よりは「どっちでも」になりつつあります。
そのへんのお話は酒の失敗談も含めてまた今度。

この週末は、時間的な都合というより、給料日直前という事情から、あるもの系の家飲みになりそうです。

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