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ハンバーグの話、と思いきや定番と常備菜の話

前に作ったのがいつだったか思い出せないくらい、久しぶりにハンバーグを作りました。
ひき肉を買ったけど、いつもひき肉があるときに作るメニュー(パスタだったり、卵焼きだったり、中華だったり)が、その時の気分にあまりピンと来ず、「ひき肉使った料理って何かあるかな〜」と考えて、ハンバーグに思い至らない自分が後になって笑えます。まずそこでしょ。

ハンバーグについては昔から何度か同じ失敗をしており、自分の中に教訓として刻みこんでいることがあります。

「ニンニクを入れると餃子の具になるぞ!」

実際に今回、ハンバーグのレシピをいくつか見てみると、ニンニクを入れる、としてあるものも見かけたのですが、経験上、ニンニクを入れた瞬間に餃子化します。
ニンニクが好きだから入れ過ぎるのかもしれません。今回もキッチンガーリックは少し振りました。

[ハンバーグ]
・合い挽き肉150g、玉ねぎ(小ぶり)半個、パン粉(大さじ2〜3程度)、牛乳、ラード、塩、コショウ、キッチンガーリック

☆玉ねぎをみじん切りにし、オリーブオイル(分量外)で炒めます。飴色まで行かずとも、褐色味を帯びる程度までじっくり炒めて甘味を引き出すイメージ。
炒めたらしばし放置して粗熱を取ります。

☆合い挽き肉に塩をテキトウに加え、木べらで混ぜます。肉に熱を帯びさせないため、手ではなくヘラで。
粘りが出るまで捏ねたら、パン粉と牛乳(だいたいパン粉と同量くらい)、冷ました玉ねぎ、塩コショウ、お好みのスパイス(ナツメグとか肉料理には合いますね、持ってなかったので割愛)、ラード少しを加え、今度は手で手早く捏ねます。

☆好みの大きさにまとめます。今回は半分に分けて俵型を二つ作りました。

☆フライパンに油をひき、弱中火くらいで焼いていきます。フタをしてまんべんなく火を通します。
強火過ぎると、中まで火が通る前に表面が焦げ過ぎてしまいます。
オーブンがあると、好みの焼き目をつけたのち、オーブンで中まで火を通す、というのが可能。まあオーブン導入の予定は当面ないです。

☆付け合わせはピーマン炒めときのこミックス。

あとは好みのソースでいただくのみ、ですが、うちソースもケチャップも常備してないんですよね。揚げ物をいただく時とかナポリタンを作るとか、必要な時に買う感じで、使い切っても補充はせず。
焼き上げてからそれに気付き、大根おろし&醤油でいただきました。

今回はハンバーグのつなぎのためにパン粉を買いました。いまいただき物のニンニクが大量にあり、それをふんだんに使ったスープ(ソパ・デ・アホみたいなやつ)を作ろうと考えており、そっちにも使えると判断して。
ただパン粉はひと袋買うと量がありますねー。冷蔵庫を圧迫します。

で、私の食卓は小皿の数は多く並ぶ、という特徴があります。
一度料理し始めると、楽しくてあれもこれも、と考えてしまう、というのはあります。
あとは、時間があるときに常備菜を作っておくから、ですね。
その定番の常備菜、きのこミックスについて。

[きのこミックス]
・好きなきのこを好きなだけ。オリーブオイル。

☆舞茸は茸の中ではいちばん好きなので皆勤賞。ぶなしめじorひらたけ、のしめじ類も何かひとつはたいてい入ります。椎茸は安ければ。えのきは他の茸とと似ていないのと、価格が安定しているので、これも参加頻度は高いです。
三種以上は用意します。茸類のもつアミノ酸は、茸の種類により異なっていて、アミノ酸は複数をミックスすることで、相乗効果的に旨味が増す、と誰かが言っていました。
それぞれをだいたい同じくらいの大きさに切ります。株をバラしたぶなしめじ1本くらいのサイズ。

☆フライパンにオリーブオイルをたっぷり目に入れ、ドサっと茸を入れて炒めていきます。
量が多い場合は、はじめのうちフタをして蒸し焼きに。それだと水分が出るので、途中からはフタをとります。
焦げ目がつくことを恐れずに、全体の嵩は3分の1か4分の1、下手したらそれ以下になるくらいしっかり炒めます。

☆炒め終えたらしばし放置して、粗熱がとれたらタッパーとかジップロックのコンテナみたいな、保存のきく容器に入れておきます。
汁の実や炒め物の具、おひたしなど、茸の風味が欲しいものにパラパラと加えて使用します。

きのこはほぼ毎週末、まとめて買って炒めてきのこミックスにしておき、1週間で使い切ります。ちょっときのこを加えると、たいていの料理はそれっぽくなりますよね。

もうひとつ、毎日日課として食べているのがオニスラ。これは健康のため「継続」が主目的なので、食べ方はほぼFIXしています。

[いつものオニスラ]
・玉ねぎ(小サイズ半個)、塩、味の素、醤油

☆玉ねぎは繊維を断ち切る方向、輪切り側ですね、にスライス。表がおろし器、ウラにブレード、という100均とかにあるスライサーを愛用しています。

☆スライスした玉ねぎはザルに入れ、塩を振って全体にまぶします。そのまま10分程度おき、しんなりさせます。
新玉ねぎの季節には、塩をせずに単に放置しておくだけ、のことも。

☆水でゆすいで、水分をギュ〜ッと絞って、小鉢に盛ります。JRA競馬場のターフィーショップで買った、茶色の小鉢(ぐい呑み?湯呑み?)、左馬が書いてある縁起の良い器ですが、それがオニスラを入れる定番です。
器に盛ったら味の素を振り、醤油をサッとひと回ししていただきます。

玉ねぎは、毎日食べることにしてから、日によって食べ方を考えてなくとも、安定して美味しくいただける形を模索し、今はこれに落ち着いています。

他に定番といえば、スプラウト(いわゆる新芽)は良く食べます。栄養価が非常に高い、という話ですし。
ブロッコリースプラウトが、辛味が少なくて、いつもスーパーにあって良いですね。
かいわれ大根も好きですが、時によりカラいので。

トマトジュースは、カゴメの「濃厚リコピン」190ml紙パックを箱買いして、毎日飲んでいます。
食卓に上る前に、調理の合間に飲んじゃうことが多いです。

ブラックコーヒーと牛乳を1:1で割ったカフェオレも、1リットルのペットボトル に常備しています。

他には、青物野菜何かしらを茹でて、適当な出汁を加えたおひたしはよく作り置きします。

冷蔵庫に常備菜やきのこミックスがあると、「もう一品」が手軽に用意できます。

そんな充実したひとり飯ライフ、これからもメニューをだいたい1、2日遅れで紹介していきます。

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