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肉を焼いただけ〜素材のポテンシャル

肉の部位や細かい分類は曖昧ですが、確かこれは「牛こま切り落とし」というパックでした。
脂の入り具合がよく、見た目けっこう「いい肉」感がありました。

この日の晩は外で済ますかもしれず、翌日までは置いておくのが不安な賞味期限。
とりあえずメインのおかずにする食材はあるので、ご飯を炊きながら、このお肉をどーやって食べるか考えます。

至った結論は「ただ焼いて食えばいいか」!
塩胡椒とキッチンガーリックを振って、フライパンで焼きました。なので今回はレシピもなにもありません。
千切りキャベツの上にドン。

味噌汁は、軽く中華風に味付けした鶏皮の常備菜を具にし、きのこミックスもあるのでそれを加えました。5日くらいで常備菜は食べきるようにしています。今回鶏皮がそのくらい経つので。そのままおつまみでもいただきますが、他の料理に具として入れても良いように、味付けは軽めにしてありました。

鶏皮って、たまにまとめてパックになって、200円以下とかでスーパーにありますよね。
最近はわざわざ皮を除いてある鶏肉も売っていますが、自分は鶏皮こそが好きなので、積極的に買います。焼鳥でも皮を頼まないことはありません。一番好きな焼鳥はハツですが。
皮はカリカリにするより、プリプリ感が好きで、基本は焼くよりボイルしていただきます。これが美味いのに、苦手な人が多い印象。コラーゲンのおかげでお肌ツヤツヤ、お腹ポッコリです✌

何となく焼き海苔を添えて、いつものオニオンスライス。

買ってきてそのままではなく、何かしらひと手間加えたりするのは楽しいですし、それにより想像以上におっと思わせる美味しさが生まれたりします。
ただ、小細工ありきではなく、素材の美味しさをそのままいただく、シンプルさも大事ですね。
肉の持つ美味しさ、素材のポテンシャルを再確認することで、今後料理への活かし方も見えてきます。

また「あるもので何とかする」という考え方も大切だと思いました。
食材でも調味料でも、何かの料理を作ろうと思って、イチから買い揃えるのは非効率です。
どちらかといえば、自分もそこまでコスパ重視ではなく、贅沢寄りの自炊だとは思いますが、いまある食材の組み合わせと、持っている調味料で何かしら作る、というのはよくやります。
レシピありきではなく、あるものからメニューを考えることで、それまでやってこなかった組み合わせを試すことにつながり、そこに新たな発見があったりもします。

「あっこれ味噌汁の具でもいけるんじゃん!」 とか、「煮物しか発想なかったけど、炒めて洋風のアレンジもありだな」とか。
もともと、単にレシピ通りに作るよりも、自分好みにアレンジするのが好きだということもあり。むしろ「そこからが料理」だ、くらいに思っています。

たまたま冷蔵庫にあった食材を組み合わせて作ってみたものが存外美味しくて、その後自身の定番メニューになる、みたいなのが自炊の醍醐味ですよね。
実際にそうして定期的に作るようになったメニューもあります。

もちろん、それにしたって、完全オリジナルなレシピというわけではなく、どこかで紹介されていたレシピをメモってあったり、記憶に残っていたりしたのが基になっていたりするものです。
なので、YouTubeの料理動画は頻繁に観ますし、巷のレシピも好んで眺めます。
気になったメニューはメモしたり、スクショして保存しておきます。

季節の食材を使った料理とか、次のシーズンになると忘れていたりしますし。

常備菜(って呼ぶのが正しいのかな?)も、味を決め過ぎないで常備しておくほうが多いです。
この日の味噌汁に入れたきのこミックスも、「1個¥88、よりどり5個¥400」で買った舞茸椎茸ぶなしめじえのき、もいっちょ舞茸を、オリーブオイルで焦げ目がつくくらいじっくり炒め合わせて、タッパー容器に入れてあるもの。
あとは葱をみじん切りにしたものを常備していたり。

というわけで、今回は特別な料理を身構えて作らなくても、日常的に料理を楽しんでいますよ、という日々の記録的な回でした。

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