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春巻リベンジ〜新年中華デー

フライヤー導入初期に、ろくに説明書を見ずに春巻を揚げようとして爆発祭りとなって以来、やっとリベンジの機会が訪れました。

前回の失敗から、二カ月半ぶりの春巻になりますね。
一度その気になったときはモランボンの「ミニ春巻の皮」が売り切れ。フライヤーのサイズ的に普通サイズの春巻は揚げづらいので延期に。

最初のリベンジチャンスは、適度な量の筍の水煮パックを見つけて、じゃあ春巻にしようか、と見たらミニ春巻の皮があったので買ってきたのは少し前のことなのですが、いざとなると仕事の後で春巻を作るのが面倒だったりして先延ばしになっていました。

年明け、フライヤーを使って揚げ物初めをしようかな、と考えていたのと、正月に向けての買い出しで「河京」の喜多方ラーメンの麺とスープを手に入れていて、おせち後に一度ラーメンデーにしようと考えていたのとが、頭の中で嚙み合いました。

ラーメンの日に春巻リベンジだ!

タイミングってありますね。1/4玉買って別の料理に使ったキャベツが少し余っていて、あ、これ春巻の具に使うのにちょうどいい分量だ、と。

筍、キャベツ、あとは豚ひき肉、干し椎茸、舞茸もあるので入れましょう。
「きのこは二種類以上で旨味倍増」。
あとは具材というより調味料的に葱とにんにく。
中身はこれで良いでしょう。

冷蔵庫に保管していた皮を見ると、賞味期限が2024.12.22。あれ? 切れてますね。

冷蔵庫に入れてあったし大丈夫では? と思いひとまず常温において剝がしやすくしつつ、保険のために、買い出しの際に普通サイズの春巻の皮も買ってきました。サイズの問題は、いざとなればミニ春巻の皮をあてがってカットすれば良いでしょう。

ラーメンと春巻だけだと色味が茶色いのと、味と栄養のバランスも考え、豆苗炒めも用意します。

【春巻リベンジ】
・豚ひき肉、キャベツ、筍水煮(細切り)、干し椎茸、舞茸、ネギ、にんにく、片栗粉、春巻の皮、小麦粉

☆干し椎茸はカットしてあるタイプ。前日から水で戻しておきます。筍は長すぎるものは適度にカット。ネギとにんにくはみじん切り。

☆具材を炒めます。まずは豚ひき肉を炒め、少し火が入ったらにんにくとネギ。いきなり油ににんにくだと焦げることが多いので。その後舞茸、戻した干し椎茸を加えて塩胡椒、中華あじで少し具材に下味を入れておきます。
筍は水煮で火が入っているので後からでOK。
最後にキャベツを加え、炒め過ぎずに食感を残します。
水溶き片栗粉で強めにとろみをつけます。片栗粉にしっかり火を入れるのがポイント。

もったり固めに仕上げます

☆他の調理などしながら具材を休ませておき、フライヤーの油も温めておきます。油の温度は低め(推定160〜170℃)。

☆ミニ春巻の皮は賞味期限切れでも、変なにおいもしないので使います。揚げるし大丈夫でしょう。
ダイヤ型に置き、対角線と手前の角の中間くらいに具を細長く置きます。
手前から具を一周包むように巻き、左右を中央に向かって折り返します。これで春巻の長さが決まります。目印を作っておいて長さを揃えられるとキレイですね。
小麦粉を水で1:1で溶いた糊状のものを用意しておき、皮が浮きそうなところは糊で留めます。
皮をくるくると巻き込み、ラストを糊留めすればOK。

☆巻いて放置しておくと、具材の水分で皮がふやけてくるので、巻いたらできるだけ早く揚げます。
今回は一度に2本ずつ、揚げ終わりを見越して巻いて、というように巻きながら揚げていきました。

台にした袋の青ラインを目印にしました

☆最初はビビって油の温度を低くし過ぎて、いい揚げ色になるまで時間を要しました。
二セット目から少しだけ温度を上げて、もう少しペースアップ。
今回、レンゲで同じ分量を意識しながら巻いて、具材は7本ぶんでした。
冷蔵庫にあったベーコンをちぎり、その上にクリームチーズをのせて巻いたのを2本つくり、残った1枚はハサミで適当なサイズの短冊状に切って揚げることに。

チーズ入りのは少し破裂しましたが被害は軽微

「具材から水気が出ないよう、片栗粉でしっかり固める」「巻くとき空気が入らないようにする」「巻いたら放置せず、さっさと揚げる」「油の温度を上げ過ぎない」これらのポイントを意識した結果、事故もなくあっさりとリベンジに成功しました。

豆苗はキッチンガーリック、オイスターソース、鷹の爪を少し加えて炒めました。しんなりさせ過ぎず、シャキっとした食感を残すように仕上げられたと思います。

主食は「河京」の多加水ちぢれ麺と喜多方ラーメンスープで作る喜多方ラーメン。
チャーシューは自家製の茹で豚をスライスして、フライパンで焼き目をつけつつ焼きました。
あとはネギをたっぷり刻みます。

正月二日から中華!

チーズ入りのと、もう二本は味見で食事の前に消えました(笑)

ラーメンは安定の美味しさ。故郷の福島県で慣れ親しんだ喜多方系。自家製チャーシューも香ばしくていい具合です。

豆苗も歯触りよく、いいアクセントです。

リベンジ成功、破裂させずに揚げることができた春巻。サイズもまあまあ揃っていて良い感じ。
何もつけなくても、下味で十分美味しかったです。
なので醤油にラー油ではなく、ケチャップと辛子にしたのは正解。
辛子を多めに効かせるといい感じでした。

咳が残っていて、あまり出掛けたりせずに料理ざんまいの正月休み。
和洋中楽しんで過ごしています。

次はカレーの予定です。


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