家飲み〜つまみを作る楽しさ
平均すると、週7日のうち5日は「家飲み」をしますが、ノンアルビールのみで済ませることもあるので、お酒をいただくのはそのうち3日程度です。
外に飲みに出ると際限なく飲んでしまい、失敗しがちということで最近は義理のある場以外は自重気味。自分で料理するようになってからはつまみを自作する楽しみもあり、家飲みの割合が高くなりました。
家でも、お酒があればある分飲みたくなってしまうので、都度、その日に飲むお酒を買って、それを飲み切ったら終わり、ということにしています。
四合瓶を買うとかなりの確率で四合飲んでしまうんですよね、良くない良くない。
一合缶✕2、または300mlの瓶くらいまでに留めておくのが色々安全です。
今回はそんな家飲みで用意したつまみの紹介です。
酒だけ飲むのは得意でないので、飲むときは、たとえ塩でも、何か欲しいタチです。
まずはヘッダーの画像。
・鶏皮の葱&柚子胡椒和え
→鶏皮だけのパックがあるとき、たまに買います。茹でて小さめにカットし、汁の実などに利用。
今回は軽く温めて刻み葱を加え、醤油で和えた上で柚子胡椒も少し加えました。
・きゅうりの即席漬け
→一本の半分くらいをスライサーで薄切りにし、塩を振ってしばし置きます。水気が出てしんなりしたらいったん水洗いし、固く絞ります。
梅干し一個の身をたたき、きゅうりと和えます。さらに紫蘇ふりかけも少々加えて混ぜれば完成。
もずく酢は市販のパックに生姜をすりおろしたもの。小ぢんまりながら、味と食感にバリエーションがあり、楽しめました。
次はコチラ。
・甘海老のミソ和え
→甘海老の殻を剝き、頭からミソを出して、そのミソで身を和えました。味付けは秋田土産で大事に使っているしょっつる。山葵をのせて完成。
・牛肉の葱バター炒め
→甘海老で乙に飲むか、と思っていたら冷蔵庫に消費期限を一日過ぎた牛肉が。海老のほうの味を消さないよう、シンプルな塩味に。
・刺身のツママリネ
→スーパーの刺身パックの大根は、のっていた刺身の血や汁が気になったら一度水洗い。塩胡椒&オリーブオイルをかけるだけで、つまみの一品に変身してくれます。
この日はライブを観に行った帰り、スーパーに寄って帰宅してから家飲み。街に出て、外で飲まずに家飲みを選択するって、大人になりましたね(笑)
最近よくやるのが昆布締め。
・ホタテ貝柱の昆布締め
→丸のままなら厚みを半分にスライス。今回は開いてあったので、二つに切り分けて使用。
昆布を酒に浸して柔らかくして、ホタテを並べます。ラップに包んで冷蔵庫へ。1時間程度は置きたい。あとは好みによりますが、半日とか漬けてしまうと水分が抜け過ぎて剥がしづらいかも。
旨味が凝縮され、昆布の風味も加わり、想像を軽く超えた美味しさになります。
こちらも昆布締め。
・サーモンの昆布締め
→小さいサーモンの柵をスライス。さらに背身側と腹身側とに二分割。あとはホタテと同様に。
醤油を回しかけ、わさびと共にいただきました。
うずら卵は葱醤油ダレで漬けておいたもの。
どちらも「たまらなくウマい」と言って良い美味しさに。
夜スーパーに行き、値引きされている刺身パックを調達。それにひと手間加える、というのが多いです。日本酒をいただくことが多いので、酒のアテは魚介中心になります。
パックのままではなく皿に盛りなおすだけでも、それは「料理」だと思います。実際、それだけで自身が感じる味は変わりますし。
さらに塩水処理して臭みや余分な水分を抜いたり、今回のように昆布締めしたり、ヅケにしたり、ちょっと料理してあげると、オツな一品に化けてくれます。
飲み屋さんでいただくつまみは、流石にプロだなー、と思う味に仕上がっていて、勉強になります(実際はうめーうめー夢中で食って飲んで、酔ってあまり覚えていませんがw)。
刺し盛りなんかは、ひとり分を個人で用意しようとすると費用が嵩むので、むしろお店でいただくほうがオトクです。
ただ、お店やメニューによっては「あ、これは市販品かな」と思うものもあります。お漬物なんかは、自前で用意するのは大変ですよね。
一方、家飲み=居酒屋おれんちの場合、出来には良し悪しの振り幅がありますが、自作した補正でカバーできますし、自分好みに多少ピーキーな味にもできます。
冷蔵庫を見て、こんな風にしたら美味しいんじゃないかな、とあれこれ考えながら料理するのを「趣味の時間」として楽しんでいますし、そこから定番メニューに昇格するものも生まれてきます。
外で飲むことも、家飲みも、飲み過ぎに気を付けて、それぞれの良さを味わいながら、この先も長く楽しんでいきたいものです。
とりあえず、またいくつか、日々のおつまみも、紹介していけたらと思います。
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