柿、ぶどう……フルーツ三昧の秋を器とともに振り返り
自炊生活を始めてから、フルーツが食卓にのぼることが増えました。
☆スイーツを食べることが減った
→元々甘いものは大好きです。酒好きと両立しているので、放っておくとどんどん太ります。
果物のほうが罪が少なく思え、選べるときはフルーツを選ぶことが増えました。
☆シャインマスカット効果
→最初に食べたとき、これは美味いわ、と感動してから、チャンスがあれば食べるようになりました。
割引札が貼られたらチャンス。房からもいで冷蔵しておけば、そんなすぐに悪くはならないので、ひと房を3回くらいに分けて。
売値は高くても、一度の消費量での価格にすれは、結果そこまで割高ではなく楽しめます。
これらの要因が大きいです。
フルーツは見栄えしますので、自慢の器を活用するチャンスでもあります。
舌だけでなく目でも味わうと、身体のみならず心の渇きも癒せます。
今回は日々のフルーツ、そこまでバリエーションはないですが、器とともに振り返ります。
最近は柿をチョイスすることが多いです。
りんごや梨、柑橘に比べると、単価が比較的安く、その割に案外ハズレを引く率は低いです。
二日酔いに効く、という話もあるので、特に家飲みのときは優先的に選びます。
一個剝いたら、二、三度に分けて消費します。
1/8カット、薄めのスライスでパキパキいただくことが多いですね。
器は縁のせり上がった小皿。小鉢のようにも使えます。これは飲み友達のセンパイ(←歳上ゆえの渾名)が誕生日に贈ってくれたもの。柿茶色というべきか、独特の赤が素敵です。
大小あったのですが、大きい方を割ってしまったんですよね。器は使えば割れるのは宿命、と思っていても残念です。
柿は、関口絢子さんのYouTube動画で、焼くと栄養価が増すことを知り、やってみました。
フライパンに少しオリーブオイルをひき、弱火でじっくり火を入れていきます。蓋をして全体に熱を行き渡らせつつ、たまに焼け具合をチェック。
裏返しながら、このときは初めてだったので、せっかくなら生っぽさを残さずに焼いた変化を味わいたい、と思い、しっかり目に焼きました。
真ん中の白い筋の部分はけっこう焦げましたが、ギリギリセーフ、くらいの焼き上がり。
焼き柿は、びっくりするほど甘くなりました。
砂糖を入れてない、というのが、自分で焼いたのでなければ信じられないくらいの甘さ。
食感はトロトロではなく、生の柿とは全く違う、繊維感のある歯応え。焼きリンゴの食感にとても似ています。
その後もたまに焼き柿にしています
近所のスーパーにあるカットフルーツミックスのパック。¥298とか¥398とか、お手頃価格で複数の果物が楽しめるので、重宝しています。
トッピング的にぶどう、キウイ、オレンジ、いちごなど、メインの果物としてはメロン、りんごや梨、そして柿。
季節ごとに組み合わせが変わり、たいていは二種類のミックスが置いてあります。
いまの季節は、ハズレの少なさで柿をチョイスすることが多いです。歯応えのないモシャモシャしたりんごや、全く甘くない梨とかに当たるとガッカリしますからね。
ミックスに、別に買ってあるぶどうを加えたりすることも。
柿、りんご、ぶどうのミックスにクイーンルージュ。この品種を知ってから、食べてみたいなー、どこかに出回らないかなー、と思っていて、スーパーに入荷されたので奮発しました。
甘さはシャインマスカットより強いですね。シャインマスカットは爽やかな香りと甘味、酸味のバランスが売りなので、濃い甘さをとるかは好み次第でしょう。
その後、クイーンルージュも案外普通に出回るようになりましたね(笑) レア度というより旬の時期の問題だったのかも。
記事のヘッダーにした写真はシャインマスカットを加えています。
このおしゃれな器。これは上京した年に出会って以来、人生の半分以上をともにしてきた戦友というべき友人のミュージシャン兼BARのマスターとその奥さんからいただいたもの。
ガラスで、器の外側に溝を切り、ザラザラの質感にして銀をのせてあります。内側は滑らかなガラス。
納豆を混ぜるのに重宝していますが(笑)、フルーツを盛ると映えますね。
多めの量を盛るときに活躍してくれるのが、この平鉢。夏に札幌に行った際に「AOAO SAPPORO」のミュージアムショップで一目惚れして買ったもの。
札幌の街中の水族館、展示に工夫が凝らしてあり、スペース以上の見応え。落ち着ける空間で、オススメです。
この平鉢、容量もあるので、パスタにサラダにスープに、とフル稼働してくれます。汎用性の高い器で、今年の夏いちばんの買い物でした。
この青い磁器の深皿、直径は10センチあるので、そこそこの料理を盛れます。
いまは空き家になっている実家の様子見、特に庭の植物が近隣に迷惑になっていないかチェックしに墓参りのついでに寄った際に、一枚もらってきました。
このぶどうはアメリカ産の小粒な種無しぶどうで、緑紫セットでパックになっているもの。
国産の大粒高級種無しぶどうに比べるとリーズナブルなので、たまに歯触りの良さを楽しんでいます。
代替品ではなく、それぞれの美味しさがありますね。
これも房から外して冷蔵しておけば数日は普通に保ちます。
果物の中ではスイカも三本の指に入りますし、案外年中置いてありますが、やっぱり夏にいただきたいです。寒くなってからはムード的に手が出ません。
他に好きな桃、さくらんぼは出回る季節が限られるので、果物はやっぱり季節を感じながらいただきたいな、と思います。
冬を迎えると、いちごが旬を迎えます。
あとは「こたつにみかん」に代表されるように、柑橘系の季節になりますね。
食卓を彩ってくれる果物の移り変わりを楽しもうと思います。