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カレー寄りのカレーうどん〜白菜漬けの話も少し

麺類全般、好きです。
冷温どちらでもいただきますが、どの麺もカレー味の汁で食べるのがいちばん美味いかも、と思っています。

職場の近くで、以前よくランチタイムに行っていた老舗の蕎麦屋さんのメニューでいちばん好きだったのは「カレーせいろ」でした。
最も好きでよく食べるカップヌードルはカレーですし、カレーラーメンの元祖、苫小牧「味の大王」の商品を取り寄せたことがあります。
カレースパゲッティも作ります。

うどんも例にもれず、カレーうどん、いいですよね〜。
麺類の中では、いちばんカレー味で食べられているのはうどんですかね。家麺用の商品にもなっている巣鴨の名店「古奈屋」とかもありますし。
と思ってちょっと古奈屋を確かめたら、一時は店舗数けっこうあったのに、今は本店と横浜に一軒しかないんですね。上野駅のアトレのお店もけっこう前に閉じてたのか。
実家があった頃は、震災後は頻繁にひたち号で帰省していたので、行き帰りのどちらかで、上野アトレの古奈屋には随分行きました。近くにないと分かると食べたくなりますね。
今度巣鴨に行ってこよう。

秋田でお土産にいただいた絶品の稲庭うどんをとうとう食べ切ってしまい、久しぶりにうどんを買いました。
「味川柳 つるしこうどん」、スーパーの定番お手頃価格が嬉しい、稲庭風の平たい細い麺です。
冷温どちらでもいける麺で、茹で時間は多少長くてもOK(スパゲッティなどが顕著ですが、基本茹で時間が短く済む商品は割高です)という条件を念頭に、いくつかの商品を見比べた結果、少しの値段の差でそこまで味は変わらんでしょ、だったら最安値で、というチョイス。

この日は温かいうどんの気分でしたので、出汁でもとって、豚バラがあったからそれを具に使って、くらいのイメージ。

いざ作ろう、という段階になって「あ、カレーうどんもいいな」と急に思いました。カレーフレークは冷蔵庫にあるし、具も含めて材料は大丈夫そう。
というわけで、カレーうどんに方向転換。

【カレーうどん】
・豚バラ肉、玉ねぎ、えのき、ウインナー、にんにく、カレーフレーク、ガラムマサラ、クミンシード、うどん、醤油、みりん

☆みじん切りしたにんにくをフライパンへ。たっぷりめのオリーブオイルをかけて、点火。クミンシード、ガラムマサラも加え、弱火でじっくり香りを引き出します。

☆玉ねぎは繊維の方向にスライス、オリーブオイルを回し掛けてレンチンすると、炒める時間の短縮になります。
豚バラは一口大に切り、色々入れる方が美味しくなりそう、とウインナーも2本入れます。縦に半分にし、さらに三等分、と細かめにカット。
えのきは長さを三等分、軸のほうは手で割きます。
これらの具材を順次フライパンに投入し炒め合わせます。

☆だいたい具材に火が入ったら水を加えます。
水の量はいつも、味噌汁ならお椀一杯強、など食べる際の容器で量ってしまいます。今回も丼一杯の水を加え、煮たたせて弱火で少し煮ます。
火を止めてカレーフレーク。溶かしたらまた少し煮ます。あんまり麺の出汁というのを意識せず、ここまでは普通に、いつも自分が作ってご飯と食べるカレーと変わりなく作ります。
カレーが出来たらいったん火から下ろして待機。

☆麺を茹でます。表示通りに茹でてザルにあげ、冷水で洗い表面のぬめりを取ります。けっこうゴシゴシしても、麺がボロボロにはならないので大丈夫。
丼に移し今度は麺のほうに待機してもらい、カレーの汁を仕上げます。

☆カレーを温め直し、醤油とみりんを適宜加えます。今回は各小さじ2(10cc)くらい。うどんと馴染ませるためにご挨拶程度、和の風味を乗せるイメージ。
好みの濃度とシャバシャバ度合いになるよう、最終的な水分量を調整。加えるのは水か、古奈屋風に牛乳で全体をまろやかに仕上げるのもあり。
麺のほうに、どうしても水気は残るのであまりシャバシャバにし過ぎない方が。
今回は普通のカレーっぽさを出したかったのであまり水分は足さずに仕上げました。

☆ポットで沸かしたお湯を丼で待機中のうどんにかけ、麺をほぐしつつ丼と麺を温めます。
お湯を切り、カレーをかけて出来上がり。ネギと、アクセントに紅生姜を乗せました。

白菜漬けがそれっぽく

いわゆる和の麺でいう「かえし」だけ加えて、「だし」は足さず、というカレー寄りにしましたが、このタイプは他所でカレーうどんを注文した場合だとなかなか出会えません。カレー蕎麦、カレーうどんというと、もっと麺のつゆにカレーの風味を足した感じの、だし寄りのが大半なので。

スプラウトには栄養が詰まっている、と何かで見てから、もともと好きでしたが積極的に食べています。今回はアルファルファとブロッコリースプラウト。

白菜は少しの量を、試みに浅漬けにしました。
あらかじめ刻んで重さを量り、2%程度の塩と、乾燥切り昆布、輪切り鷹の爪を入れポリ袋で混ぜたら、空気を抜いて冷蔵庫へ。
ひと晩経つと、それっぽい感じに出来ました。醤油ひと垂らしでちょうど良いくらいの味。

白菜、漬けるとかなり水が出るもんだな〜、と思ったとき、あ、実家で白菜漬ける前は縁側で干してたな、とかつての光景がフラッシュバックしました。
実際にやってみると思い出すこともありますね。
かつての実家のように、まとまった量の白菜を漬ける気は今のところないですが、白菜漬けは、食卓に常にあったくらい馴染みの漬物なので、いずれ自分でも、という気持ちになるかも知れません。

当面は、たまに少しの量をこうして即席漬けでいただこうと思います。

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