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鶏ごぼう、茄子の味噌汁〜ホッとする食事
あまりカロリーとか栄養素について気にするほうではないですが、自炊するようになって、外食やコンビニ中心の頃よりは栄養バランスはとれていて、多少なりとも健康になっているかもな、と思います。
健康を考えて、というよりも、献立のバランスとして、青物が欲しいな、とか、サラダか漬物もあるといいな、という感覚で野菜を用意することが多いです。
あとは、便秘対策にちょっと根菜(主にごぼう)を食べるかなー、とか、飲み過ぎで胃が荒れ気味と感じたらキャベツを食べよう、くらいは意識します。胃腸薬キャベジンの成分はキャベツ由来、というのは有名な話ですね。
身体のことを考えて、ということなら、オニオンスライスとトマトジュースは、毎日いただくようにしています。
他もいくつか試したものはありますが、安定供給と、そこまで手間でなく用意できること、また飽きがこないこと、など、続かなかったものはふるいにかけられ、幸いにして続けられているのがこの二つ。もう年単位で継続しています。
トマトジュースはKAGOMEの「濃厚リコピン」190ccの紙パックを箱買いしています。起き抜けや調理の合間に飲んでしまうことが多いので、食卓で写真に収まることは少ないですが、毎日飲んでいます。
玉ねぎは切らさぬように補充しており、普通のサイズなら半分、小さいものは一個、おろし金にブレードの付いたタイプのスライサーで、繊維を切るように(輪切り方向)スライスします。
塩を振って5分程度おき、水洗いして水気を切ります。味の素と醤油をかけて。
当初は都度味を変えたり、切り方も試行錯誤したりしましたが、結局こうしていただくのが、飽きずに続くという結論に至り、毎日これでいただいています。
新玉ねぎの季節などにワカメと酢の物にしたりして生の玉ねぎをいただく場合は、そちらでノルマ達成とみて、あえてオニスラを別には作りませんが、オニスラを用意する手順は、もう条件反射といえるくらい日課となっています。
さて、今回の主役である鶏ごぼう。
ごぼうは好きな野菜で、酒と梅干しで梅煮にすることが多いです。
今回は、たまには違う料理にするか、というのに加え、添え物ではなく主役のおかずにしてみるか、と考えました。
作ったのが鶏ごぼう煮。
【鶏ごぼう煮】
・鶏もも肉、ごぼう、舞茸、生姜、酒、醤油、みりん、胡麻油
※酒、醤油、みりんは1:1:1
※今回はだいたい鶏150g、ごぼう同じくらい、舞茸1/4株くらい、生姜一片、水100cc、調理料各大さじ1、くらいだったと思います
☆鶏もも肉は細かく切り、片栗粉をまぶしておきます。
ごぼうは3センチ長さに切り、細いものはそのまま、太い部分は半分に割ります。切ったら酢水にさらします。
生姜は千切り、舞茸余っていたので加えることにし、他の具と同じくらいのサイズに手で割いておきます。
☆鍋に油をひいて、鶏を炒めます。生姜も加えて炒め、色が変わったらごぼう、舞茸も加えて炒め合わせます。
全体に油が回ったら、水、酒、みりんを加えて、落し蓋をして弱火に落としてしばらく煮ます。
☆煮えた頃に醤油を加え、蓋を外して火を強め、汁気をとばすように煮ていきます。
良い加減に汁気がとんだら完成。
好みで鷹の爪とかを加えても良いと思います。
今回は常備菜だったので、ベースの味付けはシンプルにしました。
いただくときの気分で七味を振ればいいか、と。
そして味噌汁は茄子汁にしました。
自分の好みでいえは、茄子と大根が味噌汁の具の双璧です。
【茄子と豚バラの味噌汁】
・茄子1 本、豚バラ80g、舞茸少し、小葱、胡麻、味噌󠄀、いりこだし
☆茄子はヘタをとり、縦に半分にしたのち、斜めにスライス。切った茄子は水にさらします。
豚バラはそろそろ消費しなきゃ、のがあったので加えることに。
茸が入ると汁物の旨さはアップするので、舞茸をこちらにも少し。
あとは、いつものほんだしではなく、いりこだしの粉末を買ったので、今回はそれを試しました。
☆だしを入れて鍋に湯を沸かし、沸いたらまず肉。
茹でたらアクをすくい、茄子と舞茸を加えて煮ます。火が通ったらいったん火を止めて味噌󠄀。
食べるときに再度あたため、胡麻と小葱を加えて完成。
まあ味噌汁はレシピにするまでもなく、当たり前に作っただけですが。
あとはよく言っていますが、もずく酢用に生姜をすりおろす心の余裕。
全体の色味は地味なトーンになりましたが(笑)、安心感のある食事となりました。
味噌汁は、いつもお椀一杯分の水を鍋に入れて作ります。
おかわりをしにコンロのところまで来るのと、温め直すのが面倒なので、いつもできた分を全部、お椀になみなみと注いでしまいます。
よそったら、いただく前に味噌汁の鍋は洗ってしまいます。幸いにして猫舌なので、アッツアツをいただかなくても、適度に冷めたくらいがよいのです。
フライヤーの導入でレパートリーが増えたり、時間のあるときは魚を捌いたり、手の込んだ料理に挑戦したり、もちろん趣味としての料理はこれからも楽しんでいきます。
それは自炊する上でのひとつの楽しみですが、そういう特別感ではなく、より普段の生活に根差した、今回のようなほっとする食事を自前で用意できる、というのが、自炊の大きなメリットであり、魅力だと思います。
むしろ、こういうのこそが贅沢な食事といえるかもしれません。