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初のとんかつは成功! 〜フライヤー大活躍

自身初の春巻チャレンジは盛大に失敗しましたが、敗因はすぐ分析できましたし、美味しかったので、良い経験として前向きにとらえています。

ただまあ、見た目も味も成功するに越したことはありません。

誕生日祝いで友人夫妻からフライヤーをいただいて以来、最近は、スーパーで買い物をしていても、揚げられるものを探してしまう「フライヤー脳」になっている、という話をしました。
ちょうど、春巻だッと思いついて、具にすべき豚肉を探したときのことです。

青椒肉絲のような細切りの肉をイメージしていたので、厚めにスライスしたバラかロースがあれば話は早いのですが、程よいサイズ感のパックがありません。
目に入ったのが、ロースのとんかつ用、そこそこ厚切り。切り出した部位の問題か、普通のトンカツよりもサイズは小さめで、細長い形状。それが二つ入ったパックでした。
フライヤーに収まりの良いサイズだったので、片方は春巻用に刻み、もう片方をトンカツにしようと思い付き、購入。

その後は春巻を派手にポンポンと破裂させたあと、改めて説明書を読んで、正しい温度調整の仕方を学びました(遅い)ので、満を持して、この日のトンカツに挑みます。

他にも何か揚げようか、と、冷蔵庫にあった鶏せせりもフライにすることに。

それぞれ塩胡椒して、薄く薄力粉をまぶします。
溶いた卵に浸したのち、パン粉で満たした浅いボウルへ。たっぷりのパン粉で包むようにぎゅっと押さえてから、余分なパン粉を落とします。

先に鶏せせりから。都度衣をつけて、フライヤーに投入していきます。
投入した直後から、少し経つと、最初はサイダーくらいの細かい泡に覆われているのが、パチパチと大きな泡に変化します。
また、火が通ってくると、たいていは浮いて来ます。
変化をじーっと観察して、素材への火の入り具合を見極めます。これは何度か試行して、その環境下でのサンプルを蓄積するのが良いと思います。

実は、鶏せせりのほうは、火の通りが甘かったです。
最初のひとつを食べ、食感としては、そもそも筋を内包した部位なので、こんなもんか、と思ったのですが、ふたつ目を慎重に噛んでいると、いや、これ生焼けだぞ、と。
余熱を過信しちゃいけませんね。

あらためて、皿ごとラップをかけてレンチン2分。
揚げた食感よりも、少しベチャついたと思いますが、安全には替えられません。
最初にちゃんと割ってみるなり、慎重にいけよ自分、と思いますが、特にその後具合悪くなったり腹を壊したりしなかったのは幸いでした。

せせりを揚げ終えたら、いよいよ本番のトンカツくんです。

温度は気持ち低めから揚げ始めます。
揚げている間は、ずっとフライヤーを見ていました。当然っちゃ当然ですが、例えば麺を茹でている間に葱を刻む、みたいなことは、初のとんかつを揚げる際には不可能でした。

泡が変化して、浮いて来たら、そっとひっくり返しながら、もう少し様子を見ます。
温度を低めにしているので、衣が焦げてしまう心配はなさそう。

さすがに火が通ったべ、と感じたら、フライヤーの蓋が油切りのバットとして使える製品なので、付属の網をセットしていったん避難。余熱でさらにしっかり火を通すイメージ。
はい、とんかつのほうは、そもそも二度揚げしようと考えていました。

とんかつを休ませている間に、パパっとソース等を用意します。
今回ブルドッグソースのミニサイズのを購入。
普段はソースやケチャップは常備しておらず、必要なときに買います。今後揚げ物が増えるなら、常備してもいいかも。
現にマスタードは、揚げ物に備えて、普通のチューブからしではなく、アメリカンなSBのマスタード(いま調べたらスクイズパックというんですね)を導入済みです。辛いものは好きですが、あまり耐性がないので、辛くないタイプのが欲しくなります。

揚げ立てをいただく準備ができたら、二度目の揚げに入ります。
油の温度を上げて(180℃強)、そっと投入。
焦げすぎない頃合いで引き上げます。
少しだけ金網の上で油を落ち着かせてから、カットして盛り付けます。
あんまりバッター液とかでゴテゴテの衣にせず、粉をはたいて卵→パン粉と薄い衣にしたので、ちょっと真ん中へんの衣が剝がれそうでしたが、まあセーフ。

このときは飯を食う、というよりは、初のフライをつまみにビールーでも飲むか! という気分だったので、揚げ物のみでシンプルに。
ビールといってもオールフリーですが。
痛風持ち、ということもあり、ビールは好きですが、飲まずに済むなら飲まない方針です。
ホッピーがあるお店ならホッピーから入りますし、いつも日本酒をいただくお店での最初の一杯はレモンサワーにしています。

家飲みのときは、オールフリーでスタートして、そのままノンアルデーとして済ませてしまうか、そのあと日本酒をいただくか、です。

今ほどノンアルビールの種類もなく、出始めだった時代、高校時代の同級生と、互いの帰省時に、釣りに何度か行ったことがあります。
沖堤といって、陸続きでなく島状になっている堤防に渡し船で運んでもらい、一定時間で迎えにきてもらう間、自由に釣りをする、というシステム。

炎天下で、青物が回遊してくるのを待ちながらの釣りでした。
昼時を挟むので、コンビニで軽食は買って、頃合いをみて食べるのですが、そんなとき、友人がクーラーボックスから「ジャジャ〜ン」と取り出したのが、キリンフリー(確かそういう商品名)の缶2つ。
ホイっと投げ渡されて、キンキンに冷えた缶から飲んだノンアルビールが、たまらなく旨かった!
ロケーション的に最高な出会いでした。

この出会いのおかげで、ノンアルコールビールに対しては全く偏見なく、ビールの代わりとして美味しくいただける身体になりました。
普通のビールとチャンポンしたら、それは違いを認識できてしまって、途中からノンアルビールには戻りたくなくなりますが、それオンリーなら美味しく楽しめます。
尿酸値的に、欲求のままビールを飲んでいたら、明らかに今より健康を害していたでしょう。
今でもたまに、オールフリー(←定番はコレ。ごめん麒麟)ノンアルビールでOKな自分にしてくれた、主に海外で働いている親友を思い出して感謝しています。

あっ、それで、とんかつ最高でした!
最初は塩胡椒レモンで、衣の歯触りとシンプルな肉の旨味を味わい、その後ソースにどっぷり浸し、マスタードもつけてガブリ。ソースに浸すとたいていの食べ物はソースだけの味になりますが、そしてほれは嫌いじゃないのですが、とんかつはソースに負けませんね(←自作補正は多分にあり)。

温め直した鶏せせりフライも美味しかったです。肉感と歯応えの両方を楽しめ、鶏肉好きなら、せせりは美味しくてお得な部位ですね。
こちらは断然塩胡椒レモンが合いました! 家飲みの主役でいいフライ。

時折にんにくチップもつまみながら、初のフライ(パン粉がついた揚げ物は初)を堪能しました。

ポテトフライとか、紫蘇巻きとか、フライヤーで試したいメニューはまだまだあります。

また、揚げ物ばかりだとサッパリしたものが食べたくなりますね。現に久しぶりにもずく酢を買ってきました。

今後も、お腹が空いたらぜひ、当ブログにお立ち寄りください😀

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