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ネギトロ&ホタテ丼〜半額✕3でゴーカな深夜めし!?

この日は22時前にスーパーへ。

普段あまり買わないものも買おうかな、とチョイスしたのが「まぐろたたき」。解凍ものだし、ぶっちゃけ「何鮪か分からない魚の端の身に人工の脂を混ぜ込んだ怪しい食品」という偏見があり、あまり積極的に触って来ませんでした。

刺身盛り合わせのパックに入っていたりするのは、普通にいただきますが、それ目当てで買うことはまずないです。
この日は、ひとつだけ半額札のついたのがあったので、「高い牛肉の安い部位」を買うより、むしろリーズナブルに攻めようか、と考えました。
肉と魚で迷ったら、たいてい魚にする、という海沿い育ちです。

野菜売り場では、小松菜が唯一100円未満の価格。
ふと見るとここにも一束だけ半額札のついたものが。小松菜は少し前、定番で頻繁に食べ過ぎて、若干飽きてちょっと疎遠になっていた野菜。
半額に出会ったのも縁か、と久しぶりに購入。

そのスーパーでは、割引札付きの海鮮のパックが、魚介売り場からお弁当やお惣菜売り場に移されて並んでいることがあります。導線のレジに近い側に置いて、もう一品追加でカゴに入れてもらう狙いなのでしょうか。
今回、帆立貝柱の半額はそちらに3パックくらい並んでいました。サラダにどうぞ! と添え書きして。
ネギトロ丼の具に少しバリエーションがあっても良いか、と購入。半額ですし。

ここからは遅めの晩ごはんの調理に入ります。
あーちょっと疲れたからラーメンか蕎麦で良かったかな〜と少し思いましたが、半額の海鮮を買ってきて翌日まで置いておく度胸はなく。
手順を誤らなければ、ここからご飯を炊くのも、そこまで悠長な話にはなりません。

まずは米を洗い、水に浸します。タイマーを30分後にセット。

小松菜を湯に通しつつ、おひたしの出汁を作り、常備菜に。3センチくらいに刻み、茹でて冷やして水を切った小松菜を容器に入れ、出汁を注いで、冷めたら冷蔵庫へ。小松菜の一部は味噌汁の具に回します。

お椀一杯ぶんのお水を火にかけ、ほんだし。
小松菜ときのこミックス。味噌はまだ。

いつものオニスラを用意して、次は帆立貝柱の下ごしらえに。
昆布締めにするのはさすがに悠長か、と思い、塩少しと味の素を振って置いておくことに。グルタミン酸の旨味を足すのと余分な水分を除くのとで、昆布締めに近い効果は得られるだろうと。
これは今までやったことがないです。今回思い付きで試しました。結論としては「あり」。

まぐろたたきのほうは、下ごしらえは特にせず、パックから器にあけて、刻んだ葱と和えます。
山葵醤油をあらかじめ加えて、少し味をのせておきます。

そんな準備をしているうちに30分。
浸水させた米一合は、キッチンスケールで合計の重さが330グラムになるよう、水を加えます。
米一合が150グラム、水の量は、その1.2倍の180グラム。堅めが好きです。ただご飯をいただく際は、気分でもう少し水を足しますが、今回は酢飯にしたかったので。

炊飯開始。すでに浸水させているので「高速炊き」ボタンで約30分。

味噌汁の味を決めたり、オニスラをいつもの小鉢に盛ったり、と細々とした作業をしているうちに、ご飯は炊けます。このくらいの時間は待てる心の余裕は持っておきたい。

ご飯が炊けたら「すしのこ」登場。
今回は半合よりも気持ち多めのご飯を酢飯にします。すしのこは米一合に大さじ1、とのことなので、今回は小さじ2にしました。
酢飯ができたら、風味と食感のアクセントに、胡麻を加えて混ぜます。

それでは盛り付け。
酢飯を丼に盛り、海苔をちぎって散らします。
帆立、ネギトロを盛り、卵の黄身。黄身を落とすと途中で味変的にコクを増すことができますし、ちょっと豪華な見た目になります。
彩りに小葱を散らして。
最初は具をつまみ的にいただきながらオールフリーを飲み、その後本格的に丼を食らいます。

味噌汁は最初は面倒だったのでなしで済ますか迷いましたが、つくって正解。やっぱりあったかいものを身体に入れるとホッとします。

半額だらけの食卓、案外ゴーカに見えますね!
実際おいしかったです。まぐろたたき、たまにはアリだな、と。
丼の終盤は海苔で巻きつついただきました。海苔は三切のおにぎり海苔、味海苔ではないものを常備しています。

大満足の晩ごはん。

翌日の朝、半合弱残っているご飯、何でいただこうかな〜と考えながら。
お、いい案を思いついたので、安心して寝ます。
また別の記事で紹介できたら。

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